ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

浅草寺におでかけ

2009年09月17日 | カンボジアの外で感じたこと



東京の観光地、浅草寺に行きました。

↓浅草寺の参道の前にある交番。警察官に道を聞けちゃう日本はすごい。


↓「雷門」の下には松下電工とい看板があって、なんかへんなかんじ。



↓参道にはたーくさんお土産物屋さんが。




みゃんのお店もあって、手巻き猫がたくさん!!
みゃんの携帯のストラップをしっかり買って幸せなのであった。
でも、喜びすぎて写真とるの忘れたー


↓参道を歩いていくと、また大きな門がでてくる



外国人も日本人も、たくさんの人が参道を歩いて観光中。

↓参道の横にも、なにやら気になる建築物が。



↓浅草寺に入るには、御線香がたかれているところで身を清めるといいらしい?



浅草寺そのものは、ごーじゃす。

中国語・韓国語にあわせてタイ語でも「写真撮影禁止」って書いてあってびっくり。

国際化が進む日本なのであった・・・・・






亀戸天神

2009年09月16日 | カンボジアで感じたこと



今回休暇は、東京にも滞在。

滞在したのは、亀戸という、都会なんだけれど下町の雰囲気もあって、なかなかいいかんじの町。

天神さんが有名だということなので、訪問してみました。

↓亀戸天神



↓藤棚が有名だそうなのだけれど、訪問時はシーズンでなくって残念。





亀戸天神は、大宰府と同じで藤原道真をまつっているらしく、試験合格とかを希望する御札がたーくさん。



小雨でちょっと残念だったけれど、都会の中にあるとても美しい神社を訪問できて、うれしかったかも。

でも、神様にお願いする前に、自分で努力しないと・・・・
そうすれば、人事を尽くして天命を待つなんだよなあ。






港町神戸

2009年09月15日 | カンボジアの外で感じたこと


休暇中、風邪をひいてしまってずっと家でこもってたのだけれど、ちょっとよくなったのでカンボジアで一緒だったお友達と飲みにおでかけ。


久しぶり神戸ハーバーランドへ!

学生時代はしょっちゅう行ってたのだけれど、今回は10年ぶりくらいかも?





地震でかなりこわれちゃったのだけれど、10年以上たったいまはもうその面影もなく・・・・


↓左側のマンション、新しくできたらしい。超おしゃれ。



↓神戸オリエンタルホテルと遊覧船



神戸に戻ると、海と山があって、こういう生活もいいなあーと思ってしまうのであった。





一生懸命って素敵なこと

2009年09月14日 | 女性の自立
たまたま手に取った本、「一生懸命って素敵なこと」ってタイトル。著者は、林文子さん。とっても素敵な普通の女性が頑張った人生について、ご自分の哲学について書かれている本。

女性であることを全面的にプラスにとらえて、きめ細かいサービスの提供や、部下の育て方について書かれている。プライベートについてほとんどまったく書かれていないのが気になるけれど、日本のビジネスウーマンとしてはそういったアプローチが普通なのかな。

人間として女性の方がオープンである。男性と比較すると、社会的に背負っているものが少ない。


なーんて、うーん、YESとはいいにくいけれど、事実なんだよなあ。

丁寧に、お客さんの気持ちを大事にしながら自分のキャリアをつくり、管理職になっては部下をいかに育てるかを考える。かっこいいなあと思ってしまう。ご本人は、「女性の指導者モデルがいなかった」っていう点をよーく理解していて、今後ご自身がいいモデルになりたいって気合がはいっているのも伝わってくる。

こういう女性、カンボジアでも育ってほしいなあ。

本があると幸せ・・・

2009年09月13日 | カンボジアの外で感じたこと
読めないほど本を買ってしまうわたし。

病気だ・・・・



今日買った本。

「毎日、恋のはしご」水上洋子
「友情」武者小路実篤
「満足できない女たち アラフォーは何を求めているのか」 田中亜紀子
「イザというときの労働基準法 トラブル発生!そのときあなたは・会社はどうする?」布施直春
「一生懸命って素敵なこと」林文子
「少女たちの精神科病棟」長岡和
「ひとりでも生きられる」瀬戸内寂聴
「白洲次郎 占領を背負った男」 北康利


プラス、バンコクで買った「Speaking of myself」シェリー・ブレア(イギリスのブレア元首相夫人の自伝)もあって、うーん、読み切れるかな?
 

プノンペンに戻ると、なかなか落ち着いて読書できないから、今のうちに読んでおかないと・・・



モニタリングと評価の研修

2009年09月12日 | カンボジアで感じたこと

カンボジアの女性省で、2日間のモニタリングと評価の研修会。

講師を頼まれたのはいいけれど、うーん、クメール語での研修はまだ自信ないんだなあ。
自分で話すよりも、通訳してる方がよっぽど簡単。
通訳は、まあ、機械になればいいだけだし。


ともかく、頼まれたらなんでもやっちゃうのが基本のわたし。
「クメール語からクメール語への通訳」を同僚がやってくれるというので、ま、とりあえず安心・・・


↓研修開会式の様子。真ん中は長官



女性省はこれから5カ年戦略計画を実施。

進捗状況がどうか、きっちりモニタリングするのは大切なのだ。

でもなあ、モニタリングってなに??ってかんじなので、基礎の基礎から話さないといけない。

自分が毎月・半年ごとにやってる仕事のモニタリングの様子を紹介したり、これまで省庁が出してるモニタリングの報告書を紹介したり、座学よりも「これでどうだ!!」的な研修。



↓研修の様子



↓真面目に聞いてる参加者



職員を対象とした研修なんてなかなか機会がないから、局長クラスも多数参加。

みんな、まじめ!!
質問もどんどん出るし、副長官からは「わたしもぜひ・・」って追加でいろんな説明もしてくれちゃうし。


↓グループワークで、モニタリング指標について協議。


指標という単語は、ほんとに理解がむつかしい様子。

実際にモニタリングする段階で、再度資料やデータとにらめっこしないと実感わかないかもなあ・・




50名以上の参加者があって、勉強になったーって盛況だった研修。

クメール語での講義、まだまだ自信ないけれど、研修のおかげでお友達がまた増えてうれしいかも。









25円で時間が買えちゃう?

2009年09月11日 | カンボジアで感じたこと


ネアックルアンは、メコン川をフェリーで渡らなきゃいけない場所。



プノンペンからベトナムに行く途中なのだけれど、渋滞すると3-4時間待つのも当たり前。





ふつううは車に乗ったまま移動。たくさんの物売りさんたちが、雑誌とかお菓子とか販売してる。

↓安全管理大丈夫かなあ・・・





このフェリー、乗船料を払う時、30円くらい上乗せしないとチケットを販売してくれない。
だから、公費で渡る時、困るんだよなあ。
なんせ、汚職で支払ってる分には領収書でないから。

NGOだと、「チケットにはXX円と書いてあるけれど、実際にはXX円支払った」という説明書をつけて会計処理をしたりするらしい。
みなさん、どうやってるんだろう。

乗船料の正規料金あげればいいのに・・・・・いや、そういう問題じゃないらしいけど。


↓お菓子売りの女性




で、さらに困るのは、乗船の順番もおカネ次第って点。

交通整理している警察官に小金をにぎらせないと、乗船する順番がどんどん後回しになるのだ・・・・

今回は、「次はうちの番!」ってはずだったのに、ぴしって止められちゃって。
同乗者が、5000リエル(125円くらい)を運転手に手渡すと(カンボジア人の間では無言でこういう作業がなされる)、運転手が「1000リエルで十分」とクールに一言。
わたしが1000リエル渡すと、運転手が警察官を呼んで1000リエル札を手渡し。
すると、さっと通してくれるんだなあ。


↓警察。25円札はポケットの中に消えたのであった・・・




ま、25円で時間が買えると思えば、仕方ないか。


でも、ちゃんと国庫にいれてよー!!ってむっとしたのであった。


カネをどこから借りるか?

2009年09月10日 | 女性の自立


あまり嫌いなものはないのだけれど、カンボジアの銀行はだーい嫌いな私。


預ける分には金利7-9%(年)とかでいいのだけど、借りるのも金利がひどく高くって3-5%(月)なのだ。
つまり、10000円借りると、1年後に返す時には返済額が16000円くらいになってるという仕組み。
それって、めっちゃ高利貸しじゃん。

女性が起業するにあたっては、この高利貸しの壁にがつーんとぶつかって、お金を借りれない!!っていう課題がある。

見学していた「女性起業を支援する研修」でも、お金についてはひとつの重要トピック。
「女性起業家が直面する課題」の最初の研修内容は、「お金を借りることについて」なのだ。

ロールプレイで、1400ドル[13万円程度]で起業したある女性の抱える問題について紹介されました。


↓お金は、クリップで表現。手に乗ってるクリップ分借りてる



彼女は小売業を開始するために必要だった資本金1400ドルのうち、800ドルは自己資金、300ドルは友人から借り、300ドルは銀行から借りたという設定。


彼女のもとには、病気の子供を抱える妹が「お金貸して、おねえちゃん」とやってきたり、友達が「そろそろお金返してくれない?」って取り立てに来たり、村長さんが、「村に道を作るので寄付してください」って次々とやってくる。


↓村長さんが強制的な寄付について話す様子


「こまったなあ・・・・でもまあ、待ってもらうか」って人情に訴えようとするこの女性起業家。

そこに、銀行からの取り立て人がやってきちゃう!!


↓銀行の取り立て


ちなみに、プラサックという、本当に存在するマイクロクレジットの銀行員という設定。この銀行、農村で相当ひどい取り立てをやってるらしく、敵がおおいのだ。

銀行員のセリフは、ほんとにこんなかんじなんだ!!ってみんながうなずくんだけど、こわいよおー。
「もう2年返済おくれてますよ・・・払えなければ家にある財産差し押さえますよ!!」


農村地域では、1万円とか2万円とか少額を銀行から借りて、返済ができずにさらに高利貸しから借りたり、夜逃げしたりするケースが相次いでいるらしい。この2-3年間くらいで、銀行があっという間に農村地域に進出して、わけもわからず少額のお金を借りて、農民が悲惨な目に合っているそう。

研修では、ロールプレイを見た参加者が、「同じような問題に、男性も直面する?」ってところから議論。

もちろん、女性の方がいろいろ問題には直面するし、「はずかしい」とか「取り立てがこわい」とか、男性よりも女性の方が弱い立場に置かれている事実を考えさせられる実情はある・・・・・のだけれど・・・・

このマイクロクレジット、カンボジアの農村をめちゃくちゃにしていくのではないかという危機感、もっと多くの人に持ってほしいなあ。
すでに、農村では多くの人が、借金取り立てで苦しんでいる実情って、あまり知られてないものなあ。

アクレダ銀行のあの素晴らしいビルは、農村のこういう苦しい人たちの生活を土台にして成り立っているのだ!!
だから、やっぱり銀行はなあ・・・・・・







クメール人って、ほんとにまじめ・・・

2009年09月09日 | カンボジアの生活

会議やワークショップで、クメール人が一生懸命メモをとってるのは普通の光景。

それにしても、とある女性がとっていた↑このノートには感激。



大学で教えてて、なにがびっくりって、テキストもノートも文具すら持ってこない学生がいるんだよなあ・・・・・
何しに来たんだ??ってかんじなのだけれど。

学んだこと、ちゃんと復習して、実践に役立ててほしいなあ。






10時間蒸したお菓子・・・・・

2009年09月08日 | カンボジアの生活

出張でベトナム国境の町スバイリエンまで行ったので、朝食を食べに市場へとお散歩。

日曜の朝7時だったので、やっぱり静か。


うろうろして、朝ごはんを食べて、プノンペンで待ってる同僚やお手伝いさんたちにお土産を買おうと思って市場を散策。



すると、ちょっとにぎわっている屋台を発見。

↓ノムバンチョップってう、米の麺にスープをぶっかけたものを売ってる屋台。



米の麺にぶっかけるスープは、この店は黄色。
なかなかおいしそうで、おじさんたちがたくさん座っておいしそうに食べておしゃべり中。



楽しそうーって思ってふと立ち止まると、「食べてかない?」って客からさそわれちゃう。
カンボジア人って、ほんとに気軽なんだよなあ・・・・


で、ふと見ると、この店は、ノムバンチョップだけでなく、もち米に豚肉をつつんだお菓子ともち米んにバナナをつつんだおかしも販売。



「これは何、値段はいくら、どのくらい時間がかかってつくったの」などなど聞いてると、おじさんがふらっとやってきて、「バナナの全部ちょうだい」



バナナのは50円くらい、豚肉のは250円くらい・・・・・

あーれー、やられたと思いつつ、豚肉のを5つも購入。
プノンペンで待ってるみんなのおみやげにするんだ!


で、味見に食べてみると、かなりいい味。

お店のオーナー、10時間もかけてこれを蒸したらしい。
根気いるなあ・・・・

毎日20個しか販売してないそう。それ以上だと売れ残っちゃう可能性があるんだって。

でも、今日はあっという間に売り切れ。

おいしかったから、また行くことがあったらぜひ寄ろうっと!!