徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

トラ、開幕まで1ヶ月、不安材料を払拭出来るか・・・

2019年02月28日 11時55分13秒 | 野球・タイガース

2月27日、キャンプを打ち上げ、これからオープン戦が本格化します。
昨年は、屈辱的な最下位となり、昨年の反省に立って、どのようなキャンプを過ごしたのか、そしてどのようなシーズンを迎えるのか、楽しみでもあり、心配でもあります。

  

矢野監督の話では、充実したキャンプを過ごし、楽しみと悩みが出来たとの評価で、採点すると90点だそうです。

      
      矢野監督 キャンプ打ち上げでのインタビュー  以下監督のインタビュー内容
    


悩みとは、センターラインがハイレベルの戦いで、まだ決まっていないことです。
決まっているポジションは、外野の福留と糸井、フアストのマルテ、サードの大山でしょうか・・・
でも、福留は、常時出場というわけに行かず、糸井も本人は全試合出ると豪語していますが難しいのではないでしょうか?

また、マルテはまだ未知数で、大山も4番としてまだハッキリと確定されていないと思います。

キャッチャーの梅野、坂本等の争いでは梅野がリードしているように思われます。
セカンドは、糸原、上本の争いとなり、ショートは、北条、鳥谷、木浪が候補でしょう。

  
  

1番の激戦区は、センターです。
中谷、高山、江越、近本と新人、ベテラン、中堅の選手が競うと思われます。
まだ、ここに俊介や板山も虎視眈々と狙っていることでしょう。

これらは、この1か月のオープン戦の活躍で決めることになることでしょう。
ただし、この中で打撃如何によっては、守備の変更が考えられます。

どちらにしても開幕の先発オーダーが、シーズン中には何回か入れ替わるとか、例えばサードには木浪もマルテも出来るとなれば、ファストには中谷が入ることも出来る。

  キャンプのMVPは 北条選手

そして、最大の不安材料は、ケガです。
昨年の反省から、例え、控えに回っても、常に出場の機会があるということです。

監督の言う、悩みはどのように解決することが出来るのでしょうか・・・・

トラは、投手王国と言われていますが、本当にそうでしょうか?
昨年同様、藤浪がカギを握っているのは、今年も同じでしょう。」
機会があれば、また色々検証してみたいと思います。


 「 フェルメール展 」

2019年02月21日 11時45分33秒 | 芸術・水彩画

大阪市立美術館で開催されている「フェルメール展」に行ってきました。
(上記カバー写真が大阪市立美術館です)

フェルメールは17世紀 オランダ(ネーテルランド連邦共和国)のバロック期を代表する画家です

 

                 「取り持ち女」 日本初公開             
                  初期の作品、客から金を受け取る様子。       
                  左端の男性がフェルメールではないかと言われています。

フェルメールが描いたとされる作品は、疑わしいものを含めても30数点しかありません。
そのうち、今回大阪には6点展示されています。
なお、同時代の画家の作品も展示されています。

  
  「手紙を書く婦人と召使」 窓からの光が・・・召使とどのような会話があったのでしょうか

残念なのは、フェルメールの作品で誰でもが知っている”真珠の首飾りの少女”や”牛乳を注ぐ女”がありません。
特に青色の魔術師とも言われた青色が少なかったのも残念でしたが、別名、光の画家とも言われている通り、展示にはその明暗がよく表れていました。


日本初公開の”取り持ちの女”が展示され、他に手紙関係の作品が収められています。
手紙関係が多いのは、当時17世紀のオランダでは郵便制度が急激に発達したことが上げられます。

  
  「恋文」 後ろからのぞき見する女、手紙を見ている 「手紙を書く女」 ペンを走らす最中
   女の前にはサンダルが無造作に置いてあり、何か   にフッとこちらを見る仕草。
   物語性のある作品です。              耳元の真珠のイヤリングが印象深い


 ロビーでの広告は撮影できますが、展示品の撮影は出来ません。
 本ブログの作品写真は、HPからコピーしました。

 

  


トラ、 開幕に向け、キャンプも”たけなわ”

2019年02月11日 20時03分48秒 | 野球・タイガース

3月29日の開幕に向け、各球団ともキャンプもたけなわで、この連休には紅白試合が行われた球団も多くありました。

大阪では朝から小雪が舞い、立春が過ぎたとはいえ、寒さは厳しく、キャンプ地の沖縄は連日20℃前後だそうです。

 

そんな中で、阪神タイガースも今キャンプ2度目の紅白試合を11日に行われました。
試合結果より選手の仕上がり状況が焦点となり、特に昨年の弱点が克服されたか、またはより技に磨きがかかったのかが見どころとなります。

  キャンプ地 宜野座球場
   正式には かりゆしホテルズボールパーク宜野座 といいます。


  
    2月7日 1回目の紅白試合       2月11日 2回目の紅白試合のスタメン

11日のトラの紅白試合の注目は、先発投手の藤浪は今年こそ復活出来るのか・・・
打つ方では、新外国人のマルテは、昨年のロサリオの二の枚が心配ですが、調子はどうか・・・
今年は例年より多くの沖縄キャンプにトラの選手が呼ばれており、特にルーキー三選手の動きはどうか・・・

  
   マテオに打たれた小野           初打席 マテオの2ラン   

今日の紅白試合で今季を占うのは難しいですが、相対的に投手より打者の方が仕上がりが早いようです。

その中で、藤浪の球速は150Kを超えるも、2死球を与えたり、本塁打を打たれたり、ランナーを出すと乱れる悪い癖は、まだまだ心配のタネです。

  
   藤浪の与死球 これさえなければ・・・       ドラ4の斎藤 2回無失点に


新外国人のマルテも初打席で2ランを打ち、2打席目もタイムリーを放ち、2安打3打点。
まず、我々ファンとして喜ぶべきことなのか、果ては騙されないと思うべきか、2ヶ月先にはある程度の結論が出ていることでしょう。

ルーキー3選手や他のドラフト選手も新人王を狙うもよし、将来の肥やしにするもよし、後悔のない1年にして欲しいものです。

  若手に混じって泥まみれの鳥谷

その他、今季注目は、鳥谷です。
ベテランとは言え、キャンプでは若手に交じって同じメニューをこなしています。
鳥谷の頑張りが、若手の刺激になり、この競争が今期だけではなく将来、トラの育成、選手層の厚さ、それがトラが強くなる基礎になり、なにもショートだけの話でないことを願うばかりです。

  注目の二人の投手  左 メッセンジャー    右 西 勇輝投手 

  
  今年は日本人扱い、果たして開幕投手になるか・・・  FAで入団の 西投手 何勝するか?

                                               *    写真の1部は、デイリースポーツを参照しました。


映画 「 七つの会議 」

2019年02月05日 20時31分54秒 | 映画・社会

池井戸潤の同名小説を映画化した企業犯罪エンターテイメント。

ここ何年間、多くの企業犯罪が報道されていますが、その一つ改竄とか隠ぺいとかがいかにして起こるのかを描かれた映画です。

企業犯罪には公害、企業災害、買い占め、脱税、贈あい、粉飾決算、談合、偽装、汚職、インサイダー取引、不正融資、データー改竄、不正融資、リコール隠し等、多くあり、社会悪の権現とされています。

   

この映画では、パワハラを告白したことから会社内で起こる騒動で会社の浮沈にかかわる犯罪を暴いてゆく物語です。

都内のあるメーカー、東京建電(株)営業一課係長、八角(やすみ)民夫(野村萬斎)は居眠りのハッカクと呼ばれるぐうたら社員。

   火花散らす・・・

トップセールスマンの営業一課長・坂戸(片岡愛之助)から八角の怠慢ぶりを叱責されるが、それにもかまわず悠々とのんびりと毎日過ごしています。

絶対的存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果第一主義の方針の元部員たちは寝る間も惜しんで働いていました。

そのような中、坂戸がパワハラで訴えられ異動され、訴えたのが年上の八角。
パワハラ委員会では、北川の信頼が厚い坂戸が訴えられこの不可解な裁定に社員たちは戦々恐々となります。

  
   潰れた椅子が、問題を提起します。        ビルの屋上で首脳会議???

その折、たえず2番手に甘んじてきた営業二課長の原島(及川光博)が新課長として着任するが、成績は上げられず、場違いとすら感じるようになる。

以上は、一般会社でも良くあり、サラリーマンなら身近な出来事で、本来はこの辺りで何もなかったように終局に向かうのですが・・・
でも、映画は、ここから想像を絶する秘密が隠されていたのです。

企業犯罪とは、会社を守る意識が優先し、犯罪という意識が希薄になってゆくのですが、そこには会社を守るだけではなく、自分を守ることが優先する結果なのです。

七つの会議とは、七人の思惑が積み重なることによって、その結果が思っていようが思っていなくとも、違った方向に、つまり間違った方向に進むことで犯罪が成立するのです。

その七人とは・・・
東京建電
 営業係長 八角民夫    営業部長 北川 誠  
     坂戸の後任 営業二課長 原島万二    営業一課長 坂戸亘彦
ネジ六  三沢逸郎 (音尾琢真) トーメイテック  江木恒彦(立川談春)  
ゼノックス 徳山郁夫(北大路欣也)
 以上の七人の立ち位置は映画を見て確認してください。

  



七つの意味は他に、色々言われていますが、その一つ、この映画に関する7つは、下記を参照してください。
  誰が会社を殺すのか?
駄目な経営者と危険な社風(七つの兆候) https://forbesjapan.com/articles/detail/19075

 いづれにしても、会社とは何か・・ そして働くこととは・・・・
 そして、働くことの正義とは・・・ 守るべきものは・・・
 働くことの信念とは・・・ 企業の矛盾、絆は・・・
 現代に生きる企業戦士に問いかけています・・・・・
  
  
 
       大阪駅西側のビル群  ここにも沢山の企業戦士が日夜戦っています・・・