四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

文化生活・教育常任委員会の一年間のまとめ

2024年05月22日 | 京都府議会

22日㈬今日は電車で京都へ。二条駅に着くと、多少涼しい良い気候だったので府議会まで歩くことにした。

 時々「府会議員は京都に住んでいるのか?」とおっしゃる方がある。京都に泊まる日はあるが通常は綾部から通っている。

 京都に行くのは自動車が3分の2、電車が3分の1くらいだろうか?

 夜に綾部で予定があって早く帰るには自動車が便利だが、車ばかりだと同じ風景で眠たくなる時もあるし、利用促進のために極力、鉄道も使うようにしている。

 府議会に行く時、たいていは二条駅で降り、地下鉄を乗り継ぐか、歩くか、タクシーを使うか。地下鉄でも結局は丸太町駅から10分弱歩く必要がある。

 二条駅から府庁までは歩くと30分ほどで、歩数なら4000歩くらいだろうか?ちょっとした運動だと思って、時間や天候が許せば歩くようにもしている。これからの季節は汗をかきすぎるので、歩きづらくなる。

 府庁の南側の釜座通には大きな木が植えられており、秋には紅葉するし、今の季節は緑が美しい。

 

 12時半から議員団会議。13時半から文化生活・教育常任委員会に出席した。今日は一年間のまとめの委員会で、一年を通して感じたことをそれぞれの委員が発言した。

 私は…

管外視察で訪れた「ウポポイ」で初めて詳しく知ったアイヌ民族の生活や歴史のこと

北海道は開拓者精神にあふれ、先駆的な取り組みをする学校や機関があった。

京都府にも府立清明高校があり、初めて訪れて感銘を受けた。全ての府立学校をこういう学校にするべきだ。

教員の働き方改革に関しては教員数を増やすことよりも教員が負担に感じている仕事(保護者とのトラブルや地域対応など)を代わりに担う職員(教員免許を持っていなくても良い)を入れたらどうか?一定規模以上の学校では教頭先生をサポートする職員を増やすのが良いのではないか?

人事異動は年度末に内示するのではなく、半年前に内示して、次の年の準備や引き継ぎの段取りを早めにできる方が良くないだろうか?

公立高校と私立高校は以前は学費の差があったが、「あんしん修学支援制度」などによって、今はほとんどなくなった。そのため「学費が安く、施設が貧弱」な「公立」と「学費が高い分、施設が整備」されている「私立」を比較すると「公立の施設の貧弱さ」が目立つようになった。特に体育館の空調設置などは大きな差があるため、計画的に通常とは別の予算を組んで進めていってほしい。

◎昔は「私立」が滑り止めで「公立」が本命ということだったが、近年は「私立」に不合格で「公立」に合格したケースも出ており、逆になってきている。そのため、「公立」の受験制度を早く変更し、私学と同時期に公立も受験を実施し、前期・中期・後期の制度やめ、前期で全定数を募集するのが良い。「私立」も「公立」の前期にも不合格の子は後期で拾う制度にしたらどうかと提案する。

中学校の卒業式までには公立も合格発表を行い、進路が決まった状態で卒業式を迎えさせてあげてほしい。

◎iPadの性能が良いのは理解するが、GAFAに負けて自ら価格が決められなくなっている今の日本。今後、GAFAをひっくり返して日本が経済成長するためにGIGAスクール構想が打ち出されている。アップル社に上納するのではなく、タブレットをiPadに限定しないICT教育をお願いしたい。

…ということを述べた。

 

 帰りも電車で帰ってきた。途中、小動物を轢いたとのことで、8分ほど遅れて綾部駅に到着した。

 夕方、事務所に戻って、書類整理、メールや手紙、ブログ書きなど。

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