四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

山陰新幹線と山陰本線の整備促進

2024年06月05日 | 議員活動

日㈬午後宮津市ミップルにて、山陰新幹線京都府北部ルート誘致・鉄道高速化整備促進同盟会(会長:城﨑雅文宮津市長)総会に出席した。

 京都府議会からは中島武文府議(宮津市・与謝郡)、森口亨府議(京丹後市)と私の3人が出席した。福知山市は市長選の最中で欠席、舞鶴市のお二人も欠席だった。

 総会自体はそもそも30分しか時間が取られておらず、シャンシャンで何の意見も質問もなかったのだが、昨年に続き、私は今年度の事業計画案について要望と意見を述べた。

2023年7月12日付blog「農工業プロジェクト、山陰新幹線誘致と在来線強化」

 この会では以前は北陸新幹線舞鶴ルートの推進活動を行っておりその夢が破れた際に「解散しようか」という声も上がったが、当時の舞鶴市長の強い思いもあって、名称を「山陰新幹線誘致」に変えて継続することになった。

 その際に私は「山陰新幹線だけでなく、山陰本線や舞鶴線、福知山線等の在来線の複線化・高速化の推進も活動に入れるべきだ」と主張し、もう一つの柱「山陰本線(舞鶴線、福知山線を含む)等の在来線の複線化推進」となった。

 そのため、年に1回はJR西日本の本社を訪ねて、「複線化はもちろんのこと、コロナで減ったダイヤの復旧や今後の増便についても要望活動をするべきではないか」と提案した。

 事務局から「丹鉄の要望と一緒に要望する機会はあるので…」という回答があった「それとは別にこの会でやるべきだ。我々も手弁当で行く」とさらに意見を述べた。

 城﨑会長からは「日程調整も含めて検討します」と回答いただいた。

 北陸新幹線のルートでも「JR西日本の社長の言うことには逆らえない」と国会議員でも言われる程の決定権がJR西日本にあるようなので、山陰新幹線のことでも早めにJR西日本に通っておいた方が良いという意見も述べた。

 さらに北陸新幹線の敦賀以西の小浜ルートに関して、「将来の山陰新幹線にプラスになると言う人があるが、私はそうは思っていない」ということも述べた。

 「プラスになる」と思われるのならそれでも良いが、その場合「受益」に応じた負担を求められることになるので、実際の工事に入ると「自らの自治体に投じられている京都府の予算を減らされることになるかもしれませんよ」と指摘した。

 北陸新幹線の小浜ルートについては、昨日の京都新聞に「京都駅の地下駅建設は撤回の可能性もある」との記事が出ており、美山町区間も含めて、難しい問題が多いと思っている。

 まさに「大河を薄氷を踏んで渡るような話」であり、進んでもどこかで落ちてしまうだろう。早めに安全策を取るのが賢明だと感じる。

 

 この会では他に誰も発言されないので、綾部市議会から参加していた種清喜之議長に「せっかく来とるんやから、何か言わなアカンやろ」と言っておいた。


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