徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

タイガースの補強は、なぜ失敗したのか?

2014年12月26日 09時37分58秒 | 野球・タイガース

ストーブリーグも終盤となりました。
タイガースの補強は、当初の目論見から外れ、失敗と言われています。
確かに、タイガースが望んだ選手はすべて拒否されました。

補強というより補充的には、白仁田とのトレードで右の中継ぎをオリックスから桑原、中日の戦力外の内野手 森越、育成では投手のトラビィスの3名が新しく入団しました。

どちらにしても補強は全滅と言ったほうが良いでしょう。
では、なぜ 今年はことごとくタイガースにソッポを向いたのでしょうか・・・・

       
      新井は、なぜタイガースを出たのか・・・広島で定位置がとれるのか・・・・             

   

昨年の補強が成功したと思っている球団の油断とオゴリが招いたのではないでしょうか?
つまり、タイガースのブランドに自信がありすぎ、最後はこちらになびくとタカをくぐったのではと、勘ぐりたくなります。
昨年のように、4番打者とクローザーという明確な補強目的があり、そこに向かって必死にアタックしたように思いますが、今年は、それほど強い意志が働かなかったのではないでしょうか?

もちろん、今年も担当者は必死に説得したのでしょうが、結果的に失敗に終わったので、球団全体で反省と今後の対策を練ってほしいものです。
あくまで、個人的な思いですが・・・

   ルーキーに即戦力として期待

 

それと、コーチの招聘に、OBはことごとく拒否したとも言われています。
金本、赤星、下柳、矢野など優勝経験者が、何らかの理由で就任を拒否したとも言われています。真偽のほどは分かりませんが、球団内部には、人事的な問題があるのではと思われます。
今は影を潜めていますが、タイガースでは、以前、お家騒動が頻繁に起こっていました。
そのようなことを考えたくはないのですが・・・・

GMを始め監督や現首脳陣は、もう一度襟を正す必要があるのかも知れません。
新しくファームコーチ就任した藤本、濱中と一軍チーフコーチに就任した平田が今季唯一の補強だったのかも知れません・・・・・

一時のことを思うと、ドラフトで獲得した選手の活躍が目立つようになってきました。
今年入団のドラフトの新入団選手に期待をしたいと思います。
ルーキーに期待も大事ですが、この機会に選手の底上げが大事な補強になることを球団一体となって取り組んで欲しいものです。

まだ、去就がはっきりしない鳥谷ですが、キャプテンという立場だけではなく、その後のポジションをどうするのか、コンバートがあるのか、どちらにしても早く決めて欲しいものです。


今年の水彩画から・・・-その3-

2014年12月15日 13時08分58秒 | 芸術・水彩画

昨年、出かけた風景を描きました。

  
       昨年9月6日に訪れた”竹田城址”   水彩画 F8号            

 
               
               竹田城址と同じ日に訪れました。    水彩画 F8号   

 

 
              奈良、西の京界隈で・・・    水彩画 F8号  

                   


映画 「 紙の月 」

2014年12月07日 11時10分02秒 | 映画・社会

1994年。契約社員として銀行で働く平凡な主婦が、年下の大学生との出会いを機に、金銭マヒをさせてゆき、やがて巨額の横領事件を引き起こすさまを描いています。

(田辺誠一)と二人暮らしをしている主婦・梅沢梨花(宮沢りえ)は、子供もなく、契約社員として勤務する「わかば銀行」でも丁寧な仕事ぶりで上司(近藤芳正)からも好評価を受け、ベテランの隅より子(小林聡美や後輩の窓口の相川恵子(大島優子)ら共に働いており、何不自由ない生活を送っていたのですが・・・・・

   

 

平凡で、誠実、そして何不自由ない生活をしているところに落とし穴があるのです。
そして、その落とし穴に落としめた最初の動機は、無関心の夫に寂しさの心の隙間を埋めるために年下の不倫相手に走ってゆくことですが、それを助長しているのが、周りの人たちだったのです。

どの職場にもいる、いわゆる”お局さん”といわれるプライドの高く、それまで耐えて働き続けてきたベテラン事務員がその一人だったのです。
この映画では、小林聡子演じる隅より子です。

  お局さん的存在の隅より子

自由を憧れながら、なかなかそれに踏み切られなく、それでなお、人の心を読み取ることに仕事の生きがいの一つとしているのではないでしょうか?

もう一人は、窓口事務員で上司と不倫をしていながら、ちゃっかりと結婚相手を探している小悪魔的な大島優子演じる相川恵子です。
彼女とロッカーでの話は、梨花をドッキリさせられますが、無意識に彼女を誘導している存在なのです。

  小悪魔的存在の相川恵子


映画は、途中少々くどいところがありますが、淡々と女の欲望を爆発してゆく様を描いています。
最後に、果たして、彼女は、何を得ることが出来たのでしょうか・・・・・

 


「 ブルーリボン賞 」 と 「 ローレル賞 」

2014年12月03日 16時17分41秒 | 鉄道のよもやま話

少し遅くなりましたが、鉄道友の会は、今年の春に毎年恒例の「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」が発表されていました。

「ブルーリボン賞」は、近畿日本鉄道50000系 「しまかぜ」。

   
    「 しまかぜ 」     

 


「ローレル賞」は、JR東日本E6系 秋田新幹線「こまち」 と 福井鉄道 F1000形 「FUKURAMU」。

      
   JR東日本E6系 「 こまち 」 

 

ブルーリボン賞とは、前年に新たに営業運転を開始した鉄道車両の中から鉄道友の会会員の投票によって選定されます。

一方 ローレル賞は、ブルーリボン賞候補車両から、ブルーリボン賞に選ばれなかった車両から技術面や先進性に優れた車両をブルーリボン賞選考委員会が選定されるようです。

つまり、ブルーリボン賞は、外観、デザインなどが重視され、一般的に人気のある車両が選ばれるのに対して、ローレル賞は、技術面を重視し先進性のある車両が選ばれるということでしょうか・・・・

今年のブルーリボン賞の「しまかぜ」は、伊勢神宮式年遷宮に合わせて観光用に特化して開発され、大型ガラス6枚による多面的デザインが評判を呼んでいます。

ローレル賞の「こまち」は、秋田新幹線E3系の後継として2013年3月にデビューしました。
最高時速が300Kmから320Kmとなり、世界の高速鉄道の仲間入りをし、高速性能と環境性の向上し、E5系との併結しての運転実現を評価されたようです。


           
             福井鉄道 F1000形 「FUKURAMU 」

また、同じローレル賞受賞の福井鉄道F1000形は、2013年3月31日から運転開始した低床式車両で愛称は「FUKUI」 と 「TRAM」の造語「FUKURAMU(ふくらむ)」で、国内の低床式車両では最大車体幅(2.6m)を採用した。
そこで「直通運用するための必要輸送力・車内設備・利便性を向上し、大型車両のような輸送力を持つ」として評価されての受賞となったようです。

鉄道友の会 HP 昨年以前の受賞内容がご覧いただけます。
 http://www.jrc.gr.jp/award/bl/index.htm