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この暑さ、いつまで・・・今年は秋がなくなる?

2022年08月26日 18時37分16秒 | 独り言・社会・ニュース

今年の夏は、例年よりも暑い日が続いています。
なによりも、蒸し暑く不快指数が高いのではと思われます。
しかし、昨今、この不快指数という言葉はあまり使われなくなりました。

不快指数とは、気温と湿度から求められる「蒸し暑さ」の指数のことです。
日本人の場合、不快指数85で93%の人が蒸し暑さのため不快感を感じるとされているが、体に感じる蒸し暑さは、気温と湿度以外に風速等の条件によって左右されるため、不快指数だけでは必ずしも体感と一致しないとも言われ、あまり使われなくなったようです。

 

今年6月に発表されたウェザーニュースは、「猛暑見解2022」として夏の気候について予想を次のように発表しています。
「全国的に平年より暑く二つの高気圧が重なるタイミングでは、猛暑と予想される。暑さのピークは7月後半と8月後半となる」そうです。

8月18日の発表によると気温は8月26日まで近畿・九州は平年より60~70%の確率で高くなる。 北海道や東海、北陸は平年より高い確率は50%だそうです。

また、涼しくなるのは例年通り関東の方が早く、関西の方が涼しくなるのが遅くなる傾向にあるということで、その涼しくなるのが、彼岸よりも遅く早くても9月一杯は、まだまだ日中は例年より暑くなるようです。

    
    これでは西日本は10月も平均気温より高いようです。
    今夏はチベット高気圧と太平洋高気圧が重なり、日本列島は、布団2枚重ねているようです。

  
   今年の後半は、ラニーニャ現象の影響があるようです。
 ラニーニャ現象とは、太平洋赤道海域の日付変更線付近(インドネシア近海ー暖水)から南米沿岸(南米ペルー沖の赤道付近ー冷水)にかけて海面水域が平年より低くなり、その状態が1年程度続くもので、この現象は数年おきに発生するとしています。
ちなみに、エルニーニョ現象とは、上記ラニーニャ現象の説明の内、海水が平年より高くなると読み替えてください。

  大阪の昨年と今年の月平均気温の比較

      高温平均          低温平均          
      2021年   2022年           2021年      2022年 
       3月  17.20     15.72           
           8.51                       7.74  
        4月  20.72             21.98                     11.57                    13.14
        5月        23.87            24.71                      16.70                    16.14 
  6月   28.41             28.91                      20.64                    21.23
        7月        32.42             32.56                      25.08                    25.48
        8月        32.29           * 33.90                    25.45                   * 27.13         *印は、8月25日までの集計

  3月までは、2022年は、2021年より月平均気温は高温、低温とも低い。
  4月以降は反対に、2022年の方が2021年より高くなっている。
         特に8月はかなり高くなっています。

         尚、この資料は個人が集計したものであって実際とは異なるかも知れませんの悪しからず。


   


地蔵盆とは・・今は・・・。

2022年08月16日 16時29分48秒 | 独り言・社会・ニュース

西日本では極暑が続いています。
東北や北海道では、大雨続きで日本列島は、火と水の地獄?に襲われているようです。
でも、暦では23日は”処暑”でこの暑さもおさまるとされており、秋の気配が感じられる頃だそうですが・・・

さて、最近の「地蔵盆」は、どうなっているのでしょうか。 

         

夏の終わりに近づいたこのころに行われる「地蔵盆」は今、どうなっているのでしょうか?
この行事は、京都、大阪、神戸など関西地域を中心に行われており、主役は子供です。

発祥地と言われている京都では、町内ごとに地蔵尊の前に屋台を組んで花やお供えをし、ゲームなどに興じたもので、今も京都の町内では盛んにおこなわれているそうです。

   
  今年、京都の地蔵盆のポスター      数珠回し   場所、時期不詳

また、「数珠繰り(じゅずくり)」「数珠回し」といって大きな珠の長い数珠を子供が輪になって一緒に回します。
少なくとも、僕自身も参加した記憶があるのですが、今は、この地域では見かけません。
何しろ参加すれば、お菓子がもらえたので喜んで参加した覚えがあります。

勿論地方によっては、今も盛んにおこなわれている地域もあるでしょうが、ここ3年は少なくともコロナ禍でほとんどがなくなっているのでは、でも今年から復活している地域もあるでしょう。

今も市街地を外れると、時々地蔵さんを見かけます。 近所の方がお供えやお花を供えているのでしょう・・・が、果たして地蔵盆が行われているのかどうか・・・

地蔵盆は子供の守り仏として古くから信仰されていました。
しかし、広く行われていたのは関西地域が中心ですが、北陸地方や新潟、長野周辺でも行われていますが、東海地方や関東地方にはほとんどないそうです。

これは地蔵信仰の歴史の違いによるもので、京都では室町時代に地蔵盆が大流行していたそうですが、関東では、江戸時代になってやっとお地蔵さんが作られたそうで、江戸ではお稲荷さん信仰が盛んだったようです。

風習などは時代とともに変化し、家庭での行事もすくなくなっており、これからの「月見」にしても年末の「餅つき」にしても、どれだけ家庭で行っているか、年々少なくなってきているのではないでしょうか・・・
それも、時代のすう勢、少子化、核家族がなせる業なのでしょうか・・・