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チョコレート屋の陰謀???

2007年02月14日 11時45分36秒 | 独り言・社会・ニュース

今日は、バレンタインデーです。
愛の告白や贈り物をする日として、日本では主に女性が男性へチョコレートを渡す日です。
「バレンタイン」は、3世紀にローマで殉教したキリスト教徒の英語名で、イタリア語では「バレンチノ」といいます。

3世紀当時のローマ皇帝「クラウデイウス2世」は、兵士達の戦意に支障をきたすとして若者の結婚を禁じていました。
バレンタインは、若者たちを哀れに思い、密かに結婚させていたが、皇帝がそれを知り投獄され処刑されました。
その処刑された日が2月14日で、殉教したバレンタインは、後に勢力を増したキリスト教により、聖人として認定されました。

     
                    1910年頃のイギリスのバレンタインカード

バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は日本固有のものではなく、イギリスのチョコレート会社「カドバリー社」がギフト用チョコレートボックスを製造したことにより広まったそうです。
ただ、チョコレートを贈るのが女性から男性に贈るのは、日本独特で、欧米などのキリスト教圏では、なにも女性からとは限らないようです。
日本では、1936年に神戸モロゾフ洋菓子店が、英字雑誌に「バレンタインチョコ」の広告を出し、1958年には新宿の伊勢丹で「バレンタイン・セール」と称したキャンペーンが行なわれましたが、当時はあまり広まらなかったのですが、チョコレートの消費量の増加に伴って、1970年頃よりバレンタインチョコレートを贈る習慣が広まったとされています。

バレンタインデーから派生した文化として、3月14日はホワイトデー4月14日のオレンジデーがあります。
オレンジデーは、恋人同士でオレンジを贈りあい、愛情の確認をするそうですが、この日は、あまり普及していません。
が・・・この日もどこかの陰謀で、文化として普及する日が来るかもしれません。