徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

「花冷え」が厳しいですね・・・・

2006年03月31日 08時53分35秒 | 独り言・社会・ニュース

いよいよ、3月も終わりです。
昔から、1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」と言って時節の経つのも早いようです。

しかし、この寒さは、桜の開花宣言があっても満開には、少し時間がかかりそうです。
一昨日の宮城でのプロ野球も雪の中の戦いでした。高校野球もたけなはですが、観客も寒さに震えての観戦です。 

「花冷え」とはよく言ったものです。
ちなみにこの「花冷え」を一言で言い表す英語はないようです。
日本語の素晴らしさは、この日常にも沢山あります。

髪を切った井川・・今日の先発?

さて、今日からは、プロ野球もセ・リーグが開幕します。 今の時期ナイターは選手も観客も大変ですが、このようなことは、今までになかったように思いますが・・・・・
明日からは、暖かくなるそうで、一気に桜が咲き誇ることを期待しましょう。

僕は、今晩から瀬戸内海を航路で、九州・由布院散策に行ってきます。 桜が満開と言うことを信じて・・・・
従って、今晩のセ・リーグの開幕も見ることが出来ませんので明日・明後日と野球のブログアップも出来ません。 がもし、桜のたよりを携帯ブログアップしてお知らせ出来ればと思っています。


英語よりもっと日本語を・・・・

2006年03月30日 12時53分03秒 | 独り言・社会・ニュース

文部科学省では、2008年にも小学校の高学年から週1時間程度の英語を教えることを唱えています。 
2006年2月の文部科学省の中央教育審議会の報告書によると「英語を学ぶことで異文化理解だけでなく、国語や我が国の文化についてあわせて理解を深めることが出来るよう検討する必要がある」と述べています。
同時に「国際コミュニケーションの観点から我が国においてもインターネットの普及などによって英語コミュニケーションを図る機会が増えている」とも述べています。

又、2006年3月18日の平成17年度小学校英語活動実施状況調査では、小学校の93.6%が英語教育を実施されており、平成16年に比べ1.5ポイント増になっているそうです。

英語も大事ですが、それよりも日本語や日本文学、日本文化をもっとしっかりと教えるべきではないでしょうか?

英語を話すことが出来ても、日本人である限り日本語をしっかりと身につけ日本語の良さを知らなくては国際人としては、恥であると思います。
僕自身、日本語について偉そうなことを言えませんが、もっと日本語や日本文学を学んでおけばと後悔しています。


 北野天満宮の梅

「しとしと」「ひたひた」「ひしひし」「ぽたぽた」と言う言葉には、一言で表現できる英語はありません。 まして「もののあわれ」も一言で英語にすることが出来ず、表現したところで、the pathos of  life と訳されていますが、直訳すれば、「人生における同情」となり、本来の日本語の良さが表現出来ないのです。
勿論、「もののあわれ」を日本語でも内容を巧く表現することは難しいですが、日本人なら、なんとなくその状態を憶測することが出来なくてはなりません。

「わび」=簡素な中に見出される清澄、閑寂な趣。
「さび」=古びて味わいある渋い趣。

これらも英語では、表現できません。
「趣」も英語で訳せば meaning (趣旨)の一言で済まされていますが、本来は「しみじみとした味わい」であり、その状態によっては又異なる意味も持っています。

小学校から英語などを教えれば、本当の国際人がいなくなります。
 国際的に通用する人間になるには、日本語を徹底的に教えなくてはダメです。
表現する手段よりも表現する内容を整える方が大事だと思います。

折角の情緒のある言葉も英語に訳せば、味気ないものになってしまいます。


地名と表記がちがう駅名とは!!!!

2006年03月29日 08時27分27秒 | 鉄道のよもやま話

駅名には地名と読み方は同じでも表記が違う駅がかなりあります。

JRでは西宮市にある駅は「西ノ宮」駅だし、三宮にある駅は「三ノ宮」駅ですが、私鉄では阪急も阪神も「西宮」駅であり「三宮」駅です。

どうしてこんなふうに地名と表記の違う駅名があるのでしょうか?
これは、もとは地名がどちらの表記でもよかったのですが、戦後の住宅表示制度などにより、駅名と異なる表記の方に統一されてしまったためと思われます。
つまり駅名はそのまま残されたので、駅名と地名が違ってしまうことになったのです。

では、どうして住宅表示制度によって表記を変えたのかについては明確な理由はなく、分かり易いからといった便宜的なもので、カタカナまじりの表記を改めるという傾向もあったようです。

特殊な例としては、町村合併によるものもあります。
大分県の「湯布院」町は、駅名は「由布院」駅。 これは由布院町と湯平村が合併して湯布院町に変わったため、町名と駅名が違っていました。今は由布市となっています。

    

また、JR「市ヶ谷」駅は、地名は市谷。 「四ツ谷」駅も地名は四谷。
地下鉄「霞ヶ関」駅の地名は、霞が関です。

 


日本人のDNA -その11-

2006年03月28日 09時38分54秒 | 日本人のDNA

、「国家の品格」(藤原正彦著 新潮新書)ベストセラーで150万部も売れているそうです。

「日本のDNA」もこの本の中から僕なりに解釈して掲載してきました。
今、なぜ「国家の品格」が問われているのでしょうか?
この本を読まれた方は、よくご存知ですが、まずこの本を読もうと思われた方はそれなりに関心があるからこそ読まれたものであろうと思われます。

一部では、負け組がこの本を読んで昔を偲んで「してやったり」と読んでいるとも言われています。
「親父」が昔の話を若者には話しが出来ないので読んで溜飲を下げているとも言われています。

しかし、その親父は元より先祖からの引き継いだ日本人が持っていて日常の生活の糧や常識が失われようとしているこの時代に警鐘を鳴らしていることを知るべきと思います。

日本人が古来、受け継いできた「情緒と形」をすっかり忘れ、市場経済に代表される欧米の「論理と合理」に身をまかせてしまった事を嘆き、日本人に誇りと自信を持って欲しいことを願って書かれたものです。
日本は、その国柄を失い、品格に欠ける国家になってしまったのです。

日本には、なにも特別の国ではありませんが、「普通の国」でもないのです。
藤原氏によれば、日本は「異常な国」ということです。
この資源もない小さな島国が、これほど著しい発展をしてきたのか、これ程異常であったのか、それは大雑把に言って、日本人が持っていた「国柄」が素晴らしいものだったからと述べています。

日本が世界のどの国とも本質的に違う独特な文化文明を作りあげ、先人の作り上げた日本文明の優れた独自性を、今後どうして守り続けるかが、子孫である我々の義務と思うと結んでいます。


心配な阪神投手陣・・・・・

2006年03月27日 09時42分43秒 | 野球・タイガース

昨日でセ・リーグもオープン戦が終了しました。
オープン戦の成績は、12球団中3位と好位置につけてはいますが、内容がもう一つです。 特に12球団でも評判の投手陣がピリッとしません。

オープン戦の成績は、ペナントレースに余り関係はないとは言え、少し不安点を残しました。 特にWBC組のFKの二人が乱調です。
藤川は、昨年の伸びのある投球が出来ていないのは、WBCの疲れだけではないようです 昨年の登板過多によるものなのか、二段モーションの禁止によるホームの矯正によるものなのかは分かりませんが、少なくとも昨年の自信がなくなっているように見受けられました。 
久保田も同様ですが、後は気持ちの持ちようで31日の開幕での勝利が一番の薬ではないでしょうか?

   
  明暗分ける二人、 好調鳥谷と不振の藤川

打撃は、昨日を見る限り上向きで、特に鳥谷の5打数5安打は頼もしい限りです。
不振にあえいでいた矢野にも一発がでて、今岡もオープン戦第1号が飛び出し、シーツも好調のようです。

オープン戦の順位は、1位西武(10勝5敗2引き分け)、2位中日(9勝6敗4引き分け)3位阪神(11勝8敗1引き分け)となっていますが、防御率が3.48と悪く、中日の1.54、巨人の2.82、広島の2.96に比べると心配な面が多々あります。

パ・リーグは、既に開幕しWBC人気をそのまま反映しているようです。 セ・リーグの31日の開幕が待ち遠しいです。


話のうまい人は・・・・・・

2006年03月26日 09時32分04秒 | 独り言・社会・ニュース

話の面白い人は、キャッチフレーズ作りも巧い人であるようです。

ビートたけしさんは小渕元首相を称して、「海の家のラーメン」と言いました。
その気持ちは、「期待せずに食べたら思ったより美味かった」

このようにある一つのことを説明するのに、イメージが膨らむような短いフレーズで表現するのはなかなか難しいことです。

今日の絵は”バラの花”です。F6号

田中真紀子さん「軍人・変人・凡人」と言ったのも、当時の候補者(梶山さん、小泉さん、小渕さん)のそれぞれの特徴を一言でうまく表しています。

タモリさんはかっての所ジョージさんを称して「トイレの100ワット」と言いました。
これは、”無駄に明るい”と所さんのキャラクターを的確に表した名作です。

ご存知、長島茂雄さんもキャッチフレーズ作りの天才です。
「メイクドラマ」「メイクミラクル」など毎年、フアンの期待を掻き立てました。

そして、その長島さんについてもかって「記録に残るの王、記憶に残る長島」と表現した人がいましたが、これなど思わず”うまい”の一言です。

いずれにしても、説明したら長くかかるようなことを短いキーワードで表現すると、パット頭に入って印象に残りやすい一言が、その人のセンスの良さが表れます。


パ・リーグ、今日開幕。

2006年03月25日 08時46分03秒 | 野球・タイガース

プロ野球のペナントレースも今日からパ・リーグが開幕します。
セ・リーグは、来週3月31日から開幕します。

評論家の順位予想が各紙やTV報道でなされていますが、これ程当らないものはありません。 

WBCに出場した選手は、開幕には出ることが難しいそうです。
西武の松阪やロッテの清水は開幕投手から外れるようです。
ソフトバンクの川崎もWBCの決勝戦でホームにスライディングした際に肩を痛め出場は難しいようです。
WBCと開幕の日までの日程をもう少しあればと思われます。

今年のパ・リーグのペナントレースは、昨年以上に面白くなりそうです。
戦力的には、AクラスとBクラスは、はっきりとしていますが、オリックスの清原・中村の加入、楽天の野村監督の手腕等興味が尽きません。

 


日本人のDNA -その10-

2006年03月24日 11時03分31秒 | 日本人のDNA

まだ、WBCの初代世界一の余韻が残っています。
選手の多くは、日の丸を背負って戦うことは、その重さと誇りを持っていると述べています。
他の国の選手も同じ思いで戦ったことでしょう。

しかし、韓国のメデアは、日本の世界一は、韓国に2度も負けての世界一であり、本当の世界一とは言えず、再度挑戦してはと、挑発しています。
韓国としては、悔しい結果であったことには、違いありません。
運営面や制度面にも問題はありましたが、それでもそのルール通り勝ち進んでいったのですから、ここでその制度を逸脱しての批判には当らないと思います。


今日の絵は、雪の終着駅(函館駅) F8号

勝負の世界は勿論のことながら、「卑怯を憎む心」は、常日頃しっかりと育てなくてはなりません。
法律のどこにも「卑怯なことはいけない」とは書いていません。
だからこそ重要なのです。

「卑怯を憎む心」を育てるには、武士道精神に則った儒教的な中から家族の絆も復活させないといけません。
これが昔にはあったお陰で昔の子供たちは万引きをしなかったのです。

今の子供たちは、「万引きをしないのは、それが法律違反だから」と言います。
「法律違反だから万引きをしない」などと言う人は、誰も見ていなければ万引きをすることでしょう
法律に禁止されていないことはなら何でもするようになるのです。
時間外取引でこそこそと株を買い占めるような人間がどんどん生まれているのです。 法律に禁止されていても、分からなくては、その禁止されていることでもしてしまう事になって行くのです。

家族の絆の中にいた昔の子供たちは、万引きなんかしたら「親を泣かせる」「先祖の顔に泥を塗る」「お天道さまが見ている」と考えたのです。

家族の絆が「卑怯を憎む心」を生みだすのです。


"どうも、どうも”・・・・・

2006年03月23日 17時15分48秒 | 独り言・社会・ニュース

「どうも、どうも」と言う言葉は、日常に何気なく使っています。
この「どうも」という副詞は重宝です。

「どうも」と言う言葉は「どうも調子が悪い」とか「どうも有難う」「どうもすみません」という意味まで、原因、理由などやあいさつに幅広く使われています。
その「ありがとう」とか「すみません」が省略されて、「どうも、どうも」とその繰り返しも多く使われています。

 
  今日の絵は、”駒ケ岳”です。 F8号

この言葉は、日本人が最初に覚える英語の「プリーズ」に匹敵するほど、外国人にも必須の日本語のようです。

この「どうも」は、日本人のあいまいな言葉として、物事や相手に気を配る心的態度とからめています。

つまり、私たちが「どうも」を連発する時、相手の様子をうかがっている気配があり、相手の領域にずかずかと立ち入らず、心の扉をチョットたたいてみるということでしょう

日本人のこの「どうも」という言葉は外国人が厄介と思っているあいまいな態度ではなく、日本人はそれを自然にお互いの心情を察しての緩和剤となって人間関係を保っているということではないでしょうか?


王JAPAN、世界一に・・・・

2006年03月22日 09時37分02秒 | 独り言・社会・ニュース

東京の桜も開花宣言がされました。 これは例年に比べて1週間も早いそうです。
この開花宣言と時を同じく、日本の野球も世界に開花しました。

勝負事は、最後まで諦めないのを証明した王JAPANの選手たちは、日本人をも一つにしてくれました。
少し残念なのは、阪神の選手の活躍が表に出なかったことですが、まぁ仕方がないか!!!

こんなに日本人が一つになったのは、久しくなかったように思います。
オリンピックやサッカーの国際試合でも同じですが、今回の野球に関心が集まったのは、色々と原因があったと思います。

  

一つは、誤審があったことです。 これもアメリカに有利に判定されたことが起爆になり、野球に興味のない人にも関心を集めたのでしょう。

もう一つは、イチローです。
彼の言動は、常に注目を集め、それで自分を鼓舞し、チームをも結束させました。
今までのイチローは、冷静沈着でクールなイメージがありました。
しかし。日本の日の丸を背負うと言うことの重要性をチームはもとより、人々の感動を与えました。 
時には、少年のように無邪気に、又冷静な判断力でチームを引っ張り、あの”30年問題”も、彼一人が思っていることではなく、野球人なら誰でも思うことを代弁したに過ぎないのです。
彼は、まさしく「侍」です。
 あの打席のポーズもピッタリです。 「武士道」そのもののを感じた人も多くいたのではないでしょうか。有言実行を地で行き、仲間の結束を図り、桜の花の如きに見事に花を咲かせました。

一時は、敗退の危機に陥りましたがその僅かな可能性を生かして最後まで見る人々をひき付け、感動を与えてくれたことを、感謝したいと思います。