最近の報道で、日本の死刑確定者が100人に達したと報じられていました。
この数値は、過去最高だそうです。
世界の国々の内、死刑制度を存続している国は、88カ国(2006年9月)あり、一方で廃止している国は、88カ国あり、それ以外にも通常犯罪のみ廃止している国や、法律上は死刑を認めているが事実上死刑を行なっていない国などを含めると、世界の約70%の129カ国が死刑を行なっていない国だそうです。
19日に中山寺の梅を見てきました。 2~3分咲きでした。
特に1990年以降に全ての犯罪に対する死刑を廃止した国は40カ国以上あるそうです。
日本では、国会議員から構成される「死刑廃止議員連盟」も存在はするが、死刑廃止論はなかなか高まりません。
その理由の一つとして、凶悪犯罪に対する被害者遺族の感情があげられます。
また、日本には無期懲役はあるが終身刑がないことも、廃止論議の高まらない理由とされています。
2005年の死刑執行した国は、日本を含めて22ヶ国あり、公表されている範囲内で少なくとも2148件が執行されたとされています。
トップは中国の1770件で全体の80%以上を占め、以下イランの94人、サウジアラビアの86人、アメリカの60人、で上位4位で全体の93%以上を占めています。
ただし、中国は情報の公開が不十分であり、専門家の間では、死刑執行数は、8000件にのぼると言われています。
ちなみに、2005年の日本の死刑執行数は1人でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます