29日㈪、今回の東京の旅は末っ子の温二郎と二人だった。温二郎と二人で旅するのは全く初めてのこと。温二郎の行きたいところへ連れて行ったり、こちらの予定に付き合わせたりして、二泊三日を過ごした。
小源太が東京で住まいの準備をする時、妻と娘の涼子だけが上京し、野球部の公式戦が重なった温二郎は綾部で留守番だった。※2023.3.28のブログ「春は別れの季節」
6月1日から中3の涼子が修学旅行で東京に行くこともあり、月曜日が先週の土曜参観の代休になる温二郎は「自分も絶対に東京でお兄ちゃんに会いに行く」と言い張った。
甘えん坊の温二郎が母親と離れて東京に行けるのか?と疑問だったが、事前に切符を買ったり、お兄ちゃんから「来るんか?」と連絡してもらうと喜んで、行く気満々になっていた。
最初の二日間は大人の予定に付き合わせたりしたので、最終日は温二郎の行きたいところ、喜びそうなところを回った。
いつもはあまり話をしてくれないが、さすがに二人きりで東京旅行をすると「学校のこと」「野球のこと」「行きたいところ」「食べたいもの」「買いたいもの」など話してくれた。
久しぶりにお兄ちゃんとも出会って一緒にご飯も食べられたし、大人の会に加わるという体験もしたし、少し成長した三日間だったと思う。
僕にとっても、二人きりでの旅行はもうこの先ないかもしれないし、人生の思い出になった。
小源太の部屋もチェックし、掃除道具、虫よけ、スリッパ、薬、タオル、冷凍食品、紙皿、割りばし、体温計など、生活に足りなさそうなものを買い揃えることもできた。
最後は東京駅でお土産を買い、新幹線と特急を乗り継いで、19時前に綾部に戻ってきた。