四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

北陸新幹線について、常任委員会で質問

2024年06月25日 | 京都府議会

25日㈫朝から京都へ。12時半から議員団会議、13時半から政策環境建設常任委員会(三日目)に出席し、建設交通部の所管事項の質問を行った。

 今日は2点、質問した。

 1つは「北陸新幹線」の敦賀以西問題について。

 現行の小浜京都ルートは、「芦生の森」や「かやぶきの里」、そして由良川の源流がある美山町の自然環境問題や京都市の地下水問題、残土処理、難工事などの理由で、多くの反対が予想され、「実現は難しい」と当初から考えている。

 小浜京都ルートに決まった時は舞鶴ルートが落選して落胆していたところ、我々と同じく舞鶴ルートの推進者であった西田昌司参議院議員から「小浜京都ルートなら、京都府の負担はゼロ」だと言われて、「京都府が負担ゼロなら京都府は関係ないんで国の責任で進めたらいいけど、たぶん反対に遭って頓挫するだろう。お手並み拝見」と高みの見物を決め込んだ覚えがある。

 案の定、南丹市美山町では住民の反対に遭って、いまだ調査は終わらず、何の発表もないまま7年ほどが過ぎた。

 「京都府の負担ゼロ」という話もいつの間にか、消えてしまったようにも言われている。

 新聞報道では与党PTが「来年度の着工」を求めているとあるが、もしそうなったら京都府のお金の負担はいつから始まり、いつまでになるのか?と委員会で建設交通部に問うと「工事期間ずっと」という回答だったので「早ければ来年度から15年ほどにわたって4000億円近い金額が京都府の負担額になるということか?」と聞いたら、「今のスキームのままで請求されたらそうなる」という答弁だった。

 7年前の大雑把な見積もりで2兆1千億なんだったら、今は資材や人件費の高騰で何倍にも跳ね上がっていることだろう。

 京都府の負担金額をハッキリさせないままに「来年度着工」と言っている与党PTには腹立たしさを覚えている。

 

 2点目の質問「無人駅の駅再生プロジェクト」について。7年ほど前山家駅もこの事業で駅前がリニューアルされたが、今後も引き続き、京都府が支援するつもりはあるのか?と問うと、「現在も宮津駅等で事業を実施しており、地元自治体から要望があれば対応する」という答弁があった。

 山家駅を起点とする綾部市東部の活性化事業が動き出しつつあるので、京都府を絡めることも考えていきたい。

 

 公舎会。北部府議と知事、副知事、正副議長らの懇談を行った。

 役員改選があり、2度目の公舎会の「村長」に就任することになった。公舎会ではなぜか、「会長」ではなく「村長」と呼ぶことになっている。補佐役は「助役」といい、そちらは舞鶴市選出の小原舞府議が就任された。

 二次会に連れて行ってもらったお店霊媒師の方がおられて、声が出なくなった原因を観てもらったら「コロナワクチンです。3回打ったでしょう?」と言われた。

 たしかに3回打ったが、3回打った人は一番多いのではないだろうか?

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