徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

トラ、2カード負け越し、首位も危うく、踏みとどまれるか・・・

2015年08月31日 11時13分33秒 | 野球・タイガース

先週のトラは、2カードの負け越しとなり、内容的にも投打のバランスが悪く、首位と言えどもいつ何時ひっくり返るかわからない状態です。

勢いのあるヤクルト相手の3連戦の第1戦は、藤浪の好投と打線の奮起で勝てましたが、2,3戦は、今後の戦いに不安を残しました。

特に投手陣の突然の崩れの原因は、果たして何なんなのでしょうか?
8月26日の広島戦では拙攻で能見を援護できず、12安打もしながら得点は2本のホームランで2点のみ。

8月27日の広島戦では、前田に8回まで4安打に抑えられ、結局ゼロ敗。
バンド失敗が響いた敗戦でした。

 岩崎は、この一発被弾は、忘れることはないでしょう。 投手館山に不用意な3ランを浴び、これが重くのしかかってきました。 それも発端はエラーや四球を絡み、無死満塁から2死までにし、その後大引に走者一掃の3ベース、8番を敬遠して、投手館山と勝負した結果の出来事でした。

 

ヤクルトの2連敗も、ともに投手が突然崩れたのは、粘りの無さに加えて、打線の貧打、拙攻で援護出来るときに出来ない打線にもあると思われます。

一つのバンド失敗が、一つのエラーが試合を決めてしまいます。
投手陣では精神的な弱さとまでは言いませんが、粘り強いものが勝ちます。
打撃陣は、ここ一番の勝負ところが弱いようでは、勝ってゆけません。
どちらも、集中力が大事で、このヤクルトの連敗は、この集中力の差がでたように思われます。

最近のトラブログは、首位にいながら贅沢かも知れませんが、どうもダメ出しばかり、愚痴ばかりで、これらは、この8月で終わりにしたいものです。

 

  
  マートン 1000本安打に王手     鳥谷 1739安打              
                     球団3位 和田監督にあと2本

明日からの広島3連戦に達成される記録でしょうが、それよりもなによりも、その一打が勝利に結びつく一撃になって欲しいものです。

                        上記いずれの写真も、日刊スポーツから

 


阪神電車のあれこれ -5-

2015年08月25日 13時26分35秒 | 鉄道のよもやま話

阪神電車の創設目標は、都市間高速道構想でしたが、阪神間は既に、管鉄(現在のJR)があり、完全に競合することから、逓信省鉄道局からの認可が下りず、当初は路面電車として免許を取得しました。

そこで、当初の目的を達成するために内務省などに働きかけ1部、路面電車にすることとして他は高速運転のメドを立てました。

そのことは前回まで述べてきましたが、その高速化の目的を達成するために色々と対策を講じてきました。
競合ライバルがいるということで、新たなサービスを考えなくてはなりません。

大阪ー三宮間が官鉄は60分かかっており、阪神は併用鉄道のため速度制限があり90分もかかており、これを何とかしなくはと考えました。

 
  阪神間 競合鉄道      上から 新幹線・阪急神戸線・JR神戸線・阪神本線

そこで考えたのが、運転間隔を短縮して乗客の利便性を上げることでした。
官鉄の運転間隔が当時1時間~30分であったものを、12分毎としたことで、多くの乗客が阪神に流れ込んだと言われています。

「待たずに乗れる阪神電車」のキャッチコピーは、この時から最近まで使われており、開業時の精神を受け継いでいました。
スピードも60分を切ることに成功し、それが「ジエットカー」をも生まれることになりました。
急行など優等列車だけではなく、駅間が短いため普通車にも、「待たずに乗れる阪神電車」を実現するためには、出だしのスピードが大事ということで実現しました。

  
 20年ぶりの阪神 普通車の新型車 ”5700系” 8月24日出発進行 

 

その普通車に、今年、新車が生まれました。
5700系で、阪神電車の青色を基調にしたもので普通車の伝統を引き継いでいます。
この新型車には社内外のとびらの横に「あける」ボタンが・・・
そして社内には「しめる」ボタンが設置されています。

    
 車内”あける”ボタン 車外の”ひらく”ボタン     5700系の車内座席

JRなどのローカル線や地方の鉄道では設置されていますが、都市部の電車に設置されているのは珍しいです。

理由は、阪神電車の普通車は、特急・急行の通過待ち等で長時間停車する際、車内の冷気や暖気が外に漏れるのを防ぎ、車内温度の維持するためです。
これも、阪神電車のサービス精神の表れなのでしょうか。


トラ、3連敗のあと3連勝・・・メッセ 8勝目

2015年08月23日 19時53分39秒 | 野球・タイガース

読売に3連敗したトラは、この21日からのDeNA3連戦を3タテし数字的には元に戻したようですが、さて実際はどうなのでしょうか・・・

防御率や本塁打数はセ・リーグで5位、打率や盗塁数、得点数は最下位の状態で首位というのも何か違和感を感じます。

読売戦の3連敗は、ここでDeNAに3連勝しても、そのキズは、癒されません。
それも、ここ一番の弱さ、勝負勘の無さ、勝負運の無さは、なにも今年初めてではないことを思うと決して安心できるものではありません。

  8月23日 
   1か月ぶりの勝利を上げたメッセンジャー 8回108球 11奪三振

 

それでも、あの3連敗のあとズルズルと負け越してゆくのではという危惧は、今日はともかくなくなりました。

メッセが1ヶ月ぶりに勝ち星を上げたことも一つの安心材料なのです。
昨日は鳥谷の3安打、今日(8/23)のマートンの本塁打なども明るい材料です。

この安心感を持続し10年ぶりの優勝するためには、投手陣の3本柱の内、あと能見、藤浪の安定した勝利が必要です。

  
   8,9月 負け越していたトラは、今年はどうなるのか・・・

   

さて、例年、8月から9月にかけて、負け越しているトラとしては、それを破らなくてはなりません。
そして9月8日からの甲子園での読売3連戦を3連勝してリベンジを果たすことが、このトラウマを除去できる条件なのです。
それまで、そしてその時まで今の状態をまず持続してゆくことが必要なのですが・・・それが出来てこそ、優勝の2文字が現実のものになるのではないのでしょうか・・・

それが出来なくして優勝などしても、トラの実力でも選手の力でも、ましてや監督始め首脳陣の力でもなんでもなく、相手がこけただけで、トラの将来にとって決してもプラスにはならないことでしょう・・・


 

 


映画 「日本のいちばん長い日」

2015年08月18日 21時30分52秒 | 映画・社会

映画「日本のいちばん長い日」を見てきました。
封切り後1週間足らずですが、観客は1/3程度で、ほとんどが年配の方でした。

今から丁度70年前に、日本の運命を左右した重い、重い日があったこと、そして今の平穏な日々が暮らせるのもこの日があったことを思い知るべきです。

この映画がノンフイクションで、日本人なら、ある程度この時代の歴史的事実を知っておくべきであり、そうすることで、この映画はより理解出来るものになります。

  


戦争を始めるのは案外と意気揚々と始めるのでしょうが、その戦争を終えるには大変な努力が必要で一筋縄にはいかないのです。
 

「日本の一いちばん長い日」は、昭和天皇(本木雅弘)の玉音放送が録音された1945年8月14日からそれが放送される15日の正午までの24時間を描いた映画です。

この時の国内の混乱の判断を誤れば、今の日本はなかったといっても過言ではないでしょう。

映画は、1945年4月 鈴木貫太郎(山崎 努)が固辞するなか、昭和天皇の強い要望により鈴木内閣が誕生するところから始まります。
戦局は絶望的となり、7月にはポツダム宣言の受諾を迫まれるなか、降伏か本土決戦か、連日連夜閣議が開催され紛糾されます。

  昭和天皇  

その中、8月には広島、長崎に原子爆弾が落とされ、ソ連の参戦も現実のものとなり、8月14日の御前会議で、降伏を決めます。
所が、本土決戦を唱える陸軍の若手将校らが抵抗し、これがいわゆる宮城クーデターと言われるもので、その中心となったのが陸軍の畑中少佐(松阪桃李)です。
そのはざ間に苦慮する阿南陸軍大臣(役所広司)との駆け引きが日本の将来を決めてゆくことになり、最後には阿南大臣の切腹ということで時局を収束します。

  
    阿南陸軍大臣           鈴木貫太郎首相  

この映画の主題は、たくさんありますが、その一つに「聖断」というのがあります。
もともと天皇は、立憲君主制にして政治的判断は避けてきました。(2・26事件など2,3の聖断があったとも言われていますが・・・)
が、この御前会議では、鈴木首相の”前例がありませんが・・”という前置きで聖断を願い出ており、これが決めてとなったと言われています。

この鈴木首相も死刑を覚悟して戦争を終わらせようとしており、その首相を推挙した天皇との連携プレーがあったのではないでしょうか・・・

鈴木貫太郎首相は、最後の江戸時代生まれ(1868年生まれ)の首相で、二・二六事件などで大怪我をしており、政界引退を考えていたところ、思いがけない大役が回ってきました。

「皆、国を思う情熱でした」
鈴木貫太郎首相が劇中、つぶやいた言葉です。
これが、この人の、そしてこの国の人たちの言葉なのでしょう。

 畑中陸軍少佐  

当時の陸軍の本土決戦という考えは、さらに2000万人の犠牲もやむを得ないという考えのもとに勝てると言っているのです。
これをもって、この国を思う情熱だったとは到底思われませんが、この危険性を阻止出来たことが、今の日本の平和であり、二度とこのような考えをしないようにしなくてはならないという教訓でもあるのです。

これを押えたのは、昭和天皇、鈴木貫太郎首相だけではなく、あの阿南陸軍大臣も・・・です。

いずれにしても、この事実をしっかりと知った上で、今の平和な日本があることを忘れてはなりません。


今日は何の日  8月9日は野球の日・・・・・

2015年08月09日 08時23分45秒 | 今日は、何の日

昨日8月8日は ”立秋” でした。
暑さも極まり、後は衰えるのみで、この日を境に残暑となります。
が、残暑どころか”猛暑”が続いており、いつになれば暑さが和らぐのでしょうか・・・

今日 8月9日は、”野球の日”だそうです。
といっても、あくまで語呂合わせで8(や)9(きゅう)なのです。

        

それとは別に、プロ野球の日、高校野球の日もあります。

 

プロ野球の日は、2月5日。
1936年(昭和11年) 全日本職業野球連盟(現在の日本野球連盟)の結成によりプロ野球が誕生しました。
その時、7チームが参加しました。
大阪タイガース、東京巨人軍、名古屋軍、東京セナターズ、阪急軍、大東京軍、名古屋金鯱軍の7チームです。

  京都二中 優勝ナイン

高校野球の日(高校野球記念日)は、8月18日です。
1915年(大正4年) 豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会として、地方予選を勝ち抜いた10校が参加して開催されました。
開始から100年経つのですが、今年は第57回で、3回は戦争でなかったという歴史があります。

第1回の優勝校は京都二中でしたが、この京都二中は、今年出場の京都府立鳥羽高等学校の前身です。

なお、第10回から甲子園球場に会場を移し、1948年(昭和23年)から全国高校野球選手権大会となりました。


 


今年(2015年)の水彩画 ー 4月~6月ー

2015年08月04日 19時28分45秒 | 芸術・水彩画

 今年、描いた水彩画は、花が多かったようです。
描いたのは、4月ですが、大阪城の梅は2月に、岸和田城は3月31日に訪れています。 

  
   大阪城の梅  水彩画F6号      岸和田城の桜  水彩画F8号

 

  
 5月に訪れた伊丹のバラ園 F8号  6月に訪れた大阪舞洲のゆり園 F6号

 

 
   昨年に訪れた中山寺のお地蔵さん  F10号