国際労働機関(ILO)が実施する、女性の起業家のための研修を視察しました。
対象は、国際山形ボランティアセンター(IVY)の職員と、IVYが支援する女性組合の指導者たち。
商品を受注して出荷する時のコツを学ぶための研修では、依頼を受けたネックレスと同じ企画のネックレスを生産して出荷するという課題。
実践して学んでもらおうという作業。
↓モデルになるネックレス
グループに分かれて、各チームこのモデルと同じネックレスを20分以内で作らないといけない。
石の色とか、石の種類とか、モデルをしっかりと観察して、同規格のものを作成。
↓必死でモデルを研究。
時間制限内でたくさん生産することは無理だったけれど、それぞれのチームでとりあえずひとつのネックレスを完成。
仲介人が、受注したネックレスの完成度をチェック。
↓厳しいコメントをする仲介人
規格とぜんぜん違ってるしー。色もあってなかったり。
ネックレスに使う紐も、一本じゃすぐきれちゃうから、何本かにしないといけないのに、そんなことやってるチームはなし。
この研修のポイントは、「わからなかったら聞く」という点。
でも、カンボジア人は聞かないのだ・・・・・・。
そう、自分で思うようにやっちゃって、仲介人に買ってもられないものしか生産できないって結果。
ここから、ビジネスについて学んでもらおうという研修。
うーん。カンボジア人だけじゃなくって、若い日本人もそういう傾向あるよなあ。