人類学のススメ

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アーロン・エルキンズの本7.楽園の骨

2013年10月04日 | H4.世界の人類学者[Anthropologist of

Elkins1997

楽園の骨 (ミステリアス・プレス文庫)
価格:¥ 735(税込)
発売日:1997-12

 アーロン・エルキンズ(Aaron ELKINS)は、1935年にアメリカで生まれ、ハンター・カレッジ、ウィスコンシン大学、アリゾナ大学、カリフォルニア州立大学、カリフォルニア大学で教育を受けました。やがて、人類学者のギデオン・オリヴァー(Gideon OLIVER)を主人公として、次々と小説を発表します。この『楽園の骨(Twenty Blue Devils)』は、1997年に発表されたもので、1997年に青木久恵さんによる翻訳で、ミステリアス・プレスのハヤカワ文庫として、早川書房から出版されました。このシリーズは、京都大学名誉教授の人類学者、片山一道先生も絶賛しているものです。

 本書の帯には、以下のように書かれています。

「親戚の死因を調べてほしい・・・FBI捜査官ジョン・ロウの依頼でギデオンはタヒチへ飛んだ。ジョンの伯父が経営するコーヒー農園では最近不穏な出来事が続いており、今度は娘婿が不審な死を遂げたのだ。彼の死と一連の事件には何か関係が? やがて、平穏に見えた農園の秘密が明らかに・・・陽光輝く南の島でスケルトン探偵が鮮やかな推理を見せるシリーズ第八弾。」

 本シリーズは、人類学者がどのように骨から情報を引き出すかが参考になります。


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