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徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

夙川公園のさくら・・桜の寿命について

2025年04月08日 20時30分02秒 | 映画・社会

毎年、近所の公園などにも桜が満開となってきました
ということで、「日本さくら名所100選」夙川公園の桜を見に行ってきました。

      
        夙川公園 阪急夙川駅付近       夙川沿い JR鉄橋付近  

この夙川公園の桜は、昭和24年(1949年)に当時の西宮市長 辰馬氏の提唱で1000本の桜が植栽され、川の両岸に南北2.8Kmに桜並木を作りました。

現在はソメイヨシノの他、山桜や大島さくらなどを中心に約1660本の桜があります。

    
     夙川公園 JR線 南側          

 

その他、僕の近くの公園などでも桜が満開になってきました。
特に武庫川河川敷は、三田市の武庫川つづみ回廊という桜の名所のがあるそうですが、その他、武庫川沿の下流にも多くの桜があります。

特に国道43号線と国道171号線の間の武庫川沿いには、約2000本の桜があるそうです。

   
   阪急電車 武庫之荘駅            武庫川 国道171号線 北側 

      
         武庫川河川敷 

     
     武庫川土手下 水路       かたまって咲く花 老木の証し   伊丹市 昆陽南公園

しかし、多くの桜が老木になっているといわれています。

普通の山桜などの寿命は100年以上から5,600年以上のものもあるようですが、ソメイヨシノは、それより寿命は短いようです。

50年を超えると老木の域に入り、花が咲くのが早くなる傾向になるそうです。
ソメイヨシノは、他の桜に比べ成長が早く、50年を超えると枝葉の成長にエネルギーを注ぐ割合が高くなり花は二の次になりようです。

若いうちは、木のてっぺんの方が枝のななめ上方向に延びその長さは30cm以上に伸び枝先が伸びなくなれば蕾と蕾の間隔が狭くなり固まった咲くようになります。

つまり、若年期から中年期はつぼみが集まってなく、老年期には、つぼみ、つまり花はかたまって咲く傾向があります。

 

枝にかたまって咲く桜の花が多く見受けられ、老木期が多いことがわかります。
この桜のある景色をいつまでも見れるように、早い手入れが必要なようです。

  


映画 「 雪 の 花 」

2025年01月30日 10時39分11秒 | 映画・社会

先週見た「室町無類」が「動」とすれば、今回の映画は「静」といえます。
どちらの映画も、歴史上実在の人物であるということ、時代は違うが、当時の社会的な問題を多くの反対や抵抗にあいながらも成し遂げてゆくという共通点がある。
そして、違うところは、その目標に達するやり方が、その時代に即した行動をしたのでしょうか!

も、やはり時代劇には日本の四季やなつかしい風景が似合います。今回の映画でも美しい風景を見てなにかホッとしました。

    

江戸時代の末期、死に至るとして恐れられた疱瘡(天然痘)が猛威を振るい、多くの命を奪っていた。
その中、福井藩の町医者で漢方医の笠原良策(松阪桃李)は、患者を救いたくとも何もすることが出来ない自分に無力感を抱いていた。
自らを責め、落ち込む良策を、妻の千穂(芳根京子)は明るく励まし続けます。

   

どうにかして人々を救う方法を見つけようとする良策は、ひょんなことから大聖寺藩の町医者の大武了玄(吉岡秀隆)から京都の情報を得、京に向かう。

京都には、蘭方医・日野鼎哉(役所広司)が海外の治療法に詳しいとの情報を得、さっそく教えを請うことになり京都に向かう。

   

日野鼎哉の塾でも、疱瘡の治療法を探し求めいるなか、異国ではでは種痘(予防接種)という方法があると知るが、そのためには「種痘の苗」を海外から取り寄せる必要があり、それには、幕府の許可も必要であり、実現は極めて困難と思われていましたが・・・

諦めない良策の志は、藩の重心、藩主から幕府も巻き込んでゆきます。

             
           笠原良策(1809~1880)後白翁と名乗る     笠原の碑(福井市足羽山にある)

この無名の地方の町医者が、どのようにして日本をすくったのか、あらゆる困難を乗り越え諦めず人に寄り添いながら、熱意をもって成し遂げてゆく・・・この映画には、悪人はいません。みな普通の人です。それだけに物語に大きな変化がなく、結論に向かって淡々と進んでゆく中で、吹雪のなか、京都から福井に種痘の苗を運ぶところが、一番の力の入った画面でした。
又、噂や言いがかりなど多くの未知の庶民は、それに翻弄され、一時は石を投げられたり、いやがらせをされるが、それでもそれに耐え、説得に努めます。
ひとたび決意したことは、いかに苦難があっても成し遂げる熱意が、多くの庶民の心を動かします。
又、その後、藩主から御典医を命ぜられますが、それを固辞します。

どちらにしても、あまり知られていない話だけに、良い話を見せてもらったという感じです。

他に、三浦貴大、沖原一生、山本 学、益岡 徹、三木理紗子他・・・

 


映画 「 室 町 無 類 」

2025年01月24日 09時00分14秒 | 映画・社会

”無類”とは、辞書では、比べようのない(優れたもの)としていますが、ここでは、”無法者”又は”無敵”というのが正しいようです。

時は1461年、室町時代の末期、余は乱れ大飢饉と疫病が同時にこの国を襲い、街中8万以上の死体が溢れ人身売買、奴隷労働などが横行するまさに暗黒時代でした。
しかし、時の権力者は無能で享楽の日々を過ごしていた。この時代は貨幣経済が進み、富める者は益々富み、格差社会が顕著に表れていた。

             

そんな中、自分の腕と才覚だけで混沌とした世の中生きる自由人蓮田兵衛(大泉洋)は密かに討幕と世直し画策し、立ち上がるのを狙っていた。
又、並外れた武術の才能を秘めながらも天涯孤独で夢も希望もない日々を過ごしていた青年 才蔵(長野謙杜)が兵衛に見出され唐崎の老人(柄本明)につき鍛えられ、兵衛と行動を共にすることとなる。
ここでの才蔵の動きは、なかなかスピード感があって、緊迫感が感じられました。
   
             
     兵衛と道賢の一騎打ち       天涯孤独の才蔵は、兵衛に拾われ修行に励む
  

話はこれから佳境に入り、兵衛の元に集まった無類たちは巨大な権力に向けて暴動を仕掛ける。
そんな彼らの前に兵衛の勝手の悪友 骨反道源(堤真一)が立ちはだかる。

       
          唐崎の老人 才蔵の師匠

それにしてもこの映画はわかりやすいストーリーでいわゆる人間関係があまりにも淡泊なアクション時代劇です。

しかし、この映画は、実際にあったと思われ、ある程度史実を踏まえたアクション時代劇ですが、それにしても、このアクションは、史実とは思えない派手なアクションが続くのは、なんなんでしょうか・・すこし執拗すぎるのでは・・・


             

これは、寛正の土一揆(1462年)とも徳政一揆の指導者として「新撰長禄寛正記」には兵衛のことを牢人の地下人」として書いてあります。
又、骨皮佐左エ門道源は「応仁別記」には牢人を束ねる頭目と書かれ、応仁の乱では東軍の細川勝元にやとわれて戦ったとも書かれています。
また、劇中にある七重の塔は1399年に足利義満が建立したもので、復元CGがあります。

これらも何気なく劇中に現れますが、時の権力の象徴たる七重の塔や徳政令(この時代が日本の金に対する考えが変わる時だと言われている)などももっと詳しく話のなかにあればと思ったのですが、ここが娯楽時代劇とのむつかしさなのでしょうか・・・・

ともかく、難しく考えるより、アクション娯楽時代劇として楽しんだ方が良いのでしょうか。

なお、他に北村一輝、中村蒼、松本若菜等も出演しているが、もっと存在感が欲しいところです。


2025年は昭和100年、西暦と年号・・・

2025年01月07日 15時58分46秒 | 映画・社会

2025年、令和7年が明け、既に 七草かゆの日を迎えました。

       

今年は、昭和100年となり、私のような戦後すぐの生まれは、当時の正月の風景とは雲泥の差があります。同じ昭和生まれでも昭和40年以降生まれとはまた大きな違いがあります。

教育もさることながら、生活様式が全く違ったものになっています。
従って、考え方もしきたりにも違いがありますが、根本的に日本的なお正月は残してゆきたいものです。

昭和は100年となりますが、ちなみに大正元年から数えて114年明治は158年、今はほとんど言われなくなりましたが皇紀2685年だそうです。

皇紀とは、初代天皇である神武天皇が即位したとされる年を元年とする日本の紀年法です。

「日本書記」の記述に基づくと、元年を西暦紀元前660年だそうです。
この根拠となっている「日本書記」紀年は信頼性に疑問符がつきます。
つまり、歴史事実とするには、歴史的証拠に欠けるとされています。

                   

一方、元号ともいわれる、年号の起源は中 ります           
年号の制定は、統治者の特権とされ、又その年号を使用することはその支配に従うことを意味しています。
年号は、1代で何度も改元が出来、煩雑となり、その使用期間が短い例も少なくなかった。
従って、年号を聞いただけでその時代を容易に識別することが困難な場合が多かった。

1868年(明治元年)に年号は1世1元と定められた。
年号は、皇位の継承のあったときに限り政令で定めることとなった。

今も「明治時代」とか「昭和時代」と言えばその時代の背景が想像できるので、一つの時代を語る場合便利です。
でも、西暦と元号の併設は、なかなか煩雑で覚えにくく、それぞれ良いところもあり、今のところ両立して使い分けするのが良さそうです。
つまり、対外的とか年代を並べる場合は、西暦を、国内の出来事とか、その人の生まれた年や時代背景には元号が良いようです。


映画 室井慎次「生き続ける者」

2024年11月21日 18時55分27秒 | 映画・社会

先月の室井慎次 「敗れざる者」の後編「生き続ける者」を見てきました。
さて、室井は生き続けることが出来るのでしょうか・・・

前回は、室井(柳葉敏郎)が警察を辞め、故郷の秋田に帰り、「事件の被害者家族・加害者家族を支援したい」という想いでタカ(斎藤潤)リク(前山くうが・こうが  ダブルキャストと一緒に暮らすも、ある日、家の近所で他殺死体が発見され、そんな中、かって湾岸署を占拠した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘だという少女 (福本莉子)が現れ、この静かな日常に変化が現れ、そんな中、室井の車庫が付け火があったところで前編は終わりました。
その付け火の犯人はだれか・・・・

                 

27年前に青島との約束を果たせなかったことを悔やむ室井は、死体が発見された事件がかっての同僚であり、今は秋田県警察本部長になっていた新城(筧利夫)にもその約束を実行する旨を約束する。
その新城に頼まれ、警察庁捜査一課の若手刑事・桜(松下洸平)とともに、捜査に協力することとなりました。

    
                みんな 家族です。            青島との約束を実行するよう・・・
   「家族が一緒にいられる時間には限りがある」      室井は、秋田県警察本部長になっている新城と約束


       
  児童養護施設班長松本敬子(稲森いずみ)  室井が探しに・・・  リクの万引き事件の結末は・・
   はリクを父親の元に返すと判断

      
     リクの父親 柳町明楽(加藤浩次)      日向 杏(福本莉子) 
   「もう2度とリクに暴力を振るわないでください」と   「銃は、傷つけるものだと思うな、これは
     室井に言われるが・・・                            人を守るものだ」 
                      

そんな中、服役を終わって出所したリクの父が訪れてくる。
一旦は父親の元に帰るが、父親の暴力が、リクを再び室井の元に無断で帰ってきたことで事件が起こり、父親は逮捕される。が、室井はシンペイ(愛犬)を探しに雪の中へ・・・「風呂を沸かしといてくれ」と言って・・・

不器用ながらも組織を守り、組織と戦い、組織のために生きてきた男が、不器用ながら実直に、必死に家族を守ってきたが・・・
室井慎次の物語は、ここに完結する。

この映画はここで終わりますが、内容として事件に対する解決には、なんのひねりも考察もない全く物語としてはあまりにも真っ正直で、当たり前すぎます。
つまり、この物語は、事件性を追うのではなく、室井慎次の人生と人生観の終わりにしたい作品だったのではないでしょうか・・・それしてもあまりにも出来すぎですが・・・
ただ、彼の夢は「ここに大きな家を建て、多くの子供と暮らしたい」は、子供たちが達成するのでしょうか・・・
「生き続ける者」とは、彼の夢が生き続けることなのでしょうか・・・


映画 「 八犬伝 」

2024年10月31日 14時34分57秒 | 映画・社会

映画「八犬伝」は、原作者の滝沢馬琴(役所広司)は構想中の物語を語りはじめ、その内容を描く浮世絵師葛飾北斎(内野聖陽)の奇妙な友情の駆け引きと、馬琴の語る「八犬伝」の内容を描く内容となっています。

また、馬琴の家族のやり取りや失明しても口述筆記で描き続け、28年間106冊という超大作を書き上げた馬琴の偉業の映画化なのです。

     

馬琴の構想中の物語「八犬伝」は、八つの珠を持つ八犬士が集結し、里見家の呪いと戦うために過酷な旅に出る物語だった。

   

この八犬伝の内容もさることながら、僕的には、それよりも、この物語に引き込まれた北斎は続きを聞くために馬琴の元を通いようになり、二人の奇妙な関係で巧妙な駆け引きの方が興味がありました。

       

そして、馬琴の家族の動きも見逃せません。
小説ばかり書いて家庭を顧みない馬琴を罵倒する妻のお百(寺島しのぶ)と医師を目指しながら病弱の長男宗伯(磯村勇斗)、そして晩年、完成間近に視力が失われ始め、絶望的ななか、義理の娘から意外な申し出が出ます。
それは、目が悪いと気づき、密かに八犬伝を読み始めた宗伯の妻のお路(黒木華)から口述筆記を申し出ます。
しかし、漢字が分からず、馬琴が手でなぞって字を教え、物語を完成させます。

       

  

執念をもって里見家の復興を果たす八犬伝の物語以上に、馬琴の執念をもこの映画は伝えているのではないでしょうか・・・

         


映画 室井慎次「敗れざる者」

2024年10月19日 11時25分18秒 | 映画・社会

20年以上前に大ヒットした「踊る大捜査線」シリーズで柳葉敏郎が演じる室井慎次を主人公に描く映画2部作の前編。後編は11月15日に「生き続ける者」が封切りされます。

この映画を見終わって、しばらく席を立つのも忘れるほど、面白く感じました。
確かに20年以上という年月を経た柳葉いや室井慎次の人柄が、この映画の円熟度として現れているのではないでしょうか・・・

   

室井慎次(柳葉敏郎)は、あの20年前に青島との約束を果たせなかったことを悔やみ、警察を辞めて故郷の秋田に戻って、事件の被害家族や加害者家族を支援するという思いで少年たちと穏やかな日々を過ごしているところから映画は始まります。

   

この映画の主題は、警察を辞めた室井に、この穏やかに過ごしていた故郷で死体が発見され、再び事件に巻き込まれることなのですが、それと同時に、注目は事件の関係者の子供たちの演技がこの映画の見どころでもあるのではないでしょうか・・・

二人の男の子の内、高校生の森 貴仁(斎藤 潤)と小学生の町凛久(前山くうが、前山こうが)それに新たに突然現れた謎の少女日向 否(福本莉子)
なお、小学生の柳町凛久役は、ダブルキャストで二人が一人の役を演じていたようです。
それに、秋田犬も見逃せません。 

   

謎の少女の来訪とともの、他殺と思われる死体が発見される。
彼女は、最悪の犯人と言われた猟奇殺人犯、日向真奈美(小泉今日子)の娘だという。

室井は大変な死体を発見したのだろうか・・・静かな山村が、警察官、警察車両などで大騒ぎとなり、これは最悪の犯人が室井に挑戦してきたのか・・・

  

他に、筧利夫、甲本雅裕、真矢ミキ、升 毅、のおなじみの出演者に、いしだあゆみ、松下洸平、佐々木 希などが加わり多彩な出演者となっています。


映画「スオミの話をしよう」

2024年09月18日 14時50分14秒 | 映画・社会

8月に体を壊し、先日それ以来、通院以外初めての外出に映画を見てきました。
三谷幸喜の監督・脚本ということで、内容を知らないままに出かけました。

   

話は、有名な詩人である寒川しずお(坂東彌十郎の妻であるスオミが突然姿を消し、そのため刑事・草野圭吾(西島秀俊)と部下の小磯杜夫(瀬戸康史)が、寒川の豪邸に到着するところから話は始まります。

そこには、寒川の世話役である乙骨直虎(戸塚純貴)が彼らを招き入れ、スミオに何があったのかを調べてゆきます。が夫である寒川が警察に届けるのを反対します。

   

やがて、屋敷にはスオミの歴代の夫たちが集まってくる。
寒川家の庭師の魚山大吉(遠藤憲一)1番目の夫で、2番目の夫は怪しげなYou Tuberである十勝左衛門(松坂桃李)3番目の夫は、かって草野の上司で宇賀神守(小林隆)で、彼には中国語しか使わなかったという・・・
4番目の夫は、初めに登場した草野で、最後5番目がここの当主の寒川氏現在の夫でここに新旧5人のスオミの夫が集いました。
それぞれ、スオミについて語り始めましたが、不思議なことに彼らの思い出の中のスオミは全く違う人格で別人と思われました。

そんな中、犯人から身代金の要求があり、そのお金の工面や犯人の要求にどのように答えるか・・・

はたして、スオミは一体何者で誰に誘拐されどこに消えたのか・・・

    

これは、単なる喜劇なのか、サスペンスなのか、この物語自体も全く見当のつかないもので、この映画は、ほとんどが寒川の屋敷内が舞台であり、これは、演劇の方がしっくりいきそうではと思われました。

この寸劇の結末は、どうなるのでしょうか・・・
スオミの行方と、その正体は何者か、そして、この映画は、コメディーかサスペンスか、あなたが見て確認してください・・・

 

 


映画「90歳。何がめでたい」

2024年06月26日 16時06分37秒 | 映画・社会

直木賞作家の佐藤愛子のエッセイ「90歳。なにがめでたい」の映画化。
この時、当の本人は、90歳どころか昨年100歳を迎えたとか、歯に衣を着せぬ物言いで現代社会をエネルギッシュに表現した佐藤愛子を撮影中の90歳を迎えた草笛光子が熱演し、映画化されたもの。

 
               吉川の妻(木村多江)が人生相談する(清水みちこ)所から話は始まる

 

この映画は、年寄りの今後の生き方とか考え方の指針の一つになると思われます。
断筆宣言をした90歳の作家・佐藤愛子(草笛光子)は、毎日、新聞やテレビをぼうーと眺める日々を過ごしていました。 サラリーマンなら定年後することがない毎日の生活と変わらない生活。それが・・・・

   
      佐藤愛子は、吉川に口説かれエッセイを書くことに・・・

同じ家の2階には、娘・響子(真矢ミキ)孫・桃子(藤間爽子)には、愛子の孤独な気持ちは伝わらない。
同じころ、大手出版社に勤める中年編集者。吉川真也(唐沢寿明)は、昭和気質でコミュニケーションが伝わらず、それが会社では、パワハラ、セクハラと問題視され、家庭でも妻や娘に愛想をつかれ悶々とする生活を送っていた。

その吉川が、編集部で佐藤愛子のエッセイを載せる企画を立てたが、こばみ続けていた佐藤を口説き落とし、担当として仕事に就くことになった。

         
  愛子の娘(真矢ミキ)と孫         タクシーの運転手(三谷幸喜)との掛け合いが面白い 

     
   編集員の土産が・・・                      仕事を離れると孤独感に・・

この二人の出会いが、新たな人生を切り開くこととなるのか、それぞれの生き方について面白可笑しく考えさせられてゆきます。

燻っていた余生を目的を持つことによって”やりがい”とか”自信”とかそれが”自慢”になり、”前向き”に考えるようになるというのが、この映画の主題なのでしょうか・・ 
とかく、歳をとると、昔と今を比べてしまう節があり、昔が良かったというのは何時の時代もあることで、それが年寄りの余生を送るのには支障になります。それを自分なりに解釈して乗り越えることが活力となり、前向きになるのではないでしょうか・・・誰もが出来ることではありませんが・・・


映画 「 碁盤斬り 」

2024年05月21日 20時25分48秒 | 映画・社会

久々の典型的な時代劇ストーリーではないでしょうか・・
身に覚えのない罪をきせられ、それも2度までも濡れ衣を着せられ、復讐の鬼ととなり、敵討ちをする・・・勧善懲悪、人情をからめて・・・

    

この映画を見るには、やはり囲碁を知っておれば興味も倍増するのではないでしょうか・・

碁盤が大写しになり、囲碁の参考書に出てくるような詰碁の原形があり、例えば”オイオトシ”とか”石の下”とかを知っておればどちらが有利なのかが展開が少々わかるのではないでしょうか・・
私は、ざる碁ですが、それなりに・・・

 
   格之進とお絹 親子は・・・           囲碁相手の萬屋源兵衛は・・・

 

物語は、浪人柳田格之進(草薙剛)は身の覚えのない罪を着せられた上に妻も失い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹(清原果那)とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしていた。
かねてからいそしむ囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りのない勝負を心がけていました。

ある日、彦根の事件は冤罪であったと、旧知の藩士によって知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。
その時、江戸でも昵懇にしていた萬屋源兵衛(國村隼)と囲碁していた部屋で50両の金がなくなり、その嫌疑が格之進にかかり、その嫌疑を唱えたのが、萬屋の手代弥吉(中川大志)でした。

  
   手代 弥吉は・・・             お廉は・・・       

この50両をお絹が、遊郭に入り、工面して萬屋に返すが、納得のいかない格之進は、もしその金が出てきたら、弥助だけではなく、源兵衛の首ももらうことを約束した。

格之進は、彦根で罪を着せられた柴田兵庫(斎藤工)を探しに旅にでます。

お絹は、遊郭のお廉(小泉今日子)のもと、下働きをし、歳が明けるまでに50両が返せなければ、客を取ることを約束させられる。

格之進、お絹は、敵討ちのため、誇りをかけた戦いが始まりました。

  
      長兵衛(市村正親)は・・・        そして、柴田兵庫は・・・




  

     そして ”碁盤斬り”とは・・・どんなものなのか・・・