人類学のススメ

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ニホンザルの本26.箱根山のサル

2011年02月07日 | M3.霊長類の本:ニホンザル[Japanese M

Fukuda_1992

箱根山のサル
価格:¥ 2,345(税込)
発売日:1992-12

 この本は、霊長類学者・福田史夫さんが、神奈川県箱根山のニホンザルについて書いたものです。1992年に、晶文社から出版されました。

 本書の内容は、以下のように全8章からなります。

  1. 箱根山のサル
  2. オスザルの生活
  3. メスザルの生活
  4. 「群れ」とは何か
  5. 群れの誕生
  6. なぜサルは群れるのか
  7. 社会を動かすのは食物
  8. サルはどうやって分布域を広げるか

 本書は、年間約200日をニホンザルと過ごした、約16年のフィールドワークに基づいて書かれています。その他、付録1.サル・ウォッチングと付録2.日本各地のサルたちもあり、大変、参考になります。

 また、著者の福田史夫さんは、ホームページ「福田史夫の世界」があり、こちらも大変参考になります。

リンク:ホームページ「福田史夫の世界」


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