徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

ニュージーランド事情あらかると

2009年06月01日 15時34分21秒 | ニュージーランド旅行記

ニュージーランド旅行から帰って2ヶ月以上経ちました。
その後、燃料チャージ料の大幅値下げやインフルエンザの流行、為替の変化など、海外旅行を取り巻く環境が大きく変わってきました。
旅行の予定は、1年前とか半年前から立てるので、予定を立てた時点からの変化は、我々旅行者には計り知れないものがあります。
以前もこの変化はあったのでしょうが、それだけ世界の変化は、以前に比べて急速な感じがします。

これを気にしていては、行ける旅行も行けませんので、多少のリスクは覚悟しなくてはならないようです。

さて、ニュージーランドの旅行の感想としては、自然も素晴らしかったのですが、街並みはもちろん、全体的にきれいであったということです。
わずかな期間で限られた街しか見ていないのですが、道路にはゴミも少なく、全体的に整然としており、気持ち良く旅行が出来たのが一番の印象に残りました。

  
   クライストチャーチ市内          オークランドの街角で

ニュージーランドには、国産の自動車は造っておらず、すべてが輸入車です。
それも、その半分以上が、日本車で、町を歩いても、自動車を走っている光景は、日本に居てるかと間違うほどでした。

日本車は、トヨタでは”カローラ””クラウン”、日産では”スカイライン””ティーダ”、ホンダでは”シビック””フィット”で、ほとんどがセダンタイプでしたが、形式はかなり古いものも多くありました。
日本で最近多くみられるワンボックス車、ミニバン、ワゴンなどは、ほとんど見られませんでした。

  
  クライストチャーチのトヨタの販売店    クライストチャーチの市内

鉄道が発達しておらず、移動は自動車ですが、渋滞というのはほとんどないそうです。 
その上、高速道路(有料)はありません。 
郊外に出れば、制限速度は100Kmです。 市内に入る道路脇の両端に40Kmとか60Kmの表示があります。
道路標識や信号機も日本のように多くなく、それが町の外観をすっきりさせているのかも知れません。

これらは、僕が感じたことを取りとめもなく書きましたが、また気が付いたことがあれば、書きたいと思います。

 


オークランドでクルーズを楽しむ

2009年05月17日 15時05分57秒 | ニュージーランド旅行記

ニュージーランド旅行も明日の帰国を残して最後となりました。
昨日、クイーンズタウンから空路オークランド入りして、オークランドの町を散策しましたが、ここもゴミ一つ落ちていなく、綺麗な街でした。

   
    ”プライド・オブ・ニュージーランド号”とそこから見るスカイタワー

ヨーロッパのパリやローマ、ロンドンの街は、どこもゴミゴミしており、特に裏通りは、日本のそれと変わりませんでした。

しかし、ニュージーランドは、どこもきれいで、ゴミが見当たりません。
町のストリートがすっきりしているのは、ゴミがないのはもちろんなのですが、洗濯物が表から見えないのです。 そしてゴミ箱が、どこもきれいなプラスチック製のカラフルな容器で、どこの街も統一されていたことです。

特に観光地として特別に配慮している訳でもないようです。
どこの観光地も、メーンストリートは、意識的にきれいにしていたと思われる節が多々ありました。

  

  

折角のクルーズの予定なのですが、小雨が降り、朝からの雨はニュージーランドに来て初めてでした。
その雨が洗い流した訳でもないのですが、ワイテマタ湾は、深い緑色で海底も見渡せるように澄んだ色をしていました。

雨模様のためポンチョを着て、プライド・オブ・ニュージーランド号に乗り込みました。
船長さんから、乗船の諸々の説明を受けたのち、セーリングを開始して、ハーバーブリッジにかかるころには、雨も止み、青空さえ見えだしました。

  

世界屈指のヨット保有を誇るオークランドで、船長さんに代わって、舵を握ったのは、もちろん初めてでしたが、自動車の運転より簡単そうにみえたのですが・・・・。
舵を動かすタイミングとその強弱で船の方向が、思っていたとおりの動きをしません。 舵は思った以上に軽く、少し頼りない感じでした。

帰港する頃には、すっかり晴れ上がって、朝は、寒いくらいでしたが、今は日差しがきつく、半そででも十分なほどで、気温の差が大きいのは、聞いて知っていたのですが・・・・・

昼から、クルーズで潜ってきたハーバーブリッジを渡り対岸の町のデボンポートで散策しました。
ここも、町全体が英国調の古いたたずまいを残しており、そこから見るスカイタワーは、新しい町のシンボルが入れ替わったような錯覚を覚えました。

  

これで、ニュージーランド旅行の観光は終わりました。
今晩、昨日のホテルで連泊しますが、今回の旅行での連泊は3回目で、この連泊が多かったのも今回の旅行の特徴でした。
確かに行動的には、楽で、体の疲れも少なく、快適な旅行でした。


ニュージーランド最大の都市、オークランドへ

2009年05月06日 10時46分11秒 | ニュージーランド旅行記

ニュージーランド旅行も8日目に入り、旅行最終目的地であるオークランドに到着しました。
オークランドは、ニュージーランドの北島にある最大の都市、いやニュージーランドでも最大の都市で、人口は約89万人です。
首都はウエリントンですが、ここは政治の中心地で、オークランドは、ニュージーランドの玄関口で、商業、交通の中心地なのです。

  

   

空港から中心地に向かうといやでも目に入るのが、ひと際高いスカイタワーで、この地の象徴的な建物です。
スカイタワーの高さは328mと東京タワーの333mより少し低いです。
が、その展望台から見る景色は、最高でした。
ハーバーブリッジやランギトト島、対岸のデボンポートが見え、東京とは、全く違う世界が見えました。

翌日、旅行も九日目に入り、いよいよ終わりに近づきました。
朝から小雨が降り、この旅行で初めての雨天となりましたが、それも午前中だけでした。 ここは、1日のうちに四季があると言われているほど、気温も変化に富んでいるそうです。 今日も朝から肌寒く、暖かい服装で出かけました。

初めてのヨットのクルージングをプライド・オークランド号に乗って、出航しました。
雨のため、ポンチョを着たのですが寒さには、ちょうど良い暖かさになりました。
その様子は次回に・・・・

 


旅行も8日目、オークランドへ

2009年04月27日 09時16分37秒 | ニュージーランド旅行記

ニュージーランドの南島にある二大世界遺産であるマウント・クックとミルフオード・サウンドを見てきました。
日本の自然も美しいのですが、ニュージーランドの自然はどちらかと言うと、日本に比べて「男性的」であるように思います。

山一つをとっても、どちらの山も3000m以上の山は少ないのです(マウント・クックは3754mでその周辺には、3000m級の山が30ほどあるそうです)が、ニュージーランドの山は、鋭く鋭角に突き出ており、裾野は土壌がむき出しで、砂が露出して、砂の雪崩が生じた跡があちこちに見受けられます。 ご存じのように日本の山は、それに比べてなだらかで、緑に溢れています。

それも、ニュージーランドの山は氷河が作った石の堆積で出来ており、1000mほどの低い場所で見ることが出来る世界的にも珍しく、日本の隆起で出来た山とは、成り立ちが根本的違うのです。

   
  ディスティンクション テアナウ ホテルとホテルの庭、とその前にある湖を望む
  以前、皇太子夫婦も宿泊されたそうです。

ミルフォード・サウンドの観光を終え、その日はテアナウに宿泊しました。
テアナウは、土ホタルで有名ですが、そこは写真が禁止されており、その綺麗な星のような輝きを放つホタルを写すことが出来ませんでした。

  

翌日は、オークランドに向かうためにクインズタウン空港へ。
その途中ガーストンという町のフエアライト駅で汽車の到着を見ることが出来ました。
キングストーン駅までの14Kmを一日2往復している観光用の蒸気機関車で、目の前で見る機関車は迫力満点でした。 以前は、羊毛などを運んでいたそうですが、陸路が発達して今はその役目を終えています。
機関車の動画を上記に乗せましたので、その迫力を見てください。

一行は、その機関車を後にしてバスで空港に向かい、そこから北島にあるオークランドまで空路1時間45分の飛行機の旅です。


神秘的なフィヨルド、ミルフォードサウンドへ

2009年04月14日 09時44分13秒 | ニュージーランド旅行記

今日は、未明から雨が降っています。 今日の甲子園球場の中日戦は、雨天中止になるでしょう。 これで、巨人戦の嫌な思いを水に流して欲しいものです。
今日は、またニュージーランド旅行を紹介します。

          

いよいよ、ニュージーランド観光のハイライトの一つであるミルフォード・サウンドへ着きました。
前回にも書いたのですが、この近辺の天候は、東京の降水量の5倍と言われ、雨の確率が高いのですが、先日のマウント・クックは、晴天に恵まれましたが、ここも雲の合間から青空も見える天気に恵まれ、我々を歓迎してくれました。

  

氷河が長い年月をかけて岩を削って作られたこの入江は、1823年にイギリスのアザラシ狩猟家が発見するまでは、秘境の地でした。
タスマン海から15Km内陸に入り込み、周りを1200m以上の山々に囲まれています。

       

出航してすぐ正面に見える三角形の山が「マイターピーク」で標高1692mあり、海面からそそり立つ山では、世界最高峰だそうです。
では、2時間のクルーズに出かけましょう。

ミルフォードサウンド


マウンテン・クックからミルフォード・サウンドへ

2009年04月06日 11時40分49秒 | ニュージーランド旅行記

どんな旅行でも、天気次第で、楽しくもなり、憂鬱にもなるものです。
旅行を満喫するには、天候が欠かせません。

その点、今回の旅行は、天候に恵まれ、ニュージーランドの自然を満喫することが出来ました。
今日のマウント・クックもそして二日後に訪れるミルフォード・サウンドも天気が良くなければ、旅行の興味も半減してしまったことでしょう。

この二つは、このニュージーランドが誇る二大世界遺産で、ここを見なければ、ニュージーランドに来たとは云えないようです。

   
      ミルフォード・サウンドへの途中で
  左から ミラー湖ブナの原生林のトンネル草原が広がるエグリントンバレー

先日のマウント・クックは、二日間僕らに微笑んでくれました。 そして、ミルフォード・サウンドも果たして、僕らに微笑むのでしょうか?
ガイドさん曰く、この二大世界遺産を二つとも天候に恵まれ確率は非常に少ないそうです。 特にミルフォード・サウンドは年間降水量は東京の5倍。1年のうち300日、雨が降ると言われるほど、雨が多い地域だそうです。

このミルフォード・サウンドは、フィヨルドで有名なのですが、フィヨルドとは、氷河が長い歳月をかけて岩を削りながら深い谷間を形成し、そこに海水が入り込んで出来た地形です。

  ミルフォード・サウンド
このフイヨルドを約2時間のクルーズで眺めてきました。
そうです、透きとおるような青空のもとでとはいきませんでしたが、雨は降りませんでした・・・・・


マウント・クックの色々な表情

2009年04月01日 09時35分30秒 | ニュージーランド旅行記

マウント・クック

   

   

 ケアポイントまでハイキングをしてきました。ホテルから片道徒歩1時間のところにケアポイントがあります。
 ケアポイントは、裾野にある氷河の一つミューラー氷河の近くです。
 右端の写真の下方に氷河の跡が見えます。 
 その道中のマウント・クックの表情のスナップです。

   

 ケアポイントからの帰路、遠く反対側の山の裾野のホテルがかすかに見えます。
 ハミテージホテルの部屋からマウント・クックが見えます。

 マウント・クックは標高3754mで富士山より22m低い山です。
 日本の山と違い、このサザンアルプスは、氷河で出来たため、斜面が急で岩肌と砂が雪崩のあとのようになって、登山が難しい山だそうです。
このため、エベレストを初登頂したイギリスの登山家ヒラリー卿は、このマウント・クックで登山の訓練をしたそうです。
その時の様子の写真や道具などが、ホテルの展示室にあり、ヒラリー卿の銅像がホテルの正面脇にありました。

   

 ヒラリー卿の銅像とホテル内にある標識  
 


4日目、マウント・クックへ

2009年03月31日 10時50分11秒 | ニュージーランド旅行記

このツアーは、ニュージーランドの”碧と白銀の世界遺産を訪ねる”とタイトルが付いており、そのうち、白銀の万年雪を頂くマウント・クックへ。

如何に、写真をうまく撮ろうとも、描こうとも、実際に見る景色ほど素晴らしいものはありません。
やはり、両方の目で見た景色は、迫力満点で、圧倒されます。

マウント・クックに行く途中にもメルヘンな素晴らしい景色が・・・・
テカポ湖の畔にある小さな教会とその窓から見る景色は素敵でした。
でも、教会内は撮影禁止ですが、寄付(1NZ$=約50円)をすればその光景の絵葉書がもらえます。

  

その後も雄大な景色が連なり、湖畔レストランで昼食を取りました。
この湖畔レストランは、日本料理で、サーモン弁当でしたが、味噌汁が付いており、異国のみそ汁の味はどんなものでも美味いものです。

  

その後、湖面がミルキーブルーのプカキ湖あたりに行くとマウント・クックを望むことができました。
ホテルには、早く着きましたので、夕食までは、マウント・クックのすそ野をハイキングすることにしました。
ホテルの部屋からもマウント・クックがぱっちりと見え、またパノラマルームでも山を望みながらの夕食となりました。 

 

 


牧場で羊の毛刈りショーを見学

2009年03月29日 08時45分44秒 | ニュージーランド旅行記

アーサーズ峠駅近くのレストランで昼食を取り、クライストチャーチへバスで戻る途中、スリル満点のジェットボートに乗り、その後牧場に立ち寄り、羊の毛刈りショーを見てきました。

ニュージーランドで盛んなスポーツは沢山あるのですが、有名なのはバンジージャンプですが、このジエットボートもそうなのだそうです。
他にカヤック、パラグライティング、リュージュなどがあります。

日本と違い、野球やサッカーは余り盛んではありません。
ホテルのテレビを見ても、4つほどあるチャンネルのうち、2つがスポーツ放送で、今の時期、テニス、クリケットを放映していました。
やはり、元イギリス領の影響なのでしょうか?

   

ジエットボートはスリル満点で、岸にぶっつかりそうになりながら、猛スピードで滑走します。操縦者が手を振り回せば、船が180度回転するハミルトンターンをします。
これもまたスリル満点でした。

   

その後、ティーンズ牧場に立ち寄りました。
そこの牧場主は、クリントン元大統領によく似た方で、築100年以上経ったお宅で、奥さんの手作りのクッキーを頂きました。 

   

牧場では、牧羊犬が羊を追い回すのを見た後は、羊の毛刈りを見て、つくづくニュージーランドに来たことを実感しました。