徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

10月31日、今日思うこと、色々・・・・

2011年10月31日 14時08分30秒 | 独り言・社会・ニュース

今年も10月が過ぎようとしています。
今年ほど自然の脅威にさらされた年は、近年にはないように思います。

津波、洪水などで命を奪われ、その水で命が助かります。
自然も罪なことをするものです。

これを”自然の摂理”というのでしょうか?
”摂理”という言葉は、どうやらキリスト教から出来た言葉らしいです。
つまり、この世に起こるすべては神の予見と配慮に従って起こるとされることなのだそうです。
”水”の存在も神が作ったものなのでしょうか?

「ストレスが溜まったら休む」と言うのも自然の摂理と言うことをどこかで読んだことがあるのですが・・・・・・。

      

10月31日は”ハロウイン”だそうです。
今まで、日本ではあまりなじみがありませんが、最近は、商戦に使われ、あちこちの繁華街で見かけられます。
これは、キリスト教の万聖節のイブで、子供たちはかぼちゃの中身をくりぬき、提灯(ランタン)を作り、夜になると近所の家を訪ね歩き、「Trick or treat?」(いたずらされたい?いやなら施しを)という決まり文句を言って、お菓子をもらうという行事なのです。

このハロウインは、イギリスに住んでいたケルト人の収穫祭が基となっています。
ケルト人にとっては、10月31日が大晦日で、1年の締めくくりの日です。
つまり、この日を境に冬が訪れ、神や精霊に収穫を感謝する行事が、この収穫祭なのです。

では、なぜ、かぼちゃなのでしょうか?
この日には、先祖の霊と一緒に魔物もやってくると考えられています。
日本のお盆と考えたらよいと思います。

それら先祖の霊や魔物から身を守るために、怪物に化け、怪物を模したランタンを作って霊たちの目をごまかすというものです。
そのランタンは、元々はカブで作っていたのですが、工作しにくく見栄えも悪いので、かぼちゃに変えたということです。

           

 今日、世界の人口は70億人になるそうです。
1987年には50億人目を、1999年には60億人目の人を特定しましたが、この70億人目には、特定の人を決めず、人口問題について世界中で等しく世論を喚起したい狙いがあるようです。

今日、生まれる人は、全て70億人目です。
世界では、この日21万人が生まれます。
日本では、2900人が生まれるそうです。
国連人口基金東京事務所は、31日に国内で誕生する赤ちゃん全員を70億人目の赤ちゃんたちの一人として祝福し、希望者に認定書を贈ります。

日本や欧米諸国では、少子化が進んでいるのですが、世界は、どこまで増えるのでしょうか?
それこそ、食糧や水がそれについてゆくことが出来るのか、少々心配です。

  
   
 現在、武庫川のコスモス畑 満開にはもう少しか・・・・  遠く甲山を望む  
                                          
(今朝 撮影してきました)

 

先日 24日は”霜降”で、北国では朝露が霜へと姿を変える頃で、21日から11月7日までは、秋の土用です。
前にも書きましたが、土用は、春夏秋冬にあり、秋の土用は、その秋の終わりを告げ、冬へ移ってゆく期間なのです。

しかし、この季節も、今までの通りの移り変わりからズレてきているようです。
これも自然の摂理に外れて、神の逆鱗に触れているのでしょうか?

そして、人間は、自然を畏怖する気持ちが薄れてきているのでしょうか?


新生タイガース和田新監督に期待するもの・・・・

2011年10月30日 13時17分12秒 | 野球・タイガース

トラは、すでに2012年モードに入っています。
今年のことは、全てリセットして、来季に向け、リベンジのスタートを切りました。

和田新監督の就任が、去る28日に発表され、後はコーチ陣の編成にかかっています。

1ファンとしては、あの方が良いとか思うことはあるのですが、そこは、色々とあるのでしょうから、球団というより、出来れば和田監督の考えをあらわすことの出来、手足として動ける人にお願いしたいものです

報道でも言われている矢野や赤星はどうやら今回はないようです。


 就任あいさつする和田新監督  来年には、今年のリベンジが出来るか・・・・
                                                   


和田監督の就任あいさつにもあったように、少しのスパイスを加えるだけで、優勝出来る戦力があるということで、そこは、それを信じていくしかありませんね。

そのスパイスが何なのか、どのように加えるのか、これから具体化されると思います。
3年契約ということですが、監督自身も話している通り、3年と言わず、1年目から勝負に出て結果を出して欲しいです。

”守りの野球”を目指すと言っておられますが、確か前監督もそのようなお話でしたが、それで守備力のない、または衰えた選手を使って来たことを思うと、今回は、必ず守りの野球をして欲しいものです。

いみじくも、前監督が、退任の時に甲子園は広いという感想を述べられたのには、少々驚きました。
なにを今さらという感じでした。

飛ばないと言われている統一球では、今までのようにホームランに頼る野球より、外野守備が勝敗を決めると言うことを肝に銘じて欲しいのですが・・・・・

   坂井オーナーと南球団社長と共に・・・

27日には、ドラフト会議があり、トラはほぼ予定通りの補強が出来たと言われています。
特に、1位の伊藤隼人外野手は、学生野球の4番であり、今までにない力強いものを感じます。

育てるのが下手な今までのトラからすれば、打撃面で、FA以外の即戦力に期待したいものです。
これで、来季のトラの外野手の戦いは、より厳しいものになるものと思われます。
得てして、今までのトラの若手の外野手は、そこそこの力の持ち主が多く、線が細いように思われます。
この伊藤は、それを塗り替えてくれるものと期待したいです。

 2位の歳内投手は、魔球という評判ですが、どこまでプロに通用するか、見ものです。
3位の西田内野手も、1塁を守っていたそうですが、打撃のセンスが良いということでもあり、内野はどこでも守れる力が望まれます。

その他の新しい戦力も、なにもドラフト上位が良いとは限りません。
出でよ、イチロウ二世と言いたいです。

兎も角、今までのFAによる強化よりも、若手を育てて欲しいものです。
1軍メンバーに生え抜きが少ないトラには、やはり生え抜きのプラスアルフアーの力を期待したいのですが・・・・なにも和田監督が生え抜き一途だからということではありませんが・・・・
そして、オーナーの話にもあったように、来季の課題には、過渡期の立て直しがあります。

ベテランと若手の融合を上手く噛み合わせ、戦力アップを・・・・・
来年のクライマックスには、リーグ優勝して出場することを期待しています。


新大阪駅のトレビア ③ おおさか東線の延伸・・・・

2011年10月28日 10時51分37秒 | 鉄道のよもやま話


前回は、新大阪駅新幹線ホームが増設されることについて書きました。
その新幹線の下を走るJR西日本の在来線の駅も増設工事に入っています。
この回は、そこから話してゆきます。

在来線の新大阪駅には、11番線から 関西空港線や和歌山・紀伊勝浦方面、北陸・信越方面、JR京都線、JR神戸線、Jr宝塚線、福知山・城崎方面、山陰(鳥取、智頭線)方面、と18番線まであります。

ここに、「おおさか東線」のホーム2面を造ると言うものです。

     放出駅と久宝寺駅までは開通済み

この「おおさか東線」は、城東貨物線を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までを結ぶ線ですが、すでに「放出駅」と「久宝寺駅」までは、2008年に開通済みです。

当初の計画では「新大阪駅」止まりでしたが、さらに先の「梅田貨物線」を経由して「うめきた」に計画している「北梅田駅」まで乗り入れる計画に変更されました。
いわゆる、大阪外環状線の計画ですが・・・・

この「おおさか東線」の「新大阪駅」のホームが何番線になるのかも気になります。
つまり、在来線は、11番~18番があり、新幹線のホームは、20番~26番(27番線は建設中)、とすると、普通なら新しいホームは、在来線19番と20番になるのですが・・・・・
新幹線ホームで20番線があり、重複してしまいます。

この問題と、何時できるのかも不明で、なんとも計画性のない要素が多く、これらが、新大阪駅の新しい機能として生まれ変わることが出来るのかどうか疑わしいところもあります。

この新大阪駅には、このホーム増設工事以外に、新大阪阪急ビルが建てられます。
これが、阪急の新大阪への延伸計画への伏線となるのか?
又は、四つ橋線の新大阪までの延伸計画が実現するのでしょうか?


今年も コスモス畑が・・・・・

2011年10月27日 08時39分36秒 | 独り言・社会・ニュース

毎年、この時期、武庫川の河川敷 髭茶屋には、コスモスの花が乱舞しています。
今年は、台風の影響などで、種まきが遅れ、その影響なのかどうか分かりませんが、今は満開とまではいかないようです

 まだ蕾みのものもあるのですが、その中に開花したコスモスが風に揺れている様を、すでに多くの人が見物に来ています。

11月に入れば、例年のように満開のコスモスが見ることが出来ます。

現在(10月26日)のコスモスを見てください。

  

    

 


トラ、誤算の原因はなに?? 原因その3

2011年10月26日 10時23分52秒 | 野球・タイガース

昨日(10月25日)、今季限りで退団する真弓監督の退任会見がありました。
彼にとっては悔やまれるシーズンであったことでしょう。

成績が残せなかった原因については、自らの力不足を挙げていました。
同時に、この3年間で発見したことは何、という問いに対して、「甲子園は本当に広い球場、守備力が重要になる」と・・・・

だのに、打撃重視なのか、守備重視なのか分からないオーダーからは、その意図がつかめませんでした。

ここで、今年に限って言えば、外野守備で問題となった金本の存在です。

”もぐら殺し”
と広島時代から謂れ、まさにその”もぐら殺し”を実践し、投げたボールを地面にたたきつけ、その後もショートまで届かない選手をなぜ、使い続けたのか、理解に苦しみました。

これが、真弓監督の寿命を縮めたのではないかと思わざるを得ません。

  
   涙で悔しさをにじます真弓監督の退任会見 
彼だけの責任に終わらせてはいけないと
  思いますが・・・・・   

 

昨日の会見で坂井オーナーも「育てながら勝つという難しい命題がある。日頃から監督には世代交代の過渡期に指揮をとってもらっている」と強調したそうです。

つまり、この難しい課題を克服出来なかったことが退任の原因の一つで、これが、トラにとっての誤算だったのです。
若手が外野を守るようになったのは、今季も先が見えた時点からで、それまでは、1軍に挙げても、すぐ2軍に落していました。

若手にも問題がありました。
ベテランを押しのけて出てくる粋の良い若手が、現れなかったのも誤算だったのです。
最後の数試合には、期待が持てる若手が出てきたのですが・・・少々遅かったようです。

これが勝つためにベテランを使わざるを得ない原因なのでしょうか?
別の考えようでは、若手を育成させるという考えが強くあれば、例え一時的に不振であっても、辛抱強く使う監督の意図と意志をはっきりと見せることです。

ファンの目を恐れるがために、無難なベテランで勝ちに行くのは簡単でしょうが、そこが、会見で監督自身が述べた、監督の力がなかったということに、繋がるように思います。

金本は、昨年(2010年)は、規定打数に到達しないのに、全試合出場を継続したという珍記録を作りました。

  8月24日 8号ホームランを打つ金本


これは、昨年、3月17日、練習中に激突して右肩を痛め、その後満足な投球が出来なかったことと、
それでも、出場出来たのは、彼の努力と今までの功績と、記録を継続させるという個人的なものに首脳陣が配慮した結果(推測ですが・・・)であり、この為に選手の起用方法に悪影響を与えたの承知のことです。

コーチが、ベテランをさん付けで呼び、別格扱いにすることだけは、新体制ではして欲しくありません。

新しい監督は、ベテランと若手の世代交代を上手くやって欲しいものです。
それが出来なければ、新監督も短命に終わって終うのではないかと危惧しています。


トラ、144試合目 真弓監督 最後の采配

2011年10月24日 21時14分38秒 | 野球・タイガース

今年最後の試合の興味は、マートンの首位打者ぐらいと思っていたのですが、鳥谷の3割のキープと連続試合出場、能見の奪三振王と200イニングの達成があり、それなりに、最後の監督として苦心の采配の後が伺えました。

マートンの首位打者への道は、3回の2打席目サードゴロに倒れた時に絶望となりました。
今日、4打数3安打か又は6打数4安打が必要だったのですが、かなり困難な数字でした。

鳥谷の3割キープは、先発から外れた時に、何時から守備に出すのか、興味があったのですが、9回の打席に立たないだろうと思われる時に守備に入りました。

ここで、1試合出たという条件は、守備位置に着いただけではなく守備機会が必要でしたが、ショウトライナーを横っ跳びに掴むフアインプレーで144試合出場を果たしました。


              最後のハイタッチする真弓監督    

好投の先発鶴を、無安打無失点で5回までで降板させた時は、なんでやと思ったのですが、ここはどうやら真弓監督らしからぬ思案があったようです。

6回に榎田を挟み、7回から能見を出しました。
榎田だったのは、分からないのですが、どうやら能見を出したいがための鶴の降板だったようです。

能見は、この試合まで1991/3回の登板で、200イニング登板を達成させ、良ければ186奪三振にいくらかを上積みさせたかったのですが、それは出来ませんでした。

能見の200イニング達成は、井川以来だそうです。

 
  7回、2点の足がかりを作った期待の若手  柴田のレフト前  上本のセンターへの2ベース

 

8回、白仁田で終わるつもりが、上本のエラーで急遽筒井を救援させ、その筒井がセカンドゴロに打ち取り、先ほどエラーした上本がゲッツーを完成させ、先ほどのエラーを帳消しにしました。

トラの最終戦の最後は、やはり球児が締めくくりました。
鶴が勝利投手、藤川が41セーブとなり、一応メデタシメデタシの最終戦でした。
★ 勝利投手は榎田でした。 3勝目 訂正します。 25日午前8時30分

今年もこれで終わりました。

兎も角、御苦労さまでした。


トラ、出でよ、粋の良い若手が・・・・

2011年10月23日 19時15分27秒 | 野球・タイガース

昨日、今日と若手を全面に出してきました。

ここでの活躍は、若手にとって来期をにらんだ自信と課題を見つける機会になります。

昨日は、先発に柴田、森田、田上、小宮山を使いました

  
  昨日(22日)、猛打賞でヒーローの田上       昨日、奪三振は5と少なかったのですが
                                 打たしてとる投法に切り替えた?能見は12勝目
                                 本当のエースになるためには、負け数を少なく。  

特に目を引いたのが、田上で、5打数3安打1盗塁と来期に向けて大きな自信になったことでしょう。
兎も角、最初は誰でも新人から始まり、チャンスをつかんで、慣れと自信が並行してついてくれば占めたものです。

でも、昨年の俊介のように今季期待されながら、今年、途中から体調を崩してから、出場の機会がなくなり、悔やまれるシーズンになったようです。

どちらにしても、トラの若手は、なにか線が細いように思います。
体力的だけでなく、精神的にも大きくなって欲しいです。
相手が嫌がるいやらしい選手と和製ホームランバッターが欲しいです。

今日は、若い投手を重点的に出てきました。

   今日の結果

 

1軍初出場の初先発の清原が5回66球、5被安打 1失点で期待通りの出来でした。
あと、白仁田、鄭がそれぞれ1回づつ投げ、どちらも期待を裏切りませんでした。

願わくば、初登板、初先発の清原の好投に報いる勝ち星を与えて欲しかった。

  
 先発した清原        7回を無安打に押えた白仁田    鄭は、8回を 1被安打無失点に

昨日、今日の若手が、来期、1年を通じて活躍して欲しいものです。

来期こそ、これらの若手が、ベテランを脅かす存在になって、取って代わるようになって欲しいものです。

 今日の負けで、勝率5割もなくなりました。 
あと、1試合、明日を残すのみとなりました。


映画「一命」

2011年10月23日 13時52分43秒 | 映画・社会

例の市川海老蔵の事件の前に撮られたもので、一時はボツになるかもしれなかった作品です。

「一命」の原作は、滝口康彦著「異聞浪人記」で、過去1968年に「切腹」としても映画化されています。

   

この映画は、武士にとって「面目」とはなにか、そして「恥」とはなにか・・・・
「家族」とは、そして「命」とは、何かを考えさせられました。

愛する家族を守るため、貧困にあえぐ武士がとった行動は、プライドを捨てることだったのでしょうか?

主演の市川海老蔵は、歌舞伎役者だけに、眼力は大したもので、他を圧倒していました。

太平の世になり、大勢の大名が取り壊しにあい、安芸広島の福島家も幕府の思うつぼにはまり、取り壊されます。

そこには、仕事も家もなく、生活に困った浪人たちの間で”狂言切腹”なるものが流行っていました。
浪人が、切腹をするので庭さきを貸して欲しいと大名家を訪れます。
迷惑な大名家は、いくばくかの金子を渡し退散させ、テイの良いゆすりでした。

 
  貧しくとも健康であれば・・・・・              思惑に反して、切腹するも、武士に二言は
                                   ないという美名だったのでしょうか?    

ある一人の浪人が、井伊家の門前に、切腹を願い出ます。
その浪人は、津雲半四郎(市川海老蔵)で、家老、斎藤勘解由(役所広司)から、1ヶ月前にも同じように願い出た千々岩求女(瑛太)の様子を話し始め、ここでは、願い出た者には、その願いを叶えさせ庭さきで切腹させるというものでした。

半四郎は、その千々岩は、存じよりの者であり、その切腹のさせ方が理不尽なもので、その千々岩は、義理の息子であり、病気の妻と赤子を医者に見せる金欲しさだったと話始めます。

武士の命である刀を売り、竹光にあるにも拘わらず、恥も外聞もすてて、切腹を申し出た無残な最期を・・・
画面では、切れない竹光で腹を突くがなかなか出来ず、なんどもなんども腹を刺す様は、介錯を願い出ても、なかなか介錯しない意地悪な様子を見ていると気持ちが悪くなりました。
瑛太の迫力ある演技も見ごたえがありました。

半四郎の娘、千々岩の妻を演じる満島ひかりの演技にも悲壮感が溢れ、見る者を引きつけました。

この映画が、カンヌ映画祭に出品されるとの事ですが、現在の日本人にも理解しがたい「武士道」精神が、外国人に理解出来るのでしょうか、と思ったのですが・・・・・

貧困に困窮する人間の根底に走る家族を思う心を、命を捨ててでも救いたいという気持ちは、どこの国でも同じであると思い、これをどのように評価するかにかかっているのではないでしょうか?
ただ、切腹という手段が、どう評価するかにかかっています。


トラ、誤算の原因はなに?? 原因その2・・・

2011年10月22日 10時04分58秒 | 野球・タイガース

昨晩、トラは、今季 甲子園球場で最後の試合を横浜を相手に行いました。
甲子園ラスト試合を、トラらしい勝ち方で逆転勝利し、辞める真弓監督もホッとしたことでしょう。

残り3試合となり、注目は個人のタイトルになりました。
トラには、チームとして4位ながら 多くのタイトル争いに参戦しています。
セーブは、昨日の藤川の40セーブでほぼ手中にしました。
マートンの最多安打数も獲得するでしょう。

後は、首位打者 打点王 奪三振王 などがトラ戦士がからんでいます。

もし、これだけのタイトルホルダーが出れば、個人の活躍が、チームの勝ちに繋がらなかったのではないかと思われます。

 
 甲子園球場 最終戦 勝てて良かったとは真弓監督談      マートンの逆転2ベース

 

昨日は、小林宏のセットアッパーとして 大きな誤算であったということを述べました。
今日は、キャッチャーについての起用法について、誤算があったのではないかと思い、これについて書きます。

城島という絶対的な捕手がいました。
でも、去年に手術をし、当初は開幕に間に合わないと思われていたのですが、開幕が遅れたこともあって、調子も良いと言うことから、開幕から城島を使い続けました。

しかし、捕手としての守備で大事なボールを止めるということに問題が起こりました。
つまり、投手のワイルドピッチは、特に走者がいる場合は、身を挺して止めなくてはなりません。
、城島の後逸が目立ち、それが失点につながる場面が増えました。

聞くところによると、城島が余りにも後逸するのが多いので、投手としてフオークボールを投げるのが怖いということも言われました。

この頻繁に後逸する様子は、素人目にも膝が悪いのではないか、変えるべきではないかと思ったものです。
現に、あとで城島は、左ひざがなかなか曲げられなかったと言っていました。
6月上旬に戦列を離脱するまでほぼフル試合出場していました。

その後、藤井を使い続けたのにも問題がありました。
藤井の楽天時代には、1軍で8試合しか出ておらず、これだけ長く守ったことがないので、疲れが蓄積してゆきます。

やっと、若手に変わったのが、9月17日、まだまだCS進出に期待が持てた時期でもあったのですが、先発の久保が1回4失点でノックアウトされると、捕手も藤井から小宮山に代えました。

小宮山には荷が重く2回には捕逸もあり5点目を奪われました。
これを、真弓監督は、小宮山にも試合に慣れていかなくてはならない、と説明しましたが、この勝負ところに若手の起用は、余りにも唐突で、首をかしげざるを得ませんでした。

また、中日と比較するのは恐縮ですが、中日の場合、前半戦は40歳のベテラン谷繁を小山、小田、前田らと併用し、疲労を軽減させ、終盤を見据えた落合流の采配がありました。

反してトラは、ベテランを休めることが出来ず、肝心なところで若手を起用して、勝負が出来なかったのです。
折角、矢野の背番号39を継がせた小宮山には、期待が込められていたにも関わらず、出場機会が少なかったのは、捕手としてのチームの方針がなかったのではないでしょうか?


トラ、誤算の原因はなに?? 原因その1・・・ 

2011年10月21日 13時37分31秒 | 野球・タイガース

昨日の試合が140試合目で、今年も残り4試合となりました。

開幕時は、トラの評価はすこぶる良く、戦力的に優勝は間違いないと言われていたのですが・・・

その結果は、その期待を裏切るものであり、なぜ、これほどまでに誤算が生じたのでしょうか?

全くの素人ですが、1フアンとして、トラの敗北を検証してみたいと思います。
少々、独りよがりなところがあると思いますが、そこはご容赦ください。

10月16日、試合前に真弓監督の辞任が発表され、その日は勝ったのですが、その後昨日も負け、3連敗を喫しました。
消化試合といえども、ふがいない内容の試合で、全くやる気が見えないのは、余りにもフアンをないがしろにしていると言われても仕方がありません。

そんな中、観客数が毎試合のように減少し、2005年から実数を発表して以来、甲子園球場の入場者数は、25000人を割り、最低を記録したそうです。
主催ゲームでは、10月4日の京セラドームでは18030人と2万人をも割っていました。

球団は、ここで危機感を持ったのではないでしょうか?
この数字は、甲子園だから言えることで、他の球場ではうらやましい限りです。

開幕時の目算がどこで狂ったのでしょうか?

以前にも書いたのですが、この誤算は、中日とのあらゆる面での違いで、ある程度分かる気がします。
決して結果論だけで片づけられるものではないように思うのですが・・・・・

     
 昨日(10/20) 横浜戦で16号ソロを打つブラゼル        入団会見の時の小林
                                    この時、期待が大きかっただけに・・・・
 

今季中日は144試合終わった時点で、中日の総得点は、419点、失点は、410点。
トラのそれは140試合消化の時点で、得点は、469点、  失点は、439点

1試合当たりの得点は中日が、2.91点      トラは、3.35点
1試合当たりの失点は中日が、2.85点      トラは、3.14点

どちらの球団も、得点が失点を上回っていますが、その数字が、トラより中日の方がかなり少ないのです。
それでも、勝ち星は、中日の方が多いのは、如何に少ない得点で勝っているのか、つまり少ない得点を強力的な投手陣で守り抜いたということです。

その投手陣には、浅尾という驚異的な防御率を誇るセットアッパーがあり、ストッパーは、岩瀬がおり、この二人に繋げば負けないという「勝利の方程式」が確立しています。

トラとの違いは、トラにはストッパーがいても、絶対的なセットアッパーがいなかったということです。

開幕当初は、そのセットアッパーに、小林宏を獲得したのですが、その小林が全く機能しませんでした。 
彼を責めるのは簡単ですが、彼の能力を引き出せなかったコーチにも責任があります。


小林の代わりとして榎田が上げられますが、彼はルーキーであり、経験不足から持続しませんでした。
これらが、積み重なって他の投手陣にも負担が重なってきたのではないでしょうか?

敢えて言うなら、小林の代わりとなる投手を見つけられなかったコーチを始め首脳陣の才覚のなさが先発投手陣を始め多くの投手の役割分担が出来ず、本来の力を発揮出来なかったのではないでしょうか?

その他にも色々問題点があろうと思いますので順次書いてゆきます。