11日㈪、3.11。13年前に起きた東日本大震災での多くの犠牲に、心からのご冥福をお祈りいたします。大震災と津波、その後の原発事故による「故郷の破壊」は他人事ではなく、私たちの地域でも憂慮すべき課題です。
午前中は蒲田正樹さんの「ことばの泉・ねじ文庫」(若松町、綾部市役所そば)を訪問。3月9日から16日まで開催されている「ほんとのおつきあい展〈あやべあんな人こんな本!〉」を見学に行った。
綾部市社会福祉協議会の元会長である福山保孝さんもいらっしゃったので、三人で本を見ながらいろいろとお話した。書架に並んでいた「サルタヒコの謎を解く」(藤井耕一郎、河出書房新社、2015年)が気になったのでいただいた。
私が紹介した本は「日本人が知っておくべき この国根幹の重大な歴史」(加治将一、出口汪共著、発行:㈱ヒカルランド、2015年4月30日)。
《本の紹介文》
インターネットを使い始めたのは25年ほど前で、「ホームページビルダー」というソフトを使って日記を書き、わずかにある反応を楽しんでいた。当時、「teacup」という無料のレンタル掲示板サービスがあって、それをホームページに設置するとさらに知らない人からの書き込みがあり嬉しかった。
ある日、ニューヨーク在住だという日本人から「綾部は大切な場所ですから、しっかり守ってください」と書き込みされた。学生の頃から綾部の歴史に興味を持ち、自分なりには何となく理解していたが、異国からの書き込みにギョッとした。なんで綾部のことを知ってるんだ?と。
この本は、第1章「日本開国の裏には驚愕の事実があった」で始まり、第4章「大本弾圧と昭和の闇を暴く」で締めくくられる。私がこれまでに調べたことや様々な方から伝えられた情報が網羅されていた。なんでこれが本になっているんだ?と久しぶりにギョッとした。
《紹介本》をご覧に、ぜひ、お訪ねください!
午後は「げんたろう新聞」第159号の原稿書き。今回は最近、取り組んでいる「児童相談所」の問題について、課題認識を書こうと思っている。
夜は綾部モラロジー事務所(鎌田昌司代表)主催の第27回「道経一体経営セミナー」に出席し、来賓として挨拶させていただいた。
講師はモラロジー道徳教育財団のコンテンツ開発局長で出版部長の富田裕之さんで「飛翔の未来、永続の価値~今一度原点に返る経営~」と題してお話された。
終了後は打ち上げの席にもお招きいただき、そちらでも乾杯の発声を行った。