リーグ優勝記念版

昨日は、見事に巨人の目の前で優勝を決めてくれました。

１９８５年の優勝の時は、神宮での胴上げのため、表彰式や場内一周は、その後の巨人戦の後に行われましたが、あの時の感激を思い出しました。

岡田監督曰く　「最高の選手に恵まれ、最高の１年になった。０．５ゲーム差まで追い上げられたが、一番大事なときに、本当に強いタイガースの試合が出来た」

つまり、ここ一番での粘り腰があったと言う事で、これが本当の強さの秘訣ではないでしょうか？　それが9月7日の中日との試合での18分の中断が明暗を分けたのではないでしょうか？

最高の１年とするには、２０年来の悲願である、日本一を取ってからにもう一度言って欲しいです。

今年のリーグ戦では、記録ラッシュでした。　この記録と言う優勝と違うもう一つの目標があったのも見逃せないものです。

ビールかけには、人それぞれのパーフォーマンスを見せてくれました。　選手が一丸となって、9月２９日の優勝決定を願っていての準備だったのでしょう。

しかし、”もったいない”と言うのは、ヤボ　ですね。

さて、次の写真の人は誰でしょう？

杉山投手

赤星選手、フォー

スペンサー選手

10月の末には、もう一度甲子園での胴上げ（と言うことは5戦目で決めなくてはなりませんが）が見たいものです。

　

2年前の忘れ物を、ゲットして・・・・

阪神タイガースが、巨人の前で胴上げをしました。

2年前の忘れ物を、日本一を、20年ぶりに取りに行って欲しいものです。

10月22日からの日本シリーズが待ち遠しいですね。相手が分からないのが、不満ですが・・・・・。

今年は、岡田色が顕著に出た年でもありました。　鳥谷を生かすために今岡をサードに回し、セカンドを藤本、関本を、ライトを桧山、スペンサーで左右投手によって使い分け、センターラインの強化とＪＦＫと言う新製品を売り出し、適材適所に選手の使い分けと固有化で選手のやる気とやり易いように組織立てた岡田監督は、顔に似合わず慎重且つ大胆な選手の使い方は、今後の企業や社会にも見習う必要があるようです。

今日の試合の内容は、敢えてここに記載する必要はないでしょう。

阪神対巨人で優勝決定するシーズンは、過去7回ありましたが、阪神が勝って優勝を決めたのは、初めてです。それだけに、今日と言う日は、タイガースにとっても記念すべきシーズンとなりました。

それともう一つその歴史の証人となったのが、藤川の７９試合登板の日本新記録です。　後の残りの試合がありますので記録は更新してゆくと思います。

今日で終わったのではなく、今日がスタートとなるように・・・・タイガース最強時代の到来を・・・・・。

 

王手！！！岡田監督が今夜、宙に舞う。

野球は、筋書きのないドラマとよく言われますが、阪神は、誰が書いたのか、筋書き通りに事が運んでいるようです。

２８日の今岡の１４４打点目のタイムリー

２５日のツーアウトからの逆転勝ち、２８日の中日が負けて、阪神が巨人に勝つと言う見事なマジックの減らし方は、絵に描いたようにスムーズに２９日のマジック　１　を迎えました。　巨人を前に胴上げが出来るのは、フアンの期待に恐いほどに答えています。

この原動力は、１０人目の野手としてのフアンの力もそうですが、選手の力量を１００％引き出した岡田采配とその通りに力を出した選手の闘魂を讃えたいと思います。

あれ！！もう優勝が決まったような書き方になってしまいましたが、今までの経緯からして、今晩勝って優勝を決めることを確信しています。

今の巨人の現状を見ると、まさに栄枯衰勢、立場が逆転してしまった感があります。

今まで（１９８５年の日本一を除いて）どれほど低迷していたか、どれほど悔しい思いをしたことか、感無量ですが、プロ野球の盟主と自画自賛していた巨人の現状は、なるべきしてなった結果だと思います。

しかし、阪神もこれに浮かれることなく、若手の育成や益々の戦力アップを期待したいと思います。

阪神の株がとうとう１０００円を突破しました。この１週間で２倍強の上がり方ですが、村上フアンドの”阪神の愛着”を信じて、決して一般フアンの株主は、手放さないようにしたいものです。

 

遂に、ついに、”マジック １ ”に・・・・・

今日（２８日）、阪神は、巨人に勝ち、中日が横浜に負けましたので、遂に、ついに、

”マジック　１　”になりました。　　これで明日にでも阪神の優勝が決まります。

試合後の甲子園

明日は、阪神が負けても中日が負けると、阪神の優勝は決まりますが、是非巨人に勝って優勝を”甲子園”で決めて欲しいものです。

いきなり初回に６点を入れた阪神ですが、先発の井川が今日もピリットしません。　２回に２点、４回にも２点を奪われ、追い詰められてきましたが、その裏、今岡の今シーズン１４４打点目となる三遊間クリーンタイムリーヒットで追加の７点目が入り、結局この１点が勝負を決めました。

今岡、１４４打点目のタイムリーを放つ。

不甲斐ない井川ですが、何とか５回を投げ勝利投手になりました。

後を橋本、ウイリアムス、藤川、久保田で巨人を投打で圧倒いたしました。

特に、藤川は、あの”神様”稲尾様のシーズン７８試合登板日本タイ記録を達成しました。

日本タイ記録の７８試合登板の藤川。

明日、勝って優勝し、藤川の日本新記録達成を祝いたいと思います。

ヒーローインタビューでは、藤川は明日、涙の用意は出来ていますか、と言う本人が涙が出てそうでした。明日には、岡田監督の胴上げが見れるでしょう。

 勝利の瞬間の岡田監督　　　　　　　今日のヒーロインタビュー

 

明日にも優勝が決まるか！！！！

中日も中々負けませんねぇ。　他力本願ではなく、自力で勝ち続けましょう。

となると、今マジックが”３”ですので今日、明日の巨人戦に連勝しても、中日が勝ち続ければ、マジックは”１”となり、優勝は、神宮でのヤクルト戦になります。

阪神フアンとしては、巨人の目の前で胴上げをして欲しいものですが・・・・

ここで、２５日の阪神の選手をアニュメーションで・・・・

神宮での胴上げとなると、１９８５年の優勝の時と同じ球場となります。あれから２０年にもなりますが、今年は、阪神電鉄１００年、球団創立７０年の節目となり、あの時と同じように、日本一になって欲しいものです。

パ・リーグは、ソフトバンクかロッテか、はたまた西武になるか分かりませんが、２５日のＴＶで広沢氏の予測では、ソフトバンクの場合は、阪神が不利、ロッテはまあまあで西武とでは、阪神有利としていますが、ソフトバンクには、一昨年に苦杯を舐めていますので、ぜひともソフトバンクに勝って日本一になって欲しいものですが・・・・

広沢氏の阪神の日本一になる球団別天気予報。ソフトバンクの福岡は、カミナリがなる大雨との予報です。これって阪神が勝てないってことでしょうか？　この予報は、当たらない事を願っています。

阪神の株が先週から、どんどんあがっていましたので、てっきり阪神タイガースの好調さに阪神株が、買われているものとばかり思っていましたが、村上ファンドの買占めで筆頭株主になったと報道されました。　それにしても異常な上がりかたで、この１０年では、一番の株価をつけております。　変なところで納得しています、

村上ファンドが、経営面、特にタイガースのオーナーにまで手を伸ばさないとのことで、一安心です。　まぁそれだけ阪神の株に値打ちがあったのでしょう。

青函トンネルは”世界一”長い海底トンネル。

彼岸が過ぎ、めっきり秋らしくなり、過ごしやすくなりました。　今年は、寒暖の差が激しいように思いますが、体調を崩さないようにしたいものです。

　扇風機　　彼岸がすぎたら　邪魔になり

下手な一句ですが・・・・・・

昨日の話に出ていました”青函トンネル”について述べてみます。

”青函トンネル”は、青森県東津軽郡今別町と北海道上磯郡知内町を結ぶ全長５３．８５Ｋｍの世界一の海底トンネルです。　鉄道フアンは、この距離を短縮して”ゾーン５３９”と愛称をつけています。

世界２位は、１９９３年に出来たドーバー海峡の４９．２Ｋｍです。３位は、１９７５年に出来た新関門トンネルの１８．７Ｋｍです。

これは、戦争の前から構想がありましたが、あの”洞爺丸事故”のあと加速して建設が急がれました。　洞爺丸事故の１９５４年以前の１９４６年には地質調査が始まっていました。　　１９６１年には、北海道側から、１９６７年には、本州側から斜坑掘削を開始し１９７１年に本工事が着手、１９８５年に本坑全開通し、１９８７年に完成しました。

１９８８年３月に津軽海峡線が開業しました。

この工事で使用したセメントの量は、８５万㌧、これはセメント袋を積み上げると富士山の８５０倍になるそうです。

又、この工事で使用した鋼材の量は、１７万㌧でこれは、東京タワーが５７基出来る量だそうです。作業延べ人員は１４００万人、工事期間約２４年、総工費６９００億円の大プロジェクトでした。

　トンネル内で一番広い「横取基地」

このトンネルには、世界でも珍しい海底駅があります。

　「吉岡海底駅」と「竜飛海底駅」です。構内には、見学コースがあり、トンネル内を歩いたり、触れたり出来、見学の所要時間は、約１時間半で、トンネルの構造や工法、歴史や工事現場を再現した展示もあり、日本一の低い公衆電話もあるそうです。

１９８８年の青函トンネルの開通と同年４月に開通した瀬戸大橋の開業によって、旅客鉄道・貨物鉄道のＪＲ７社の線路がすべて結ばれることになり、これを「一本列島」と呼んでいます。

かくゆう僕は、まだ青函トンネルのある津軽海峡線に乗っていません。

いつか、九州から北海道まで「一本列島」を縦断したいものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日の絵は、”やおやさん”です。　Ｆ１０号

 

今日は、何の日！！！－その４－

 

今日（毎月２６日）は、風呂の日だそうです。　　語呂あわせです。

今や、あの番台のある銭湯という言葉は、死語になりつつあります。

今は、ほとんどの家に内風呂があり、あの銭湯は少なくなり、○○温泉とか、健康ランドという名前に変わっています。　そうです、あの”神田川”の風呂屋はもうないのです。　ないとなれば、行きたくなるのが、”あまのじゃく”な人間なんでしょうかねぇ？

今日の絵は、美山町のコスモスです。Ｆ８号

 

それから、今日１９５４年９月２６日２２時４３分、１２００人もの犠牲者を出した洞爺丸事故が起こった日でもあります。

この事故は、タイタニック号に次ぐ史上２番目の海難事故でもありました。

３８００㌧もの船が、転覆した原因や死者の数等詳しいことが、未だにはっきりしません。

この時、台風１５号が四国から瀬戸内海を抜け日本海の佐渡島付近から北海道を伺っていました。　その時船長は、函館を予定の午後２時の出航を遅らせ様子を見ていましたが、晴れ間が出てきて、風も止んだので午後６時に出航させました。

　　かっての勇姿の洞爺丸

しかし、函館を出て５Ｋｍ程の沖合いまで来ると風が強くなり、船長は停船を命じ、錨を降ろしますが、この時、引き返せば未だ間に合っていましたのにと言う謎が残っています。　この時、他に４隻もの青函連絡船が沈没しています。

死者の数は、合わせて１４００名とも１５００名とも言われており、正確な数が分からないのです。　このことを小説にしたのが、水上勉の傑作「飢餓海峡」です。

これは、昭和４０年（１９６５年）に三国連太郎で映画化もされました。

台風１５号は、この時速度を落とし、まだ北海道には、到達していなかったのです。

この事故を重視した政府は、青函トンネルの工事を急いで着手します。

 

虎、奇跡の逆転勝ちで”マジック ３ ”に・・・・

今日は、見事な逆転勝ちで貯金を３０にして、マジックが　”３”になりました。

先発の杉山はあまり球が走らず、何時崩れても可笑しくない状態でした。

阪神の打撃陣も、広島の先発大島を打ちあぐねて、５回を終わって０対０．

試合が動いたのが、６回広島で２点を先制し、その時点で阪神のヒットは４本だけ。

しかし、７回に新井のエラー（桧山のあたりは、新井のグラグを弾くヒットだと思うんだけどなぁ）等で幸運な３点を入れ８回以降はウイリアムス、藤川と繋いでまでは良かったのですが、両者とも出来が悪く、ウイリアムスがランナーを満塁にして降板、後の藤川が７回は抑えましたが、８回２，３塁とランナーをため、暴投と自らの送球エラーで２点を入れられ、またも４対３と逆転されました。

９回、最後の攻撃を残すのみとなり、先頭打者の赤星がファウルで粘り、ファーボールで鳥谷が送り、代打浜中も四球で１アウト１、２塁でバッター金本に期待が寄せられました。

しかし、金本は１塁ゴロに倒れ２アウト、次打者今岡は、昨日、今までの今日ともヒットがなく、調子は、余り良くないようでした。

今岡が２ストライクと追い込まれ、もはやこれまでと思っていた矢先、目の覚めるような放物線を描いた打球はレフトスタンドに吸い込まれて２８号としました。

今岡の２８号スリーラン

奇跡的な逆転で、後は久保田が昨日と同じように締め、阪神の貯金を３０とし、マジックも”３”としました。

一昨日と同じように一旦逆転された藤川が勝利投手になりました。

ここで少し心配になるのが、金本、藤川の不振です。投打の要が最近調子を崩していますが、明日、あさってと試合がないので、その間に気分一新して、２８日からの甲子園での巨人戦で、優勝を決める投球、打球を期待したいものです。

今日の広島球場

虎、今日も勝って ”マジック ４ ”に！！！

今日は、都合によりTV観戦が出来ませんでした。　　でもしっかり勝ちました。

この記事を投稿中も中日、巨人の戦いはしていますが、７回で大差がついていましたので、多分中日が勝つでしょう。　と言う事で、昨日からマジックが一つ減り　４　になりました。

今日は、以外と言えば怒られるでしょうが、先発の能見が好投して、８回の途中まで投げ、３失点で４勝目を挙げました。

　　　　　　

１点リードされた５回に矢野の１９号、藤本の１号で逆転し、６回には昨日のヒーローの桧山のタイムリーや押し出し四球などで４点を上げ、６対１とリードを広げました。

８回に能見が捕まり２点を失いますが、後は藤川、９回は久保田が締め、６対３で３連勝しました。

 

　　　　　　昨日のヒーロー、桧山　　　　　　　　　　　　　今日の広島球場　　　　　　　　　　　　　　　　　

さて、阪神の優勝によって経済効果は１４５５億円、関西では７０９億円と言われていますが、この金額は、２年前の優勝の時の４割強でそうです。

あの道頓堀ダイビングが、２００３年には死者も出ましたので、当局は、前面禁止の強い体制作りをしています。　こんな事に金をかけ周りに迷惑をかけているのは、本当の阪神フアンには、それこそ迷惑な話で、阪神フアンは皆が同じように思われています。

 

厳戒体制の道頓堀界隈

本当の阪神フアンは、喜ぶのはいいのですが、騒ぎで周りに迷惑を掛けないようにしたいものです。

 阪神尼崎駅の北側では、今年も（２００３年の時も）周辺の８つの商店街でつくる「尼崎中央・三和・出屋敷まちつくり協議会」が大型スクリーンでの阪神の試合を完全中継をするそうです。マジック「３」が出た時から優勝決定戦までです。　

優勝記念セールも、この商店街は勿論、阪神百貨店では、決定から１週間「全館商品の半分を記念セールとして売り出し、今、準備に大忙しいそうです。

 明石海峡大橋も優勝決定から３日間、虎色（黄色）にライトアップします。

虎、勝って ”マジック ５ ”に・・・・・

昨日は、お彼岸の中日、”暑さ寒さも彼岸まで”の通り今朝は気持ちの良い気温になりました。でも日中はまだチョット蒸しますが・・・・・

昨日（２３日）は、中日が巨人に負け、阪神が勝ちましたので、マジックは一つ減って　５　になりました。

そして今シーズン８０勝に到達、残り９試合となりましたが後いくつ勝ち星を積み上げて優勝するのでしょうか？　楽しみです。

さて、試合の方ですが、９回に劇的な桧山のツーベースで勝ち越し、辛勝しました。

９回に飛び出した桧山の決勝２塁打

 

１回には、片岡の犠牲フライで１点、２回には、ピッチャー福原のライト前のタイムリーで１点、３回には、今岡のレフト前ヒットと藤本の右中間ツーベースで走者一掃の３点目、この時点で６対０となり、

楽勝ムードでした。

　　１回に先制犠牲フライの片岡

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤本のツーベースで６対０

しかし、これで終わらないのが福原、６点をもらっての３回の裏に３点、４回、５回に各１点づつ献上して、１点差。

何とか、勝利投手の資格を得て５回降板し６回には、桟原、７回にはウイリアムス、そして８回に藤川が・・・藤川が打たれました。これで同点。福原の勝利投手は無くなりました。

６対６の同点で９回の表、先頭の鳥谷のサードへの内野安打と片岡のライト前にクリーンヒットでノーアウト１、２塁としましたが、金本、代打の浜中が倒れ、ツーアウト。

そこで、桧山のセンター左に走者二人を帰す、起死回生のツーベースが飛び出して８対６。後は久保田が抑えました。

これで打たれた藤川が勝利投手、タイムリーを打った福原は、勝敗に関係なし。

野球は、時々皮肉な結果を生みます。これが野球の面白さの一面でもあります。