徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

温泉めぐりの旅 -その1ー 伊香保温泉 

2019年10月29日 08時23分22秒 | 旅行・観光

台風19号、そして台風21号と立て続けに記録的な大雨で浸水被害が千葉や福島など5県にかけて起こっています。 
被災者の皆さんにお見舞いを申し上げます、又なくなった方にはお悔やみ申し上げます。

8月から計画していたし、キャンセルも多く出ていると聞いていますので、応援のつもりで、旅行に参加しました。

まず、1日目は、伊香保温泉へ

  
   伊香保温泉は、この階段が有名です。         階段は365段あります。


  

ではこの伊香保という名前の由来は、どこから出ているのでしょうか・・・
諸説あるようですが、一つはアイヌ語のイカホップ(たぎる湯)からこう呼ばれているとか、または上州名物のイカズチ(雷のこと)と燃える火(ホ)と関連があるところから呼ばれている等と伝えられています。

   
    階段の上には神社があるとのこと。         既に紅葉が始まっています。   
   僕は途中までしか行きませんでしたが・・・     明日からの旅も紅葉がついてきます
 

 

伊香保温泉には、”黄金の湯”と”白銀の湯”がありますが、元々は温泉の色から黄金の湯だけでした。
黄金の湯は湯の中に含まれる鉄分が酸化し、独特の茶褐色になります。
硫酸塩泉と言われるもので、切り傷ややけどに効くそうです。
また リュウマチ、神経痛、婦人病、冷え性など女性に喜ばれる効用があります。

白銀の湯は、平成の時代に湧き水が確認された新しい湯です。
無色透明でメタケイ酸を多く含む単純泉です。
このメタケイ酸とは、美肌効果がある天然の保湿成分で、これも女性にうれしい湯なのです。

このように、伊香保温泉は、女性にうれしい温泉なのです。

なお、この日、僕の見た範囲では、大雨の被災状況は分かりませんでした。
これからの行先はどうなのでしょうか・・・
観光協会は、途中の道路も問題ないので訪問して欲しい旨、HPに記載されており、来てよかったと思いました。 いつものことなのでしょうが、旅館のサービスも良かったように思いました。


次回は、万座温泉・・・
 


映 画  「 楽園 」

2019年10月21日 20時47分08秒 | 映画・社会

映画の表題の ” 楽園 ” とは程遠い内容の映画でした。
だからこそ、楽園を目指すということなのでしょう。

最近の社会の事件を彷彿させるもので、今の日本の社会の縮図なのでしょうか・・・
それも負の世界に圧倒され、陰鬱な気分になりますが、これが日本の現実なのだと思わざるを得ません

まっとうな人間がまわりにつぶされ、未だに村八分が存在し、痛みと苦しみはすさましく、差別が歴然と存在するリアルさがすさまじしく伝わってきます。

      

 

話は、ある小さな町で一人の少女が行方不明になります。
その事件が解決しないまま12年間が過ぎ、再び少女が行方不明になる事件が起こります。

  
   この分岐点で少女の行方不明が・・・           一緒にいた紡と豪士

この集落で孤立する一人の青年中村豪士(綾野剛)に人々の疑いの目が向かいます。
前の行方不明になった事件が起こる直前まで一緒にいた湯川紡(杉咲花)は、祭りの準備最中に孤独な豪士に出会う。

豪士が容疑者として疑われ、追われてとある食堂で奇抜な行動に出ます。
なぜ、彼がこのように追い詰められなくてはならなかったのか・・・

     

  
   追い詰められて善次郎もその後奇抜な行動を・・・   
    


また、この集落の養蜂家の男 田中善次郎(佐藤浩市)が、ある出来事から村八分にされます。
愛犬と暮らす善次郎は村おこしのためと村のために役場に働きかけますが、それが村の重鎮の逆鱗に触れ村中の非難の的になります。
善次郎は、狂気に陥り、恐るべき事件へと発展します。

このように、辺境の世界では、多くの差別があり、人権とか権利とかいう以前の問題が起こっているのです。
地方と都会の差別、日本人と外国人の偏見、誰かを孤立化することで結束を保とうとする社会。
舞台の景色が美しい程、人間の醜さが浮き彫りされます。

楽園を知らない若者、楽園を探し求める少女。・・・そして、なぜ、人は罪を犯すのか、
そして、なぜ、まっとうな人間が壊れてゆくのか・・・・

この映画は、吉田修一の短編集の1部を「64-ロクヨン」シリーズなどの瀬々敬久監督が映画化したもので、幼女誘拐事件、少女行方不明事件、養蜂家事件の短編をまとめたもの。


トラ、今季終焉も来期につながることが出来るか

2019年10月16日 19時42分33秒 | 野球・タイガース

リーグ戦は、最終6連勝で、最後の最後に広島を抜き、3位に滑り込み、奇跡の6連勝とも言われていました。
一つでも負けておれば4位でCSには進出出来ないところで崖っぷちで息を吹き返したということで奇跡と言われていたのですが・・・

前の当ブログで「奇跡が奇跡を生むか」と期待も半分あったのですが、巨人の奇襲に敗戦、終焉を向かえました。

まず、フアストステージでDeNAを2勝1敗とし、巨人の待つ東京ドームに乗り込んだのですが、打線が振るわず連敗し、ここでも崖っぷちに立たされました

  10/5 フアストステージ初戦  
    西 先発 6点差を逆転                       北条の3ラン

  10/6  フアストステージ2戦目 1勝1敗
    先発 青柳 9回同点に追いつくもその裏サヨナラ負け

  10/7 フアストステージ3戦目 2勝1敗 ファイナルへ
    先発 高橋遥     適時打なし 代走植田の盗塁と犠牲フライで1点

フアイナルステージは、セ・リーグ優勝の巨人には1勝のアドバンテージがあり、その巨人に2敗し、ここでもトラは崖っぷちに立たされます。

阪神の誤算は、投手陣の崩壊でしょう・・・
まず、メッセンジャーの引退で先発陣の一角が崩れ、秋山、岩貞、ガルシアの不調、高橋遥、青柳など好投しても打線の援護がないということで崩れることが多くありました。

CSに入って、先発投手がおらず、その上、西が足親指の負傷も重なり、望月や高橋を先発にしなくてはならない苦しい投手回転を余儀なくされました。

 ファイナル ステージ

   10/9    2-5  巨人 快勝  先発 望月

  10/10  0-6  トラ 完敗  先発 高橋遥  

  10/11   7-6  大山 決勝ホームラン   先発 青柳
    
                          5回 近本 満塁から走者一掃の3塁打
             

特に、10月11日 大山の決勝弾で勝利を収めた阪神に対し、巨人は、阪神が再び息を吹き返らないように10月12日 台風で中止順延 13日は両チームとも、絶対勝たなくてならないところでした。

10月13日の先発は、足を痛めている西です。

  

  1-4  巨人の小技(送りバンドとセーフティバンド) 大技(ゲレーロの2ラン) 

そう簡単に打てないと判断したのか、亀井のバンドでランナーを3塁に進め、2アウトで打席には丸が・・

その丸が、まさかまさかのセーフティバンドで勝利を収めました。
足を痛めている西の足元を狙った丸の果敢な挑戦が、西の1塁への送球が乱れ、5回の1点とあわせ2点目を挙げた。
7回にはゲレーロの2ランが出て、これで万事休しました。

やはり、巨人の短期決戦の経験深さが、質、量ともトラに勝っていました。

今年の阪神は、これで終わりましたが、それでもトラには来季につながるものがあるのでしょうか。

 

ルーキー二人、近本、木浪の活躍は、来季の楽しみの一つです。
北条も守備の安定度が増し、打撃にも磨きがかかることを期待したいです。

鳥谷が退団する来季に、彼の野球に対する姿勢をどれだけ選手が取り入れるかにかかっていると思います。

  

打撃コーチの濱中が打撃不振の責任をとって退団し、新たに打撃コーチに元中日の井上一樹氏が就任することになりました
他に、新井2軍コーチが1軍に昇格、2軍は平田2軍監督の留任と平野1軍コーチが2軍の内野守備コーチに就任するようです。

投手陣も中継ぎの活躍は来季も継続されると思いますが、ジョンソンが時々休むのが気になります。

シーズンを通じて、本塁打が少なく、得点数もリーグ下位にあり、来季の課題は、得点能力の増強を図らなくてはなりません。


あとは、エースの確立と4番バッター特にホームランを30本ぐらいは打てる選手の固定化なくして優勝争いなどは出来ないと思います。

17日のドラフトもさることながら、FAや外国人の補強如何によってトラの躍進がかかっているといっても過言ではありません。


トラ、奇跡のCS進出は、今後も奇跡を起こすことが出来るか・・・

2019年10月03日 14時47分59秒 | 野球・タイガース

1試合も落とせない瀬戸際の、最後の最後に6連勝し、シーズン最後の試合143試合目に3位の広島をかわし、入れ替わって3位に滑り込みました。

     9/30現在

 

最後の6連勝は、今から思えば、実に筋書き通りの思う通りの展開であったように思います。

まず、先発を早々とあきらめ、先制点があろうとなかろうと救援投手に短いイニングで凌ぎ、ゼロに押えることで攻撃陣の奮起をまち、結果的に短い継投で凌ぎ、少ない得点で勝ち進んでいきました。

 6連勝の内、完封リレーの勝利は4試合。 中継ぎでガルシアが勝ったのが3試合先発で勝ったのは西のみで2勝を挙げました。 後の1勝は青柳。

 

 

    
 9月21日 先発 西  勝利投手  西        9月22日 先発 望月  勝利投手 ガルシア

   
 9月24日 先発 青柳 勝利投手 ガルシア      9月28日  先発 西  勝利投手 西

  
  9月29日 先発 メッセ 勝利投手 ガルシア    9月30日  先発 青柳  勝利投手 青柳

 

以上より、CSの計算できる先発投手は西か青柳くらいで、他の先発投手は3,4回まで無得点に押え、先制点を4回までにとるという今までの作戦をしてゆく以外にないと思われます。

何といっても中心となる4番バッターがおらず、ホームラン数が少なく、得点能力に劣っているのが大きな不安材料で、北条や近本、糸原、木浪、などの若手に頼らなくてはならないのが心配のタネです。

そこで、梅野、中谷や陽川の中堅の突然の爆発を期待しなくてはならないという、少々心持たないところにかすかな期待をするという実に不安定な打撃状態では、投手陣の踏ん張りで、空中戦を避け、コツコツと単打と足を絡めての得点を図ってゆかなくてはならないようです

そのためには、エラー、それも記録に出ない判断ミスとかボーンヘッドは絶対避けなくてはなりません。

   

 引退したメッセと今季でトラを退団する鳥谷     新人 安打数 159本の近本 新人王は・・
 

 
多くの評論家やメディアは、今の状態はリーグ内で1番強いのではないかと言っています。
しかし、この勝利は、実力の強さではなく、型にはまった戦いぶりが上手くいったということであったと思います。
従って、勢いは、いずれ下火になり、一つ歯車が狂うと・・・等のネガティブな考えではなく、ここまでくれば”儲けもの”という気持ちで、あの6連勝の時のように短期決戦で戦って欲しいものです。

ただ、最後に抜いた広島のためにも、DeNA、巨人を倒し、日本シリーズ進出を遂げることこそ、広島に対しても面目がたつというものです。 同時に甲子園球場で再び鳥谷のプレーが見れるというものです。 
 

  
   
  メッセ 最後の打者 大島を空振りの三振に  再び、トラのユニ姿を甲子園で見せられるか