世間を騒がせている新型コロナウイルスは、別にウイルス自体は珍しいものではないそうです。
コロナウイルスに限らずウイルスは同じ名前(グループ)でもさまざまなタイプがあり、そのタイプによって症状の重さが異なることが良くあるそうです。
一般的なコロナウイルスはいわゆる風邪の原因となるウイルスの一つであり、なんら特別なものではありません。
その中にあってコロナウイルスには症状が重くなるタイプも存在しています。
2002年~2003年にかけてのSARS(サーズ=重症急性呼吸器症候群)や2012年に存在が確認されたMERS(マース=中東呼吸器症候群)を引き起こしたのもコロナウイルスです。
2月29日10時現在
つまりコロナウイルスには、一般的な風邪を起こすだけのタイプと肺炎などの重い症状を引き起こすタイプが存在し、今回の新型コロナウイルスは、SARSに似ており、症状が重くなるタイプなのです。
感染の拡大にともない多数の死者が出ていることが報道されており、死亡に至った人の多くは高齢者や何らかの慢性的な疾病を抱えていた人であると言われています。
しかし、どのような特徴があるのかまだ分かっていないことが多くあります。
現在のところ、発熱、咳や息苦しさなどの呼吸器症状、喉の痛みなど新型コロナウイルス関連肺炎の症状であり、その他に、現地メヂアでは、下痢や吐き気、頭痛などと言った一見肺炎とは関係なさそうな症状が現れることもあるそうです。
そのため、他の感染症やインフルエンザなどと共通する一般的な症状であるため、自身で見分けることは難しいと言えます。
2月28日現在
2月29日 新たに高知県、宮城県、新潟県でも感染者が・・・
今は世界に広がっており、各国ではワクチンや治療薬、迅速診断キッドの開発が開始されています。
なお、WHOは、このウイルスによる肺炎などの症状全般を”COVIDー19”と名付けました。