今年も10月が過ぎようとしています。
今年ほど自然の脅威にさらされた年は、近年にはないように思います。
津波、洪水などで命を奪われ、その水で命が助かります。
自然も罪なことをするものです。
これを”自然の摂理”というのでしょうか?
”摂理”という言葉は、どうやらキリスト教から出来た言葉らしいです。
つまり、この世に起こるすべては神の予見と配慮に従って起こるとされることなのだそうです。
”水”の存在も神が作ったものなのでしょうか?
「ストレスが溜まったら休む」と言うのも自然の摂理と言うことをどこかで読んだことがあるのですが・・・・・・。
10月31日は”ハロウイン”だそうです。
今まで、日本ではあまりなじみがありませんが、最近は、商戦に使われ、あちこちの繁華街で見かけられます。
これは、キリスト教の万聖節のイブで、子供たちはかぼちゃの中身をくりぬき、提灯(ランタン)を作り、夜になると近所の家を訪ね歩き、「Trick or treat?」(いたずらされたい?いやなら施しを)という決まり文句を言って、お菓子をもらうという行事なのです。
このハロウインは、イギリスに住んでいたケルト人の収穫祭が基となっています。
ケルト人にとっては、10月31日が大晦日で、1年の締めくくりの日です。
つまり、この日を境に冬が訪れ、神や精霊に収穫を感謝する行事が、この収穫祭なのです。
では、なぜ、かぼちゃなのでしょうか?
この日には、先祖の霊と一緒に魔物もやってくると考えられています。
日本のお盆と考えたらよいと思います。
それら先祖の霊や魔物から身を守るために、怪物に化け、怪物を模したランタンを作って霊たちの目をごまかすというものです。
そのランタンは、元々はカブで作っていたのですが、工作しにくく見栄えも悪いので、かぼちゃに変えたということです。
今日、世界の人口は70億人になるそうです。
1987年には50億人目を、1999年には60億人目の人を特定しましたが、この70億人目には、特定の人を決めず、人口問題について世界中で等しく世論を喚起したい狙いがあるようです。
今日、生まれる人は、全て70億人目です。
世界では、この日21万人が生まれます。
日本では、2900人が生まれるそうです。
国連人口基金東京事務所は、31日に国内で誕生する赤ちゃん全員を70億人目の赤ちゃんたちの一人として祝福し、希望者に認定書を贈ります。
日本や欧米諸国では、少子化が進んでいるのですが、世界は、どこまで増えるのでしょうか?
それこそ、食糧や水がそれについてゆくことが出来るのか、少々心配です。
現在、武庫川のコスモス畑 満開にはもう少しか・・・・ 遠く甲山を望む
(今朝 撮影してきました)
先日 24日は”霜降”で、北国では朝露が霜へと姿を変える頃で、21日から11月7日までは、秋の土用です。
前にも書きましたが、土用は、春夏秋冬にあり、秋の土用は、その秋の終わりを告げ、冬へ移ってゆく期間なのです。
しかし、この季節も、今までの通りの移り変わりからズレてきているようです。
これも自然の摂理に外れて、神の逆鱗に触れているのでしょうか?
そして、人間は、自然を畏怖する気持ちが薄れてきているのでしょうか?