四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

第7回あやべ寄席

2008年01月27日 | アート・文化

 ようやく、あやべ寄席当日。

 朝9時に保坂くんと出口くんに畳を取りに来てもらって、準備がスタートする。
 今年はチケットが売れ過ぎたこともあって、席をたくさんつくるために、パイプ椅子を社協や市民センターから運び込むという作業があった。
 今年はオリジナルのハッピも揃えて、グッと気分が出てきた。
Img_2402  出演者の方も来られて、舞台の設営も始まる。落語だけではなく、踊りもあったり、ピアノも出てきたり、毎年演目が微妙に変わるので、毎年舞台設営には三扇さんが頭を悩ませておられる。
Img_2391  今年はNHK朝ドラ「ちりとてちん」に徒然亭草原として出演中の桂吉弥さんにも出ていただいた。
 吉弥さん目当てで来られたお客さんも多かったが、落語家さんの中では一番後輩のため、マイクチェックや高座の最終確認などの下働きをしておられた。
Img_2393  13時から開場し、続々とお客さんが来られ、ほぼ300席が埋まった。
 桂三扇さん、桂吉弥さん、桂三象さん、露の都さんと落語家さんに登場していただいた。
 吉弥さんはさすがに人気があった。「ちりとてちん」というドラマの名前にもなっている落語をされたが、ドラマでは全部を披露されることはないので、皆さん、聞き入っておられた。
 三象さんは、「絶対おもしろい」と聞いていたが、たしかに会場を大爆笑させていた。
 都さんもベテランの風格があり、しっかり皆さんを笑わせていただいた。
 都さんは吉本興業では、さんま・紳助・小枝と同期で、女流落語家による「上方落語少女隊」の隊長として、小枝さんが実行委員長を務めた「彦八まつり」で、水着でサンバを踊ってくれと言われて実行したことなども披露された。
Img_2405 Img_2412_2 Img_2416_2 Img_2430 落語家さんの後は、聖マリア音楽院の子ども達の合唱だった。最近毎晩忙しくて会いに行くことができず、小源太とは久しぶりに出会った。舞台脇で「パパに声をかけていいのか、どうか…」悩ましげな表情をしていた。
Img_2436  「みんな~待ってたー、露の都さーん~、メチャメチャおもろい桂三象さーん、三扇さんは可愛い人よ、ちりとてちんから吉弥さん~、みんな楽しいあやべ寄席~…」とオリジナルあやべ寄席の歌も披露してくれ、露の都さんも喜んで舞台に出てきていただいていた。
Img_2441_2  お次は中野くんの津軽三味線。年々、演奏が上手くなっていると今年も言われていた。「津軽じょんがら節」では途中、拍手も起こっていた。
Img_2457  最後、桂三象さんが再登場し、演歌に合わせて踊っていただいた。これが一番大うけで、アンコールまで起こって、2曲踊っていただいた。
Img_2471  終了後は、片づけをして、出演者の方々も交えて25人ほどで打ち上げに行った。

 このイベントができているのは、三扇さんの献身的なご協力に負うところが大きい。出演者との間に入って、その調整を本当にお世話になっている。
 当日スタッフはアクトの力が大きい。今日も10数人が、椅子運びや受付、駐車場係、お茶子さんなど、頑張ってくれた。

 アクトで「第1回あやべ寄席」を主催した時の会長は保坂くんだった。今年から実行委員に復活してくれた。あの時、保坂くんが「綾部に定着して、ずっと継続できるような事業を始めたい」と言い、三扇さんの協力を得て、「あやべ寄席」が始まった。

 お客さんも年々増えている。リピーターも多い。高齢者だけの世帯、独居のお年寄りは社協を通して来ていただいているが、毎年楽しみにしていただいている方もあるようだ。

 「なくてはならないイベント」になりつつあるので、ぜひ、これからも「綾部に笑いを!」と続けていきたいと思っている。

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