ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

25円で時間が買えちゃう?

2009年09月11日 | カンボジアで感じたこと


ネアックルアンは、メコン川をフェリーで渡らなきゃいけない場所。



プノンペンからベトナムに行く途中なのだけれど、渋滞すると3-4時間待つのも当たり前。





ふつううは車に乗ったまま移動。たくさんの物売りさんたちが、雑誌とかお菓子とか販売してる。

↓安全管理大丈夫かなあ・・・





このフェリー、乗船料を払う時、30円くらい上乗せしないとチケットを販売してくれない。
だから、公費で渡る時、困るんだよなあ。
なんせ、汚職で支払ってる分には領収書でないから。

NGOだと、「チケットにはXX円と書いてあるけれど、実際にはXX円支払った」という説明書をつけて会計処理をしたりするらしい。
みなさん、どうやってるんだろう。

乗船料の正規料金あげればいいのに・・・・・いや、そういう問題じゃないらしいけど。


↓お菓子売りの女性




で、さらに困るのは、乗船の順番もおカネ次第って点。

交通整理している警察官に小金をにぎらせないと、乗船する順番がどんどん後回しになるのだ・・・・

今回は、「次はうちの番!」ってはずだったのに、ぴしって止められちゃって。
同乗者が、5000リエル(125円くらい)を運転手に手渡すと(カンボジア人の間では無言でこういう作業がなされる)、運転手が「1000リエルで十分」とクールに一言。
わたしが1000リエル渡すと、運転手が警察官を呼んで1000リエル札を手渡し。
すると、さっと通してくれるんだなあ。


↓警察。25円札はポケットの中に消えたのであった・・・




ま、25円で時間が買えると思えば、仕方ないか。


でも、ちゃんと国庫にいれてよー!!ってむっとしたのであった。