徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

江戸時代の教育事情

2007年02月28日 09時36分16秒 | 江戸時代とは・・・・・

江戸時代の教育といえば、一部の武士の子弟を除けば、ほとんどは寺子屋で学んでいました。
寺子屋では、読み・書き・そろばんが基本ですが、一番の目的は、この理不尽な世間を生き抜く”知恵”を学ぶことであったそうです。

生きる知恵は実践でしか身につかないので、”しつけ”については特に厳しかったようです。
よって寺子屋に入った子供が一番に恐れていたのは「破門」だったといわれています。

「破門」されると困るのは親なので、先生のところに頭を下げて謝りにいくのは、親で、その親が必死になって先生に頭を下げている姿を子供が目のあたりにして、子供は、いわば理不尽な謝罪に耐えている親の態度を見て、子供も何かを学ぶのです。
つまり、責任感とか忍耐力を養うのです。

  
    今日の絵は”淡路・黒岩水仙峡” F8号

子供は、生まれた瞬間から、生みの親とは別に何人もの親がいたのです。
産婆、乳親、拾い親、前髪親、帯親、杯親・・・・など、人生の節目節目に後見してくれる仮親がいて、生涯にわたって絆が結ばれるのです。

子供達は、幾重もの大人たちの暖かく、頼もしいセーフテイネットが張られていたので、一人で悩んで自殺するようなこともなかったのではないでしょうか。
国家百年の計ならば、立派な大人を教育することから始めなければならないのでは・・・・・。


”慢性睡眠不足症候群”

2007年02月27日 09時04分33秒 | 独り言・社会・ニュース

雑誌「JAF Mate」3月号に”じょうずに眠っていますか?”という記事が載っていました。
それによると、2005年の「NHK国民生活時間調査」で日本人の平均睡眠時間は、平日7時間22分、土曜7時間47分、日曜8時間14分となっています。
この時間は、欧米に比べて睡眠時間が短いのだそうです。

「日本人は勤勉が売り物で、眠る=怠けるというイメージがあり、夜型社会の進行でますます夜の睡眠が犠牲になっている。日本人は”慢性睡眠不足症候群”です」と語るのは大学病院睡眠医療センターの塩見教授です。

 
   今日の絵は、”大阪城の梅” F8号

平素は、特に健康であればあるほど、睡眠時間にはあまりとらわれ難い傾向にあります。 が睡眠は、その健康であるためにも重要な要素なのです。

睡眠の世界は、かって謎に包まれた世界でしたが、近年、様々のことが明らかにされてきています。
睡眠の役割は、大脳を育て、守ると同時に身体の回復には欠かせないものです。
良い睡眠をとらないと、作業効率や質の低下を招き、心や身体の病気を引き起こしやすくなるほか、怒りっぽくなったり、特に子供は、イライラしたりキレやすくなったりといった悪影響があるそうです。

「良質な睡眠が良質なパフーマンスを生む」の言葉どおり、快適で安全、そして充実した毎日には、質・量ともに良い眠りが不可欠なのです。
質の良い睡眠とは、規則正しい睡眠のリズムをつくることにあるようです。
寝る時間より起きる時間を一定にして、朝の光を浴びることが大切だとか。


”関西”だけの???-6-

2007年02月26日 11時54分14秒 | 独り言・社会・ニュース

昨日も負けました。
たかがオープン戦、されどオープン戦。
TVの実況放送は、途中で切れましたが、後は見ないほうが良かったようです。

  地元に凱旋した藤川

気を取り直して・・・・
正月に仙台から親戚が来ましたが、丸餅を見て珍しいと言って”お土産”として持って帰りました。
丸い餅が正統だとする西日本に対して、鏡餅は丸いが、食べる餅は四角餅でないと正月気分が出ないと主張する東日本さてどちらが正統派なのでしょうか?

餅のルーツや正月に食べる意味を考えると、ズバリ、丸餅が本家といえます。
年の初めに餅を食べるしきたりは、神に供えた餅を食べることで生命力を授かり、1年の豊穣を祈ることから始まったとされています。
正月にあげるお年玉も「たま」だし、鏡餅の鏡も丸いことからも丸餅が正統派といえます。

  
   イタリアのとっておきの写真ー3- カプリ島の太陽

では、どこからが丸でどこからが四角なのでしょうか?
この境目は、戦国時代、東西両陣営が激突した天下分け目の「関ヶ原」あたりだそうです。
丸餅と角餅の分布を調べた調査によると岐阜と滋賀の境、つまり関ヶ原あたりで、この地域では、丸餅と角餅を食べる家庭が入り乱れているそうです。

中部から関東以北では、雑煮にも汁粉にも四角い餅を入れるが、これは武家文化の影響があるといわれています。
もともとは、これらの地域でも、丸餅を食べていたのですが、やがて戦に出る際、持ち運びやすいように、餅を四角に切るようになったと言われています。

ちなみに、東日本の雑煮は、味噌ではなくすまし汁が主流ですが、これも正月早々に「ミソ」をつけることを、武士が嫌がったためだとか。


オープン戦初戦は、黒星・・・・

2007年02月25日 08時44分54秒 | 野球・タイガース

オープン戦の勝敗は二の次で内容が問題といわれていますが、その内容も昨日のタイガースは、いまいちでした。
先発の能見は、まずまずのようでしたが、杉山は、まだまだのようです。

打線も湿ったままでチグハグした。
9安打した割には、得点はエラーによる1点のみ。

浜中の力強いスイング藤本の気持ちよい振りが目だった程度で、全体的に元気がないようです。

   浜中の力強いスイング

まだ始まったばかりで、特にオープン戦の勝敗は、ペナントレースには関係がありません。
ペナントで優勝したチームは、必ずしもオープン戦で首位とはなっていません。
ほとんどの優勝チームは、オープン戦では、3位~5,6位ぐらいでした。
どうも、言い訳のようになりましたが、昨日の一試合だけで、云々するのは早計のようです。
今年の”愚痴はじめ”となってしまいました。 


今日からオープン戦・・・・

2007年02月24日 13時57分05秒 | 野球・タイガース

セ・リーグの開幕3月30日に向けて、各球団の調整具合を占うオープン戦が今日から始まります。
今年も見所が随所にありますがタイガースにとっては井川の抜けた穴をどう埋めるのか昨年不調であった今岡や赤星が完全復調するのか、鳥谷や浜中が昨年以上の活躍が出来るのか、楽しみが満載です。

福原、安藤が故障で開幕に間に合うのかどうかも気掛かりです。
その反面、外人ピッチャーや新人の小嶋、左の能見、江草が、どれだけの成績を残すのかが楽しみでもあります。

   期待が大きい新人の小嶋(タイガース公式サイトから

タイガースで今年に達成出来そうな記録は・・・・
下柳が100勝利まであと7勝。昨年の勝ち星は11勝。
桧山が、1500試合出場まで67試合。昨年は85試合の出場でした。
金本が2000本安打達成まで154本、昨年は165本の安打を放ちました。
赤星が1000本安打達成まで109本、昨年の実績は、152本。
また300盗塁まであと15。昨年の実績は35盗塁。
シーツが100本塁打まであと14本。昨年が19本。

以上の記録達成には、各選手とも昨年の成績以内で記録が達成できます。
ので、絶対に記録が達成出来るものと思います。

ただ、金本の400本塁打の達成にはあと37本ですが、昨年の実績は26本と昨年以上の成績を残さなくてはなりません。
が、一昨年には40本の実績がありますので、400本塁打も必ず達成できるものと期待しています。

そして、今年は、大リーグにも目を離せません。
野球とベースボールの違いは、昨年のWBCでも証明されていますが、大リーグでの野球を、松阪や井川、岩村がどう証明してゆくのかも楽しみの一つです。


ブログの”誕生日”です。

2007年02月23日 09時47分44秒 | 独り言・社会・ニュース

今日2月23日は、”徒然なるまま、僕の趣味と遊ぶ”満2年の誕生日を迎えました。
2005年2月23日から、初めは手探りで始めた僕のブログも試行錯誤しながら、なんとか満2歳を迎えられたのも、沢山の皆さんの後押しがあってこそと、感謝、感謝の気持ちです。

2005年2月23日からのアクセス数は、延べ116793件になりました。
1日あたり平均のアクセス数は160件でした。
尚、それを期日ごとに見ると
 2005年2月23日~2006年3月31日までの1日平均アクセス数は、120件
 2006年4月1日~2006年12月31日までは、203件
 2007年1月1日~2007年2月22日までは、235件

開始早々からすれば、今年に入ってアクセス数が倍近く増えています。
益々、頑張らないと思っています。

今後とも、皆さんの応援をお願いします。

  
   昨日は、伊丹、緑ヶ丘公園の梅林に行ってきました。

 


阪急”新大阪駅”実現か???

2007年02月22日 09時36分15秒 | 鉄道のよもやま話

西梅田と阪急十三間で進められている新線計画で、新大阪駅北側にある阪急電鉄「幻のホーム」が40年振りに日の目を見る可能性が出てきました。

   赤の破線部分が阪急「新大阪駅」

新線計画は阪急が淡路~新大阪~十三間を1961年に事業許可を取得し、新大阪~十三間の用地の80%を確保していましたが、淡路~新大阪間、住民の反対で中止を余儀なくされ、2002年に淡路~十三間は建設を断念し、国土交通省に事業廃止届けを出していました。

しかし、大阪市営地下鉄が、四ツ橋線を延伸する形で新線計画をしていますが、この新線はJR大阪駅北ヤード(梅田貨物駅)を通り、十三で阪急と連絡することで、阪急と2015年の春の開業を目指した協議を続けていることが分かりました。

   両社の新線計画路線

つまり、地下鉄で西梅田~十三へ阪急で十三~新大阪へ相互乗り入れをするものと思われます。
そこで、長いこと雨ざらしになっていた「幻のホーム」阪急の新大阪駅ホームの実現性が帯びて来ました。

又、地下鉄四ツ橋線の西梅田駅は、そのまま延伸出来ません。
と言うのは、同じ地下2階の北側には阪神電鉄が通っており、そこを避けるため現在の西梅田駅の南からトンネルを掘り直さなくてはなりません。
そこで阪神と結合して淀川の下をくぐって十三の地下駅に至るルートが有力です。

「御用済み」となる西梅田駅については、現在のホームを掘り下げて新ホームを造り吹き抜け構造という考えもあり、これからの新線計画が益々楽しみになってきました。


世界の死刑制度・・・

2007年02月21日 09時47分51秒 | 独り言・社会・ニュース

最近の報道で、日本の死刑確定者が100人に達したと報じられていました。
この数値は、過去最高だそうです。

世界の国々の内、死刑制度を存続している国は、88カ国(2006年9月)あり、一方で廃止している国は、88カ国あり、それ以外にも通常犯罪のみ廃止している国や、法律上は死刑を認めているが事実上死刑を行なっていない国などを含めると、世界の約70%の129カ国が死刑を行なっていない国だそうです。

   
  
 19日に中山寺の梅を見てきました。 2~3分咲きでした。

特に1990年以降に全ての犯罪に対する死刑を廃止した国は40カ国以上あるそうです。
日本では、国会議員から構成される「死刑廃止議員連盟」も存在はするが、死刑廃止論はなかなか高まりません。
その理由の一つとして、凶悪犯罪に対する被害者遺族の感情があげられます。
また、日本には無期懲役はあるが終身刑がないことも、廃止論議の高まらない理由とされています。

2005年の死刑執行した国は、日本を含めて22ヶ国あり、公表されている範囲内で少なくとも2148件が執行されたとされています。
トップは中国の1770件で全体の80%以上を占め、以下イランの94人、サウジアラビアの86人、アメリカの60人、で上位4位で全体の93%以上を占めています。
ただし、中国は情報の公開が不十分であり、専門家の間では、死刑執行数は、8000件にのぼると言われています。
ちなみに、2005年の日本の死刑執行数は1人でした。


今日は何の日・・・・・

2007年02月20日 08時56分57秒 | 今日は、何の日

今日2月20日は、普通選挙の日です。
1928年(昭和3年)のこの日、普通選挙法の成立を受け、日本で始めての普通選挙が実施されました。
この時は、第16回衆議院議員総選挙で、有権者は1241万人だったそうです。
明治23年の第1回衆議院議員の総選挙の有権者数は約45万人で人口の1.1%しかなかったのですが、第16回は、第1回の約28倍となりました。

これは、第1回の有権者が満25歳以上で直接国税が15円以上の男子に限定されていたのに対して、第16回は有権者の納税条件を廃止し、25歳以上の男子に選挙権が与えられました。

ちなみに婦人参政権の実現は昭和20年の選挙法改正まで待たねばならなく、最初の完全普通選挙は、昭和21年に実施されました。

   
                   参議院議員普通選挙の投票率の推移

今年は参議院議員の選挙が夏に実施されますが、参議院の第1回通常選挙は1947年(昭和22年)4月20日に行なわれ、当日の投票率は61.12%でした。
第2回は72.19%、第12回は75.51%と60~70%の投票率だったものが、第17回に至っては44.5%と下落してゆきます。

前回の第20回の通常選挙(2004年7月11日)では、投票率は56.54%と60%を切っています。
国会には、色々と言いたいことがありますが、そのためには、まず有権者の権利の行使のためには、是非とも投票したいものです。

なお、今日は、普通選挙の日以外には、歌舞伎の日、アレルギーの日、旅券の日でもあります。


”関西”だけの???-5-

2007年02月19日 09時24分43秒 | 独り言・社会・ニュース

関西人のイメージといえば「がめつい、しぶちん、タダでは起きないど根性」などと言われています。
そうなった原因は、テレビ等で登場する関西人のキャラクターが誇張されているせいもありますが、実際に「買い物で値切るのは当たり前、それでダメなら、オマケをつけて」とたたみかける光景を見かけます。

大阪では粗品をつけるなど、サービスを上乗せして、お客にトクした気分を味わってもらう「おまけ文化」がしっかりと根付いています。

 
  イタリアのとっておきの写真ー2 ミケランジェロ広場の朝日

この「おまけ文化」の元は大阪に本社がある江崎グリコの「おまけ」と言われています。
1927年、創業者の故江崎利一氏がキャラメルを売り出すときに、小さなおもちゃを付けたのが始まりです。

箱に豆玩具を仕込んだグリコのキャラメルは、子供達に大ヒットしました。
以来、モノの乏しい時代も途絶えることなく続けられました。
今もこれらのおまけ(=御負け)は、食玩と呼ばれて、ガレージキッド、フィギュアなどがあります。
ちなみに、これらのおまけを作っているのは株式会社海洋堂という会社で本社は門真市にあります。