徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

映画 「 碁盤斬り 」

2024年05月21日 20時25分48秒 | 映画・社会

久々の典型的な時代劇ストーリーではないでしょうか・・
身に覚えのない罪をきせられ、それも2度までも濡れ衣を着せられ、復讐の鬼ととなり、敵討ちをする・・・勧善懲悪、人情をからめて・・・

    

この映画を見るには、やはり囲碁を知っておれば興味も倍増するのではないでしょうか・・

碁盤が大写しになり、囲碁の参考書に出てくるような詰碁の原形があり、例えば”オイオトシ”とか”石の下”とかを知っておればどちらが有利なのかが展開が少々わかるのではないでしょうか・・
私は、ざる碁ですが、それなりに・・・

 
   格之進とお絹 親子は・・・           囲碁相手の萬屋源兵衛は・・・

 

物語は、浪人柳田格之進(草薙剛)は身の覚えのない罪を着せられた上に妻も失い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹(清原果那)とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしていた。
かねてからいそしむ囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りのない勝負を心がけていました。

ある日、彦根の事件は冤罪であったと、旧知の藩士によって知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。
その時、江戸でも昵懇にしていた萬屋源兵衛(國村隼)と囲碁していた部屋で50両の金がなくなり、その嫌疑が格之進にかかり、その嫌疑を唱えたのが、萬屋の手代弥吉(中川大志)でした。

  
   手代 弥吉は・・・             お廉は・・・       

この50両をお絹が、遊郭に入り、工面して萬屋に返すが、納得のいかない格之進は、もしその金が出てきたら、弥助だけではなく、源兵衛の首ももらうことを約束した。

格之進は、彦根で罪を着せられた柴田兵庫(斎藤工)を探しに旅にでます。

お絹は、遊郭のお廉(小泉今日子)のもと、下働きをし、歳が明けるまでに50両が返せなければ、客を取ることを約束させられる。

格之進、お絹は、敵討ちのため、誇りをかけた戦いが始まりました。

  
      長兵衛(市村正親)は・・・        そして、柴田兵庫は・・・




  

     そして ”碁盤斬り”とは・・・どんなものなのか・・・  


映画 ”鬼平犯科帳 血闘”

2024年05月15日 19時26分58秒 | 映画・社会

今まで多くの ”鬼平犯科帳" が映画やTVドラマで放映されていますが、どうしても過去の”鬼平”は、先々代の松本幸四郎(8代目松本幸四郎。現 初代松本白鷗)が頭にこびり付いています。
今回は、十代目・松本幸四郎主演で劇場版で新しい平蔵の熱き姿を描き出しました。

   

この映画では、若き日の鬼平を幸四郎の実子だある8代目・市川染五郎が演じています。

映画は、長谷川平蔵の元に、彼が若いころに世話になった居酒屋の娘・おまさ(中村ゆり)があらわれ、密偵になりたいと申出る。しかし平蔵に断られた おまさ は、平蔵が芋酒屋主人と盗賊の2つの顔を持つ鷺原の九平(柄本明)を探していることを知り、独断で調査に乗り出す・・・・

この映画の話は、この”おまさ”の奮闘ぶりが描かれ、毎度なことながら、この物語も主人公と言っても過言ではありません。

  
   おまさと・・・              相模の彦十と・・・

九平を探すうちに凶賊・綱切の甚五郎(北村有起哉)の企てを知ったおまさは首尾よく綱切一味の中に入り込む。
平蔵の”犬”の役目ができるか、元”犬”の相模の彦十(火野正平)との”つなぎ”は・・・・

      
    宿敵 綱切の彦五郎

しかし、おまさは絶体絶命の危機に陥るが、果たして・・・ 
他に、中井貴一、浅利陽介、柄本時生、仙道敦子などが出演しています。