徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

北欧4カ国 旅行記 16 -気ままに感じたこと ②-

2013年07月13日 08時31分15秒 | 北欧4カ国旅行記

北欧4ヶ国の旅行を終えて,感じたことを、気ままに書いてみました。 -その2-

 


この4カ国の共通点はもう一つあります。


物価が高いと言うことです。

ビール (330Ml)  日本円で、約1000円   水 ペットポトル 1本  20クローナ 約300円
絵ハガキ 1枚 日本円にして150円ぐらい

トイレはほとんど有料で、フインランドでは1ユーロ、その他も約10クローネ。
但し、場所によっては無料のトイレがありますが、どちらも案外清潔です。
でも、ウオシュレットなどは皆無で、例によって男子用のは高く、背の低い日本人は少し厄介です。

 
  ヘルシンキ市内の図書館でのトイレ  右はホテルのトイレ どちらも無料で清潔です。



高福祉高負担の福祉国家で、教育や医療は無料で、葬式も無料だそうです。
それには、高い負担があり、消費税は22%~25%と高率で、物価が高い理由でもあります。
でも、食料品は、12%程度に低く押えられています。

福祉国家と呼ばれる半面、「離婚率の増加」「減らない自殺者」「家族のいない暮らし」など、いずれも幸せとは程遠い一面もあります。

国民一人一人が自立出来ると云われていますが、それは、一人でも生きて行ける社会と言うことなのでしょうか?
人とは、頼り頼られる関係こそが幸せを感じるのではないでしょうか?


住みやすいと言われている北欧各国は、国自体が小さく、小世帯であるが故に一体感が生まれ、経済活動もやりやすいと言うことで、日本が同じことが出来るとは到底思われません。


4ヶ国の内、ノルウエーしか知りませんが、日曜日にはお酒類は販売していません。
土曜日も時間によっては、売っていないのですが、但し、これはスーパーなどの小売では売っておらず、飲みたければ、バーとかレストランに行けば売っています。

  
  ストックホルム、ガムラ・スタンにあるセブン・イレブン  右はコペンハーゲン駅で。

  
   デンマーク、コペンハーゲン市内にあるマクドナルド  道路にはカフエで賑わっています。
   セブン・イレブンもマクドナルドも日本のそれとは、印象がかなり違います。


4ヶ国を10日と言っても、正味1ヶ国1~2日しか滞在しておらず、それで多くを知ることは出来ません。
でも、自分の周りの環境だけで全て判断するのではなく、多くの違った環境に身を置き、違う世界を除く好奇心と興味が旅行の楽しみでもあります。

その楽しい旅行で唯一嫌な思いをさせるのが、中国人の旅行者です。
彼らの傍若無人、厚顔無恥な行為は、何も今回だけではなく、どこに旅行しても遭遇します.

また、機会があれば北欧4ヶ国について、述べて見たいと思います。


北欧4カ国 旅行記 15 ー気ままに感じたこと ①ー

2013年07月11日 11時21分03秒 | 北欧4カ国旅行記

ノルウエーのベルゲンで、今回の北欧の旅は終わります。
9日目は、ベルゲン空港からフインランド航空でストックホルムを経由してヘルシンキ17時20分発で大阪関西空港に向かい、関空には、10日目の朝 8時55分に到着の予定です。

何はともあれ、天候に恵まれ、無事に帰国することが出来ましたが、途中、風邪をひき、喉が痛く、食事が思うように出来なかったことが心残りです。

   

 

以下、この旅行で感じたことを、気ままに書いてみます。

ヨーロッパの多くの国は、国土が地続きと言うこともあり、生活風習や建造物などに共通点も多く、言葉もそれぞれの国の公用語が異ってはいますが、フインランド語以外は、良く似ています。
フインランド語は、独特の言語で発音や読み方も難しいと言うことです。
但し、各国とも英語教育が盛んで、英語で充分通じるようです。

地続きということで、歴史的にも多くの葛藤があったのですが、今はそのような過去のわだかまりはなくなっているようです。

が問題はあるようです。  移民が増えており、地元民とのトラブルが絶えないようです。
他国から犯罪集団が来て狙われていますので、置き引きやスリに気を付けてくださいとのこと。
これも地続きのためなのかどうか分かりませんが・・・・・

 
北欧4カ国だけではなく、ヨーロッパでの共通点には、旧市街はどこに行っても、道路は石畳が多く、歩きにくく、疲れが倍増します。
そして、電柱や近代的なものは視界にはなく、昔の姿を残しているのは、さすがと感心しました。

北欧4ヶ国はいざ知らず、オランダでは、法律で厳しく規定されていると言われています。

  
   石畳も色々です・・・・・                       



観光のためだけではなく、古いものをそのまま後世に残すという姿勢は、日本も見習わなくてはならないようです。


通貨も良くは似ているのですが、微妙に違うのは、言葉と同様、その国の独自性を表しているのでしょう。
北欧4カ国の内、ユーロ圏に入っているのは、フインランドだけで、それぞれの国の通貨があり、レートが異なります。

スウェーデン     スウェーデン・クローナ  2013年5月30日現在  15.36円
デンマーク      デンマーク・クローネ           〃         17.67円
ノルウエー      ノルウエー・クローネ           〃         17.32円
フインランド      ユーロ                   〃         131.66円

 次回は、物価や福祉国家ならではの悩みなどを書きます。


北欧4カ国 旅行記 14 -ノルウエー④ー

2013年07月08日 20時05分17秒 | 北欧4カ国旅行記

ベルゲンの町を一望するフロイエン山から下りて、ハンザ博物館を見学て、出てくると既に昼食の時間でした。

今日の昼食は、トナカイのハンバーグと言うことでしたが、もう一つ味が分かりません。
正直 何時も食べ慣れているのとは違い、おいしいとは思われませんでした。

昼食後、個々に魚市場とその周辺のブリッゲン地区を散策しました。

  

  
   魚市場  お寿司まがいがあり、日本語で寿司と書いています。    ここも鱈が・・・・

 
 世界遺産の”ブリッゲン地区                建物と建物間は、曲がっています・・・

ブリッゲン地区は、14世紀半ばにドイツから来た商人が貿易事務所を開設し、居住を許された地域です。
埠頭には、三角屋根の木造建築ゴートが軒を連ねており、現在は店舗として利用されています。
1702年に火災にあいましたが、修復され1979年に世界遺産に認定されました。

このゴートは、大きく傾いており、その間を抜け、狭い路地の奥にも、古い木造の建物があり、土産物などを売っていました。

  
  その建物の曲がっている間の路地を入ると、古い石や木造の建物があり、土産物を売っています。

 

そこからホテルまで歩いていると、パレードに出会いました。
どうやら、ここはパレードが好きらしく、警察官のパレードやら、子供を含むパレード、お年寄りのパレードなど、この日は特別だったようです。
なにが特別なのかを聞くと、時々不定期にこのようなお祭り騒ぎがあるらしいと言うことでした。
その特別な日に出会えたのは、良かったのか悪かったのか・・・

 

  
  
あちこちで人が集まり、楽器を持って・・・・    子供もいますが、何の集団なのでしょうか

 
   これは、警察官のパレードと言うことは分かるのですが・・・・



悪かったと言うのは、夜中まで寝ることが出来なかったことです。

白夜と言うこともあるのでしょうが、そのパレードだけではなく、多くの人が何をする訳でもなく、あちこちで談笑したり、踊ったりして、それが夜中の3時まで続きました。
ホテルの前の公園にも多くの人出で、眠れそうもありませんでした。

  


北欧4カ国 旅行記 13 -ノルウエー③ー

2013年07月05日 13時45分13秒 | 北欧4カ国旅行記

旅行8日目は、この旅行の最終目的地 ノルウエーのベルゲンに入りました。

ベルゲンは、ノルウエー西海岸ヴェストラン地方にあって、人口約23万人で、首都オスロに次ぐ都市です。
ベルゲンは、1020年頃 交易が始まり、1217年~1299年までは、ノルウエーの首都でもあり、13世紀後半からは、ハンザ同盟都市となっています。
ハンザ同盟とは、中世後半 北ドイツを中心にバルト海沿岸地の交易を独占していた、ヨーロッパ北部の経済圏を支配した都市同盟です。

以上の歴史的背景のもと、その当時の面影が至る所にあり、1979年に世界文化遺産に登録されました。

   
  ベルゲンは、北海に面した港町            フロイエン山からベルゲン市内を望む
    

ケーブルカーで、このベルゲンを一望に見渡せるフロイエン山展望台へ。

土曜日と言うことでもあり、多くの人出で、観光客だけではなく、地元のスポーツ団体などがハイキングのため、このケーブルに乗り込んでいます。

 フロイエン山へのケーブルカー          

 

フロイエン山を下山すると、ハンザ博物館を訪れました。
ハンザ博物館は、ベルゲンがハンザ同盟に加入していたころの生活などの説明とその生活ぶりを展示されています。

 
  手前の建物が、ハンザ博物館 外観から内部を想像出来ません。   鱈の重さを計る天秤


1702年に建てられたこの建物は、ベルゲン市内でももっとも古く、内部は16世紀当時のハンザ商人の事務所兼住居が再現されています。

全体的に昼でも暗く、廊下を歩いていると床が抜けるのではないかと思われました。
ベッドは、幅も狭く、長さも短く、到底足を延ばして寝れるような状態ではありません。
これは、なにも当時の人が背が低いと言う訳ではなく、寝る姿勢が、足腰を伸ばすのではなく、足を折って寝るそうです。

  
   事務所の外観              引き戸付きのベッド、逃げないようにカギがかけられます。

天井からつるされた乾燥した鱈は、ベルゲンが北海から獲れた鱈の集散地として、ハンザ貿易で栄えていたことを物語っています。

 


北欧4カ国 旅行記 12 -ノルウエー②ー

2013年07月03日 08時44分16秒 | 北欧4カ国旅行記

7日目は、鉄道を乗り換えて、フイヨルドを観光して、ベルゲンへ向かいます。

ホテルの傍のヤイロ駅からベルゲン鉄道でミルダール駅へ。
途中、残雪を眺めながら、標高1222mのフインセ駅では、下車して写真タイム。
気温は、何度だったか分かりませんが、景色を見るまでもなく、寒さが身にしみました。

ミルダール駅でフロム高源鉄道に乗り換え、曲がりくねった山間部を、ゆっくりと走り、フイヨルドのあるフロムに向けて、約1時間、車窓を楽しみました。

 

  
  海抜 1222mのフインセ駅             車窓は、冬景色です・・・・

 ベルゲン鉄道ーフロム山岳鉄道 

 


また、その途中シヨースの滝で途中下車しました。
ショースの大きな滝の中程に、妖精が現れると聞いていたので、どんな妖精なのか興味深々。
どんな妖精だったのか、まずは動画をご覧ください。

 

  
   フロム高源鉄道 フロム終点             こんな滝があちこちに沢山見られました

フロムに着き、いよいよフイヨルドの見学となり、昼食後、ソグネフイエルドクルーズを楽しみました。
以前、ニュージーランドでもフイヨルドをクルーズしたのですが、その時の方が、初めてということもあったのか、感動が大きかったように思います。

  

  

勿論、ここも世界遺産なので、素晴らしかったのですが、今一つ迫力に欠けたように思いました。
約2時間のクルーズでグドバンゲンに到着後、今日の宿泊場所であるベンゲルまで、150Kmのバス旅行となりました。



 


北欧4カ国 旅行記 11 -ノルウエー①ー

2013年07月01日 08時06分44秒 | 北欧4カ国旅行記

1泊2日の船旅が終わり、6日目の朝を迎えました。
デンマークからノルウエー オスロに入り、今回の旅行も4カ国目になりました。

まず、オスロでの最初の訪問先は、フログネル公園です。
この公園は、1921年にオスロ市が彫刻家 ヴイーゲランのために敷地と材料を与え、彼の彫刻のみを展示する公園をフログネル公園の一部に造りました。

 

 そこをヴィーゲラン彫刻公園と云われ、彼の作品 212点程が展示されています。
この彫刻は、すべて人間と人生をモチーフにしたもので、この彫刻には600人以上の老若男女で構成されているそうです。

この異様な?彫刻を後にして、ムンクの「叫び」がある国立美術館を訪れました。
この美術館のセキュリテイは非常に厳しく、手回り品は、小さいものに限られ、リュックなどは小さくとも全てロッカーに預けさせられました。

  

勿論、撮影は厳禁で、美術館の外観のみの撮影となりました。
ムンクの「叫び」の絵は、実は4枚あるとか、2枚はムンク美術館に、あと1枚は、ここ国立美術館に、そしてもう1枚は、個人所有だそうです。

「ムンクの叫び」ではなく、ムンクの「叫び」なのです。
これは、「叫び」という作品は多くあり、日本では、それを区別するために、ムンクの「叫び」と表現しているのだそうです。
そして「叫び」は、叫んでいるのではなく、自然を貫く果てしない叫びに怖れ慄いて、耳をふさいでいるという作品です。
友人と歩いていると、突然空が真っ赤になり、その自然の急変に恐ろしく不安になり、耳をふさいだとムンクは、日記に書いているそうです。

  

そのムンクが耳を塞いだという場所を、訪れました。
そこは、なんの変哲のない橋ではなく、アスフアルトのカーブのある道路でした。
全く、その面影はなく、名所と言う割には、ここも道路があるだけで、駐車場も土産屋もなく、そこに銘版がなければ、気が付きません。

  

でも、そこから眺める景色は絶景で、オスロ市内が見渡せました。
今、ノルウエーは、バルブの真っ最中だそうで、市内は建設ラッシュでした。

今日、これから一路バスでフイヨルド観光の玄関口 ヤイロに向います。
210Km、4時間のバス旅行で、ノルウエーの自然を楽しみました。


北欧4カ国 旅行記 10 -船旅でノルウェー オスロへー

2013年06月26日 11時17分41秒 | 北欧4カ国旅行記

5日目の最後は、ノルウェー オスロに向かって一泊二日の船旅です。
夕方、16時45分 コペンハーゲンを出港し、翌朝の9時45分にノルウエーのオスロに入港するミニ船旅です。

DFDSシーウェイズは、130年以上前から運航している船会社で、北ヨーロッパの主要港を結んでいます。

    


この船は、全長 約170m、全幅 約28mのフエリーで且つ豪華客船という触れ込みです。
乗客 2000人、自動車は450台入ることが出来、総トン35000t です。
乗船は15時を過ぎてから始まり、大きくて船の全体を撮ることが出来ません。

  
                                   ソフアーを倒すとベッドになります。

全部でフロアーは11階あり、入船の入口は、5階からです。
客室数は、637室あり、僕のキャビンは6階の海が見える窓があり、トイレ、シャワーがついています。
3,4階がカーデッキ、 7階には免税店や映画館、遊技場などがあり、レストランは8、9階にあります。

船内探検をしようと意気込んでいたのですが、余りの広さで迷子になりかけ、風邪気味の疲れもあり、食事まで船室に戻って窓から外を眺めることにしました。

  
 8階のカフエ                          レストランで・・・・         

8階のレストラン「BLUE RIBAND」で、海を眺めながらの食事となり、ここから、昼間に訪れたクロンボー城を見ることにしました。

  
  
船からクロンボー城が・・・・          コペンハーゲンを出港するとすぐ風力発電機が  
                            
行儀よく並んでいました。          

 

お陰で、天候も良く、クロンボー城が良く臨めました。
ところが、白夜と言えども、段々とうす暗くなってくると、雨が降ってきました。

 
  夜には 雲行きが危うくなってきました。    翌朝、ノルウエーが・・・・雨は上がっていました。     
 


翌朝、6日目は、船の中で目覚め、雨は止んでおり、オスロの海岸沿いに家が見えてきました。
定刻の9時45分より少し遅れて着きました。
と言うのも、出口の扉がなにか故障のため開かず、反対の扉から出ると言うハプニングが起こり、扉の前で長く待たされたのには閉口しました。

6日目は、”ムンク”の「叫び」のある国立美術館を訪れ、”ヤイロ”に216Km、バス移動します。 


北欧4カ国 旅行記 9 -デンマーク ② ー

2013年06月25日 09時01分16秒 | 北欧4カ国旅行記

スウェーデン最後の5日目は、シェクスピア「ハムレット」のゆかりのクロンボー城と前日 列車の遅れで行かれなかったローゼンボー宮殿宝物館を訪れ、夕方には1泊2日の船旅をする予定です。

クロンボー城は、世界遺産に登録され、2012年には「世界の名城25選」に姫路城やドイツのロマンチック街道にあるノイシュバンシュタイン城と共に選ばれました。

巾7Kmでエーレスンド海峡を挟んでスウェーデンと対峙し、大砲の向こうにはスウェーデンが臨めます。
今晩には、この海峡を船で通過しますので、船からこのクロンボー城を見たいと思います。

このお城がシエックスペアの「ハムレット」の舞台であったと言うことも有名ですが、その他に、有名なことがあります。
それは、1629年に、この城が火事で焼失した時、この海峡を通る船から海峡通行税を課税し、再建の費用にしたそうです。 
税金を納めなかったら大砲で砲撃したそうです。 

 

 

次に、訪れたのは、昨日行けなかったローゼンボー宮殿宝物殿へ・・・・

アマリエンボー宮殿が冬の王宮と言われるのに対して、ローゼンボー宮殿は、1606年にデンマーク国王の夏の離宮として造営されました。

城自体は、現在国有財産ですが、宝物殿の展示品のいくつかは王族所有のものもあるそうです。
人気のあるのは、王冠の宝石です。
なお、撮影するには有料となっています。   撮影が有料と言うのは珍しく、まして宮殿となると少しセコイ感じがしないでもありませんが・・・・・

また、基本的に撮影禁止ならパンフレッドなどでも販売しておればよいのですが・・・・
パンフレッドの販売がないのは、なにもここだけではなく、北欧4カ国全てに余りありませんでした。

 
 


北欧4カ国 旅行記 8 -デンマーク ①ー

2013年06月24日 10時30分18秒 | 北欧4カ国旅行記

コペンハーゲンに1時間40分遅れのため、当初予定のローゼンボー宮殿宝物殿は、明日に伸ばし、その他は予定通りの見学が出来ました。

まず、コペンハーゲンの名所ニューハウン運河は、良く写真等で見かける光景でした。
ニューハウンとは
「新しい港」という意味で、1670年代に建設され埠頭となる水路があり、ヨットや観光船が行き来しています。

 

 

絵ハガキでは定番の景色ですが、その周りには少々驚かされました。
テントがあちこちに張られ、その中には食事やビール片手に話し込む大勢の人が繰り出していました。
夕方のため、仕事帰りの人が食事を楽しんでいるのでしょう。

運河には、一杯の観客を乗せた観光船が、何隻も往来していました。
食べたり、飲んだり、色々楽しむ様子は、全く平和そのものです。

この騒然としているニューハウンを後にして、これも絵ハガキでお馴染の人魚姫を見に行きました。
アンゼルセン童話の人魚姫をモチーフにしたブロンズ像ですが、”世界三大がっかり”の一つに数えられています。

 
 人魚姫だけを見れば、ロマンがあるのですが、バックと一緒に見れば、チョットがっかり・・・

 

”世界三大がっかり”とは、ベルギー ブリュッセルの小便小僧、シンガポールのマーライオン、そしてこの人魚姫だそうです。
なぜ、三大がっかりと言われているのか・・・・
有名な割に、思った程大きくなく、無粋な場所にあり、思った以上に感動を受けなかったからでしょう。

ブリュッセルの小便小僧も見ましたが、ここの人形姫も同様、それはそれなりに見ることだけに価値があるようです。

 

次に訪れたゲフィオンの噴水も、修理中であるとかで水が出ず、がっかりしました。
この噴水には、4頭の牛を使って土地を耕している女神の彫刻があり、その牛の足元から噴水が噴き出し土地を耕している様子を表しているようですが、・・・・・。

  

今日の最後の訪問先は、アマリエンボー宮殿。
女王の滞在中には、正午に近衛兵の交代式があるのですが、残念ながら見ることが出来ませんでした。
時間的にも遅くなったので、広場の中央にあるフレデリク5世の騎馬像と衛兵を見て、早々に引き揚げました。

 
 


北欧4カ国 旅行記 7 -スエーデンからデンマークへ ④ー

2013年06月22日 12時38分46秒 | 北欧4カ国旅行記

旅行4日目は、スウェーデン高速鉄道SJ2000で、 スウェーデン首都のストックホルムからデンマーク の首都コペンハーゲンに向かいました。

国内主要幹線を走行するだけでなく国境 オアスン海峡を越えて約5時間でコペンハーゲンに乗り入れています。

 

 
 構内行き先表示板     停まる位置は、分からず、着いてから乗客は指定車両を探します。

 

 

 確かイタリアの駅も雑草は、生え放題で、タバコの吸い殻もあちこちに・・・         
 駅構内は、余程のローカル線でも日本では、
このようなことはありません。        
    ヨーロッパの多くの駅は、似たりよったりです・・・・・・                    
 大体、改札というものがありません。 誰でも切符なしに、電車に乗ることが出来ます。 
 勿論、車内検札は厳しいですが・・・・・                                

10時21分発の予定が、近郊事故のため出発が1時間程遅れ、寒いプラットホームで待つことになりました。
ヘルシンキでは、26、7度あった気温が、ストックホルムでは、16、7度と10度近く低く、風も冷たく、今思えばこの時に風邪をひいたのではないかと思われます。
この風邪ひきが、喉に炎症を起こし、折角の旅行が、食事が、そしてお酒が大きく制限されてしまいました。

事故の遅れのために、直接コペンハーゲンに乗り入れることになっていた列車は、途中マルメ駅で別の列車に乗り換えることになり、結局1時間40分以上の遅れとなり、午後から予定していたローゼンボー宮殿宝物殿は、翌日の見学に変更されました。

旅行には、色々思わぬところでハプニングが発生します。
楽しむ余裕のあるハプニングであれば良しとしなくてはならないようです。

スウェーデン高速鉄道 コペンハーゲンまでの車窓・・・・   

 

 
   コペンハーゲン駅                      コペンハーゲン駅構内       

昼からの予定は、ローゼンボー宮殿宝物殿を除いて、コペンハーゲンの名物の人魚姫の像、コペンハーゲンの観光地ニューハウンやゲフィオンの噴水と言っても水が出ておらず、修理中だとか、水の出ない噴水にも少しガッカリ・・・・・

この様子は、次回に・・・・・