徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

映画「ミステリーと言う勿れ」

2023年09月23日 11時19分23秒 | 映画・社会

田村由美の人気漫画を菅田将暉主演で実写化した連続TVドラマの劇場版です。
映画は、一応TVドラマを見なかっても分かるとのことですが、確かに大筋はわかります。 でもところどころでTVドラマから分かることがあります。

        

映画の冒頭、犬堂我路(永山瑛太)と知人女子高校生・狩集汐路(原菜乃華)との出会いから汐路は我路から久能 整(菅田将暉)の過去の話を聞いたと思われ、汐路が整に、この事件を持ち掛けたのが発端である。
つまり、我路という人物と久能整との関係を知ることによって、この話は始まるのです。

  

そして我路は、整が広島に来ているのを知っていたから、汐路に話ができるのです。これらは、TVドラマから推測できることでしょう。

さて、事件は、自動車が崖から落ち大破した場面があり、これがこの事件が始まる8年前の出来事だったのです。

この事件とは、広島の名家・狩集家をめぐる遺産相続事件です。
狩集家は、当主の孫にあたる汐路ら4人の相続候補者がおり、遺言書を開示するところには、汐路に誘われた整も同席していました。

この遺言書に記されたお題に従って謎を解いてゆくのですが、彼らは、死人さえ出るという狩集家の遺言相続に隠された衝撃の事実にたどり着き、あの8年前の交通事故は、殺人なのか・・・

   

相続遺産を争うのは、狩集理紀之助に町田啓太波々壁新音に荻原利久赤嶺ゆらを柴咲コウ狩集家の顧問弁護士の孫・車坂朝晴を松下洸平。

”ミステリーと言うなかれ”というだけあって、事件の経緯だけではなく、そこには久能整の言葉には、この物語を考えさせられる名言が多々あります。
その一つに
 「子供って乾く前のセメントみたいなんです」
人の無神経な言葉が子供に与える影響の大きさを言ったもので、この物語の根幹にある言い伝えなどが災いの元になっているのでしょう。
この映画を見て、その事実を確認してください。

 


トラ、11連勝で念願のアレ(優勝)を・・・

2023年09月17日 16時41分12秒 | 野球・タイガース

18年ぶりのセ界制覇を11連勝で飾りました。
余りにもあっけない・・というのももっと紆余曲折があるものと覚悟をしていたのですが・・・

8月16日にマジック29が点灯して、わずか半月足らずでマジックは消えました.

8月29日に一旦はマジックMは21で消滅したのですが、9月1日にM18で再点灯するとなんとアレよアレという間に、11連勝して達成、それも巨人の目の前での胴上げは、まさにトラの溜飲を下げました。

  
   9月14日 才木7回好投 優勝を決める     9月14日 佐藤輝の2ラン

  
  9月13日 青柳6回 完封リレー       佐藤輝 唯一得点の満塁弾 

  
   9月12日 西勇 完封        唯一得点 木浪の犠牲フライ
  
    
(ただし1987年から2001年までの15年年間で10回の最下位、いわゆる暗黒時代
18年ぶり6回目のセ界制覇ですが、日本一となるとまだ1回しか達成していません。でも1950年以降の通算勝率はリーグ2位)でそれ以降は絶えず優勝争いはするのですが、ここ1番に弱く、涙を呑む結果でした。

今回は、これで終わらず、日本一に向けて頑張って欲しいものです。

  

巷では、色々セ・リーグ他球団からケチをつけたいのか、妬みとも思われることが言われていますが、あまり潔くない輩がいるものです。
それほど、悋気が起こるほど素晴らしい優勝だったことなのでしょう。

と言っても、この1年の戦いで、跳びぬけた成績のものがいるわけでもなく、記録になるような活躍をした選手も見当たりません。のに、いつの間にかチームは首位を独走していました。

    
   チャンピオンフラッグ、場内一周      横田選手のユニも舞った

次のアレではなくソレなのか何なのかわかりませんが、要は38年ぶりの日本一を勝ち取るためには、心配なのは、リーグ最終試合が10月1日、CSフアイナルの試合が10月18日からで長い期間試合がありません。そこの調整をどうするか。

残り試合13試合(16日現在)をどう戦うか、そしてリーグ終了後の調整を確かなものにすることによって、再び歓喜の胴上げを見たいものです。

 


今年の夏は、なぜ暑いのか・・・ーその2ー来年は?

2023年09月03日 15時09分46秒 | 独り言・社会・ニュース

多くの人の挨拶が、「今年の夏は、殊の外暑いですね」と言われています。
果たして、どのくらい今年の夏は暑いのでしょうか・・・

              2021年   2022年   2023年     
 最高気温月平均 7月      32.24             32.56               33.71     
   年平均月気温        31.81             31.81               31.81

   最高気温月平均  8月   32.29             33.65              35.22      
    年平均月気温                         33.57              33.57              33.57

(上記は大阪の場合で、データーは個人的に集めたもので実際とは異なるかも知れません)
           
 上記のデータを見る限り、確かに7月も8月も2021年に比べて段々気温が高くなっています。
では、9月以降もこの暑さは続くのでしょうか。

         
  
暑さを感じるのは、気温だけではなく、湿度も大きな要素を含んでいます。

過去には”不快指数”という数値がよく使われていたのですが、最近は”暑さ指数”という数値が言われています。 どう違うのでしょうか・・・

暑さ指数熱中症を予防することでを目的としてアメリカで提案された指標です。
単位は気温と同じ摂氏度ですが、気温とは異なります。
温度の高い場所では汗が蒸発しにくいので身体から熱を放出する能力が減少してしまう、つまり熱中症になりやすくなります。

    

"暑さ指数"は気温、湿度そして輻射熱の数値です。
注意 25未満、警戒25~28,   厳重警戒28~31、31以上は危険と区分されています。 
8月30日15時現在の”暑さ指数は、神戸 28.1       大阪 27.7     大阪枚方 29.2  
                                                              ”環境省熱中症予防情報サイト” より

       

今年はなぜこんなに暑いのかついての要因についてはーその1ーでのべました。
これが、毎年このように暑さが更新されてゆくのかが心配です。

気象庁の発表では、今年の夏は、過去126年で最も暑い夏だそうです。
7/16~8/23 まで全国の915ある観測点のうち106地点でこれまでの最高気温を更新し、全国的に平年と比べて1.76度高く、これまで統計上最も高かった2010年の1.08度を上回りました。

特に高かったのは北海道、東北の7道県ですべての県庁所在地で8月の平均気温が観測史上1位を記録しました。

”東洋経済”によれば、ある専門家は、、CO2濃度が上がり続けているため、世界の平均気温は、今年と来年については、結構高くなる可能性があるとの見方を示しています。
その理由として、現在発達中のエルニーニョ現象は通常12月に最大化し、それに遅れて地球全体の平均気温上昇が最大に達するためだそうです。