さぞかし、金本監督は悔しい思いをしていることでしょう。
なにしろ、自分の思っていることと全く違った経緯、結果なのですから・・・
本人は辞任と言っていますが、どうやら辞めさせられたのではないかと言われています。
これからは”お家騒動”が起こるのでしょうか・・・
17年前の最下位の以前10年間は、リーグ戦よりもストーブリーグの方が注目を浴びたのですから・・
いわゆる、暗黒時代があったのです。
1990年(中村勝弘監督)~2001年(野村克也監督)12年間で最下位は8回
1985年、吉田義男監督時に日本一になって以来、日本一は1度もなく、リーグ優勝も2回(2003年、2005年)しかありません。
日本一には33年間なく、リーグ優勝も13年間ありません。
3年前、金田監督の就任時、「若手を育てながら勝つ」と言ったことをファンは忘れていません。
それと同時に、彼の監督就任には、多くの不安要素もあり、それらが現実のものになったのでしょう。
10月10日 甲子園球場での最終戦
不振の理由の一つに、甲子園球場で勝てなかったことが言われています。
最初、金本監督からの辞任と言っていましたが、その後の報道では解任と・・・
つまり、詰め腹を切らされたのでしょうか、それとも雲の上からの鶴の一声だったのでしょうか?
解任が事実とすれば、理由はたくさんあります。
まず、17年ぶりの最下位となったこと。
観客数が、この3年間で最低となったこと。
若手が思った以上に成長出来なかったこと。
開幕時に優勝も可能と言っていたのが、期待外れであり、有言不実行な面がチームに不信感を与えた。
チーム内のコミュニケーション不足とその努力がなされなかったこと。
甲子園球場で大きく負け越したこと。
首位とのゲーム差がこの3年間10以上と大きく差を開けられたこと。
首位とのゲーム差 2016年 24.5 2017年 10.0 2018年 21.0
(あと1ゲーム残って)
つまり、悪いところを探せばまだまだありそうです。
10月10日の甲子園球場最終戦でのあいさつも、なにか意味深なところがありましたが
10月9日の巨人戦に敗れ、巨人の高橋監督は3位でも辞めた。自分は最下位だからと・・・
では、高橋監督が辞めなかったら金本も辞めなかったのか・・・自分の意思が感じられません
鶴の一声とすれば、阪急阪神HDの社長から、経営面からと名門とか伝統とか言いながら、優勝から遠のいている現状とタイガースの緩慢な動きに業を煮やしたからの鶴の一声があったのかも知れません。(全くの憶測ですが・・・)
もちろん、気の毒な面もあります。
4番ロサリオの不振。・・・これも指導が悪いと言われれば・・・
雨が多く、コンデションが上手くできなかった。
実情は分かりませんが、コーチ陣の活性が見受けられないこと。
しかし、これらを言えば、”言い訳”になってしまうのが今の状況です。
そこで、問題は次の監督人事です。
25日のドラフト会議の1週間前には、監督を決めたいところです。
ということは、来週中には、決めたいところですが、これもどんな騒動があるかタイガースの歴史から見て予断を許せないところです。