四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

常任委員会の視察で岡山、広島へ

2024年07月25日 | 京都府議会

25日㈭朝7時12分発の特急京都駅へ。京都府議会の政策建設環境常任委員会(宮下友紀子委員長)の管外視察岡山県、広島県を訪れた。

 岡山駅で新幹線を降りて、バスで倉敷市へ。昼食を倉敷美観地区で食べたので20年以上ぶりに美観地区に足を踏み入れた。外国人観光客は京都や東京に比べると少なく感じ、それほどごった返してはいなかった。

 最初の視察地倉敷市真備町。吉備真備ゆかりの地であるそうだが、記憶に新しい平成30年の7月豪雨で大きな被害を受けた地域だ。この時は綾部市でも3名の死者を含む甚大な被害が発生した。

 市内を流れる高梁川その支川である小田川の合流点の3キロほど上流で堤防決壊し、大きな被害があったため、合流点を下流に付け替えるという大規模な工事が令和元年から5年かけて行われていた。

国交省岡山河川事務所の所長や倉敷市の職員から現地でも説明を受けた。

 川の流れを変えるという大規模な工事があるのだと驚いた。美しい護岸が整備された新しい大きな川が完成していた。

 近くで今月完成した倉敷市の「まびふれあい公園」も見学した。公園の中心にある管理棟隈研吾氏の設計だそうだ。真備町の名産の竹が使われていた。

 

 次は広島県尾道市へ。尾道港にある広島県所有の倉庫を改装して「U2」という宿泊、レストラン、物販などを行う複合施設が官民連携で整備されている。

 ここには7年前の自民党府連青年局の幹事長時代に、党本部青年局の研修で訪れたことがあった。たしか、この時は党本部の予算がつかず、「有志研修」という形で行き、広島県連の皆さんに大変お世話になった。

2017年7月20日付blog「自民党青年局有志研修で広島県へ」

 当時はまだオープンして間がなかったが、今では尾道市の観光スポットとして定着しているようだった。サイクリングをする人が自転車も部屋の中に入れられる宿泊施設があり、75%ほどの稼働率で繁盛していた。

 こういうオシャレな空間でワインでも飲んで夕陽を眺めたいものだ。

 夜の宿泊は、隣りの福山市に泊まった。

 せっかく視察の受け入れをお世話になったのに「尾道市には泊まらないのか?」と議会事務局の職員に聞いたら、「探したんですが、議会の規定範囲内の宿泊費でこの人数で泊まれるホテルがなかった」とのこと。

 しまなみ海道の出発点でもあるので、尾道市も人気が出てきて、価格が高騰しているのだろうか。


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