3対3の同点で9回の勝負となり、投手の出来が勝負の分かれ目であったようです。
9回同点で藤川を出し、延長戦の選択より、この回で試合を決める気概の表れのようでした。
2死から長野にヒットを打たれますが、代打高橋をセカンドフライに仕留め、9回の裏のトラの攻撃を待ちます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H
G 1 0 1 0 0 1 0 0 0 = 3 8
T 1 0 2 0 0 0 0 0 1x = 4x 11
9回、ジャイアンのピッチャーは越智。
藤川の防御率は0.00 7セーブに対して越智の防御率は0.77、6セーブ。
遜色ない実績ですが、トラの攻撃は代打の桧山から始まりました。
その桧山がセンターへ大きな当たりで、ラジオ(TVは時間切れ)では、ホームラン性でしたが、センター長野の守備も問題があったのか、3塁打にしてしまったのが、この試合の明暗を分けたようです。
マートン、平野を四球に出し、満塁策を講じますが、ラジオの解説者によると、満塁策を初めから取るのなら、この二人に神経をかけずに四球に出すべきで、考え過ぎての四球は、気持の負担になり、それが、どうやら越智の気持ちをいらだたせたようです。
写真の鳥谷は、3回 ライトへの2ベースの時 勝利投手の藤川
鳥谷があっさり、1塁線を抜いて、サヨナラとしたのも、結局、気持に余裕がなくなったのが原因ではなかったのではないでしょうか?
気になることは、なぜ、1割も満たない葛城を先発に使うのでしょうか?
案の定、4タコで6回には併殺打もあり、左の外野手は、林、野原裕、柴田もおり、この祭、若手を充てるのも良いのではないでしょうか?
昨日の狩野や桜井の二の舞を恐れているのでしょうか?
もし、そうであれば、若手の育成は難しいのではないでしょうか?
どうも、真弓監督は、昔の名前に弱いところがあるようですが、抜擢ということも時には必要です。
それと、折角の熱戦がTVで見られないのは残念です。
関西TVも7時(実際は6時半ごろ)から9時までで、サヨナラの場面が見られませんでした。 放送は、ケーブルTVのフジテレビTWOのみで、ハイビジョン契約がなくては見られません。
関西では、せめて甲子園の試合が最後まで見られるように、関係者にお願いしたいものです。
ちなみに、明日はNHKBS1が明後日はサンTVが各18時から試合終了まであるようです。