徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

術後 2年、定期検診終了、後は腰と上手く付き合って行く・・・ 

2016年04月22日 20時48分33秒 | 腰部背柱管狭窄症について

腰部脊柱管狭窄症の手術(腰椎推体間固定術)は1昨年の4月16日で、2年が経過しました。
先日、丸2年を経過し、最後の検診を受けてきました。
腰部4か所のレントゲンを撮りましたが、骨とスクリューはしっかりと固定されているそうです。

容態としては、昨年の10月の1年半経過の時とあまり変わりません。
つまり、同じ姿勢を2,30分も続けると腰が重くなり、動き出すときが鈍い痛みがあり、特に2,30分も歩くと足腰が重く、足が上がらず、止まってしまいます。
間欠跛行というのだそうです。
でも、しばらく休めば、また歩行が続けられます。

主治医によれば、前回も指摘された通り、骨には異常はないが、その周りの筋肉が硬直しやすく、骨と筋肉が上手く融合しないので適当に動くことによって筋肉をほぐしてゆかなくてはならないようです

今後は、この筋肉とうまく付き合った行く必要があるようです。
ともかく、これで手術以降の検診は終わり、もし痛みなどがあれば、随時診察を受けることとして、一連の手術はこれで終わることになります。

手術前に戻ることはないとしても、術前の、あのシビレと痛みにすれば、手術により大幅に改善されたので、一応手術してよかったと思います。


術後のリハビリテーション・・・⑧  術後1年半

2015年10月21日 13時18分14秒 | 腰部背柱管狭窄症について

予約していた10月20日に病院へ行ってきました。
昨年の4月16日に手術して1年半経ちました。

前回(4月14日)には、腰がだるく、重たく、痛く、次回には、もっと良くなるだろうと思っていたのですが、あれから半年経った今も前回とあまり変わらない症状です。

 

じっーとしていれば痛さはないのですが、動き出すときが、痛みがあるのですが、それも、歩き出すとその痛みは徐々になくなってきます。
だから、朝起きて、動き出すときが一番、腰が痛く、足の運びがぎこちなくなります。
所が、それも動き出すと、楽になります。

歩行も長時間といっても20~30分もすると腰が重たく、同時に足も重たくなりますが、それを続けると慣れなのか、痛みは徐々に低減されます。
といっても、1時間以上の歩行は難しいかも・・・それ以上歩いたことがなく、その前に休んでしまいますから・・・

  

これらの症状は、前回も医者から指摘されたように、手術周辺の筋肉がこう着しているのが原因の一つで、それ以外に考えられるのは、脊髄周辺の筋肉の老化による痛みとも考えられるそうです。

この症状が、手術だけによるものなのか、年齢とともに良くある老人の腰痛なのか、判別は出来ないが、もう後半年、つまり手術後2年目の来年の4月にもう一度診察して判断することになりました。
手術したら誰でも同じようになことではなようです。
その人の体質や体格などが、治癒期間を変え、特に年齢も大きな要因になるようです。
腰部脊柱管狭窄症という病気自体が加齢によるところが大なのですから・・・

ヒョットしたら、このように腰痛を抱えてこれからも過ごすことになるかも知れません。


  〇    〇    〇
明日から、1週間程、しばらく休みます


術後のリハビリテーション・・・⑦1年経過して 

2015年04月16日 11時13分19秒 | 腰部背柱管狭窄症について

今日(4/16)は、脊柱管狭窄症の手術後丸1年が経過しました。
正直、1年経てばもう完治していると思ったのですが・・・
日常生活に支障はありませんが、動きが制限される不自由さがあり、常に身体が重く、だるく感じています。
特に、長時間の歩行や静止も腰から尻、太腿、ふくらはぎから時には足首まで重く、両足(どちらかと言えば左尻から太腿にかけて)がだる痛くなるのが現状です。

一昨日、予約していた病院に行ってきました。
主治医の問診の前に4方向のレントゲンを撮り、1時間ほど待って診察室に呼ばれました。

医師曰く
骨とスクリューは完全に固定されているようです。
したがって、どんな動きをしても大丈夫なのですが、痛みがあるということは、次のようなことが考えられます。
つまり、痛みは、まだその周りの筋肉などが馴染んでいないから来る痛みと血栓による神経の圧迫の痛みの両方が考えられます。
痛みに”しびれ”とか”ジンジン”するとかというものでなければ、神経の悪さによるものではなさそうです。
そこで、今までは、無理をしない程度の日常生活をすることによってリハビリ効果があげてきたのですが、人によってはこれで完治出来る場合もありますが、無理をしないことで筋肉の硬直が進んでいる場合もあり、それが神経にも筋肉にも影響して治るのが遅れていると考えられます。したがって、少々の無理をしてでも、身体をほぐすように動かすようにしてください。」

この少々の無理というのが難しく、痛いといって動かさないことのないようにするということでしょうか・・・

  水彩画 F10号
  「大阪城と梅」 まだ梅が満開ではなく、少々寂しい感じがします。(2/25)     


幸い、今の僕の痛みは、手術する前のような電気がふれるようなしびれはありません。
それより、鈍い痛みが伴い、身体がだるく重く、足、ふくらはぎなどが張っている感じなのは、筋肉痛もあるかのかもしれないようです。

今まで、用心し過ぎたということでもないそうです。
これからも、ある程度の用心をして、身体を動かすことでリハビリ効果を上げてゆきたいと思います。

次回の予約検診は、6か月後の10月20日です。
この時点でどこまで完治しているか、楽しみでもあります。

 


術後のリハビリテーション・・・・⑥ 

2015年02月16日 11時03分19秒 | 腰部背柱管狭窄症について

脊柱管狭窄症の固定手術をして、2月16日で手術後10か月が経ちました。
前回、術後5か月の9月16日から5か月が経っています。

その前回では、日常生活には支障はないのですが、まだ身体をひねったり、かがんだりすると、腰の痛みが走り、重いものを持ち上げたり、走ったりするには、まだまだ術前の状態には戻っていないということでした。

では、現在はどうかと言うと、5か月前とほとんど変わりません。
厳密に言うと11月までは、徐々に回復しているという実感があったのですが、その後12月以降寒さにも影響しているのか、あまりよくなってきているという実感がありません。

ある本には、なぜ手術をするか、それによって骨が固定するまではどのくらいかかるかを書いてありました。

それに寄りますと、僕の場合、脊椎がすべっているということでスクリューで固定した手術を行い、この場合、「骨が安定するには、術後6か月が必要」と言われています。

ということは、6か月というのが正しければ、すでに骨は安定していると考えられるのですが・・・

  大正池 F6号 


続きに、次のようなことも書いてあります。

「特殊なリハビリテーションは必要ありません。体力を戻すための電気治療や超短波などは、体の中に固定用の金属が入っているため、行ってはいけません。体の内部がやけどをする可能性があり危険です。
また、腰痛体操なども、金属が折れる可能性があるので、骨が完全につくまで禁止です。運動は歩行練習だけで十分です。適度な散歩は体の血液循環を良くして回復を早めます」
ほぼ主治医と同じことを言っています。

骨が安定していても、筋肉の痛みはまだまだなようです。

長く歩くとだんだんと足がだるく、重くなり自然と前かがみになってしまい、歩幅が小さくなり、歩行が困難になり、腰を下ろす休憩が必要となります。

長く続けて腰が膠着してゆくのは、歩くだけではなく、寝ていても、座っていても同様です。
朝、腰が固くなっていて、ベッドから起き上がるのも、そしてその一歩が痛いのですが、歩いてゆくと徐々に痛みは取れます。
つまり、間欠性跛行と呼ばれるもので、神経性と血管性があるそうです。
あとは、骨とそれを取り巻く筋肉などとの融合性が必要で時間がかかるようです。

個人差はあるのでしょうが、あとどのくらいかかるかわかりませんが、春になって暖かくなれば今以上に良くなることを期待したいものです。


手術後のリハビリテーション・・・⑤

2014年10月16日 08時52分11秒 | 腰部背柱管狭窄症について

10月16日で手術後、6か月になります。
日常生活には支障はないのですが、まだ身体をひねったり、かがんだりすると、腰の痛みが走ります。

1か月前に比べると大分良くなったのですが、重いものを持ち上げたり、走ったりするには、まだまだ術前の状態には戻っていません。

かがむのも、一旦膝を曲げて徐々にかがむという動作となり、スピード感がなく緩慢な動きとなるようです。
これほど筋力が低下しているとは、想像以上です。
もちろん、個人によって、年齢によって違うようですが・・・・・。

医者からは、日常生活を続けることがリハビリで、無理をしてはいけませんということを言われています。
しかし、その無理という程度が難しいのです。

今は、歩くことを基本にしていますが、残念ながら体重が増えてきました。
術後、一時は、2,30分も歩けば、足腰が重く、痛く、動けなかったのですが、最近は、1時間近くも歩くことが出来ます。
万歩計では、1分あたり90歩も歩けば良い方だったのですが、最近は110歩/分 近く歩くことが出来るようになりました。


  今年の作品から              

 
      昨年 訪れた”竹田城址” F6号             

体重が増え、身体が重く感じ、身体をまだ十分動かすことが出来ませんが、手術前のあの足がしびれや痛みに比べれば、今の痛みはそれほど苦になるものではありません。
でも、病気になる前の状態には、ヒヨットすれば完全にもとには戻らないかもしれないと、最近思うようになりました。

背骨に6本のチタン合金が打ち込められていることから、これからの寒さなどで、腰の痛みは断続的に起こるものと覚悟をしなくてはならないようです。

今、やることは、これ以上体重を増やさないことで、ストレッチなどの運動等が必要なようです。
来月早々に、主治医の予約診察がありますので、その時に、ジムなどに行っても良いかどうか、行った場合の運動の範囲などの承認と確認をしたいと思います。


手術後のリハビリテーション・・・⑤・・・・

2014年08月07日 10時20分53秒 | 腰部背柱管狭窄症について

何をもって完治というのか、中々難しいようです。
術前の痛み等が無くなれば、それをもって完治というのか、後遺症などがなく、術前と同じ生活、行動出来れば、完治したというのか、それぞれその人の判断によるところが多いのではないでしょうか?

僕の場合は、術前と同様の生活・行動が出来て、初めて完治したと思いたいのですが・・・・
現状では、まだ完治とは中々言えません。

去る5日、予約診察を受けてきました。
レントゲン(4方向)と問診です。

レントゲンの結果は、問題はないようです。
つまり、前回(6月10日)のレントゲンと比べ位置ずれなどもなく、ほぼ骨とスクリュウネジと密着していると医者は判断したようです。

ただ、前回も述べたように、20~30分も歩けば、足腰が重たくなり鈍痛が走り、歩けません。
少し、休めば、また歩けるのですが、歩幅もせまく、スピードも遅く、普通に歩けるとは言えません。

 最近の作品から    
    ”清荒神さん”   水彩画 F8号   

 

座って、立ち上がる時、腰が重く立ちあがるのには、支えが必要です。
特に、朝 起きた時に立ちあがるのに一苦労します。
靴下や下着、ズボンを穿くのにも椅子に座ってしなくてはなりません。
洗顔するにも、腰を十分にかがめません。

そこで、前回に書いたように、これら一連の問題点は、手術前の症状残存なのか、それとも術後の血種による下肢麻痺か、または神経除圧操作に伴う一時的な下肢筋力の低下か、医師に聞いてみました。


  最近の作品から    
      ”伊根の舟屋”   水彩画 F8号       


「考えられる一番の問題は、筋力の低下でしょう、なお血種による麻痺もまだ幾分か残っており、それは徐々に解消するものと思われます」 とのことでした。
「以前より(たとえば1カ月前)に比べて、少しでも出来るようになれば、それで回復が進んでいると考え、痛みが増すようであれば、予約なしでも通院してください」 とのことでした。

今出来ていない日常生活の不便さを解消してゆくために、痛みをある程度我慢して、無理をしない範囲で挑戦してゆく以外になさそうです。


手術後のリハビリテーション・・・④・・・・

2014年07月15日 14時53分02秒 | 腰部背柱管狭窄症について

明日(7月16日)は、手術後3ヶ月目となります。
歩行器から杖を頼りに、自分の足で歩くことが、いかに大変であったか、そして大事なことであるのか思い知らされた日々でした。

僕の場合、医師からは、リハビリテーションとは普通の生活をするようにすれば良い、なにも特別のことをする必要はない、但し、無理をしないように・・・ということでした。
この普通の生活とは、僕自身の病気に罹る前の生活であり、一般的ではありません。

でも、未だに普通の生活は出来ていません。
まず、歩くことから始めて、その距離と時間を徐々に伸ばしていくようにしました。
が、現在は、20~30分も歩けば、足腰がだるく、そして重くのしかかるようになり、足が動きません。
少し休めれば、再び歩くことが出来るのですが、その繰り返しとなります。

今の間欠跛行は、手術前の症状残存なのか、それとも術後の血腫による下肢麻痺なのか、神経除圧操作に伴う一時的な下肢筋力低下なのか、素人判断では、今の段階では分かりませんが、次回の主治医の予約検診が8月5日にあり、その時点で医師の判断を仰ぎたいと思います。

医師によれば、一応3ヶ月が目安で、コルセットも外すことが出来、普通の生活が出来る第1段階と聞かされています。
人それぞれ違いますので、一概に言えませんが、僕の場合少し遅れているのかも知れません。

筋力が落ちて、足腰が弱っているのは確かであり、気長にリハビリをしてゆかなくてはならないようです。
患部の疼痛や違和感は、しばらくは続くと思います。
半年なのか、1年なのか、それとも一生それと付き合ってゆかなくてはならないかも知れません。


今年の初めから、この病気と付き合っていく中で、リハビリ以外の時間はたっぷりあります。
今年の作品から   -- 花 --

 
   
     青い花瓶   F6                     花かご    F6    

  
      チュウリップ     F6    

   
    網かご      F6                        シクラメン    F6     


手術後のリハビリテーション・・・③・・・

2014年06月14日 09時16分36秒 | 腰部背柱管狭窄症について

来る16日で、手術後2か月になります。
やっと杖なしで、自分の足で歩けるようになってから3週間ほど経ちました。
が、まだ間欠跛行(かんけつはこう)といって、歩行する時の負荷によって下肢が次第に疼痛やシビレを感じ、一時休憩することによって症状が低減され、再び歩行出来るというものです。

この時の歩行は、肩の上下運動、体幹の左右 前後に振れ、下肢の運びが歩幅や速さなど、歩行が異常であると判断されることだそうです。

もちろん、何をもって、正常な歩行であるかという定義は難しく、その時の体調や履物、それにその人の癖などで、判定は難しいのですが、今までと違うと自分が感じれば、それが異常ではないでしょうか?
今の僕の歩行は、今までと違う足の運びで、この歩き方についてもリハビリしてゆかなくてはならないようです。

 

去る10日に、2回目の予約診断を受けました。
レントゲン、血液検査などを行い、医師の問診を受けます。
結論から言えば、順調に回復しているようです。
一番心配なことは、感染症、後遺症の発生ですが、どうやらその心配もなさそうでした。

 

さて、前回に再手術の話も出たということ書きました。

手術後、血腫による下肢麻痺の疑いが出たことです。
左足首から指の先までシビレが生じ、一時、左足首が上に反らすことが出来なくなりました。
術後、血腫による下肢麻痺であれば、緊急手術をしなくてはならないと言われていました。

このシビレが出たのが、手術後3日目から時々出ていたのですが、本格的に痛さが出てきたのは、術後5日目でした。
体温も術後から継続して37度前後の微熱が続いていました。

医師から再手術 必要なしと言われたのが、術後13日目でした。
その間、左足首の動きが徐々に動き出し、シビレも徐々に解消しました。
その間、再手術をしなくてはならないかもしれないという不安感で、毎日 祈るような気持ちでした。
医師から、この調子なら再手術の必要はないな・・・・と言われた時は、悪夢から覚めたようでした。

 

その左足首のシビレは、退院後1カ月経った今でも、若干残っています。
手術同意書には、神経除圧操作に伴う一時的な下肢筋力低下、疼痛、シビレ等出現することがあるとし、経過予想及び考えられる後遺症として症状残存の可能性としてシビレ等残ることが多いと書いてあります。

手術前の痛みに比べれば、今の状態を良しとしなくてはなりません。


手術後のリハビリテーション ・・・②・・・

2014年06月03日 16時14分52秒 | 腰部背柱管狭窄症について

リハビリテーションは、治療に伴う合併症を予防し、後遺症を最小限に抑えて、スムーズに手術後の回復を図ることです。
つまり、一口に言えば、日常の生活に支障がないようにすることですが、もちろん手術の種類によってリハビリの内容が違うのは当たり前のことです。

肺がんなどの手術では、手術前から、痰を出す訓練をしているようです。
もちろん、術後も自分で痰を出せるようにするのが、重要なリハビリだそうです。

胃がんなどでは、よく噛んで食べることがリハビリの基本だとか。
間食をいつ、何を、どれくらい食べるのを考えることが、回復への近道だそうです。

僕の場合、背中を10Cm切り開いて、椎間板を取り除き(除圧)、チタン合金で腰椎を固定するような手術でのリハビリの基本は歩くことです。
もちろん、手術後、すぐには歩くどころか、這うことも、すぐには動くことさえ出来ないのです。

 

手術自体は、全身麻酔のため、まったくわかりませんが、看護師さんから、「手術が終わりましたよ」
と声をかけられ、無意識の中で、徐々に気がつきだすと、傷口の痛さなのか、どこの痛さなのかわからないが、身体中が痛く、その痛さと同時に身体が抑えつけられるように圧迫される自由が利かない苦しさで、「痛い・・・」「なんとかしてくれ(といったかどうかわかりませんが、そのような感じだったように思います)」叫んでいたようで、頭の中が真っ白で、あまりの痛さに唸っていたようです。

喉の渇きも、胃が動いていない間は、水も飲まれず、足には、血栓予防のために両足に付いた機械が足を抑えつけます。

そのうち、座薬などで痛みを抑え、水を一口飲んだ時には、やっとひと心地が付きました。

 

手術のあくる日の朝には、ベッドを起こして朝食をとります。
これを食べることによって、点滴が外されます。
が、ドレーンや尿管は付いたままで、身体は寝返りどころか身体をずらしたり動かせたり出来ません。

 

術後2日目からドレーンや尿管も取れ、コルセットを着けて歩行器でトイレに行くことも出来るようになり、昼からは、初めてのリハビリが開始されます。
但し、トイレに行くにしてもリハビリテーション場に行くにしても、看護師さんが付き添います。

病院内でのリハビリテーション場には、多くの器具が揃い、沢山の患者さんが理学療法士さんやリハビリ専門医の指導のもと熱心に取り組んでいました。

まだ、歩行器に頼りきって、歩けない僕のようなものは、ベッドの上に寝転んで、滑車でつられた4Kgほどの重りを片足づつ上げ下げして、まず足の筋力の衰えを解消することから始まりました。

歩行器から杖にかわり、一人で歩けた時は、ホッとしました。
しかし、それも順調に推移したわけではありません。
一時は、再手術ともいわれましたが、それは次回に・・・・・


手術後のリハビリテーション・・①・・・

2014年05月26日 15時41分56秒 | 腰部背柱管狭窄症について

手術後1カ月と10日が経ちました。
そして、退院して20日あまり・・・・

術前の右足のシビレと痛みは、ほとんどなくなったのですが、術後、左足首のシビレと左大腿部の痛みは、徐々に解消されたものの、それでも若干残っています。
この痛みやシビレは、平常の生活には影響はないのですが、寒さなどでは時々出てくるようです。

しかし、元々の痛みやシビレは、解消されたといっても、手術での痛みやそれによる身体の機能が以前のように動きません。
すべての手術後における問題を解消するためには、術後のリハビリが非常に重要となるようです。

退院して10日あまり経った今は、やっと杖なしで外を歩けるようになりましたが、それも20~30分もすれば、足がダル痛くて休憩しなくてはならない状態です。
つまり、退院してからのリハビリというのは、歩行練習の積み重ねで、これが今後の再発を防止するためにもなり、早く通常の生活が出来るようになる近道だそうです。

          
  病院内リハビリ室での歩行練習・・・・  杖での歩行の前は、上記の歩行器で、病院内を歩行

現在は、重いものは持てず、身体を捻じったり、かがんだり出来ません。
これの解消に2,3ヶ月かかるといわれています。

入院中、同じような手術をした人でも、回復の程度はまちまちで、僕は3週間で退院出来ましたが、4週間経っても退院出来ず、リハビリの専門病院に行く人もおられました。

もちろん再手術の人もおられ、その人曰く、この病院で無期懲役を宣言されたようだと苦笑されていました。

かくいう僕も、あと何カ月、何年か経って再手術しなくてはならないかも知れません。
そのようなことのないようにするためにも、地道なリハビリが必要なのだそうです。

医学的なリハビリでは、障害の回復が重要ですが、予防的なアプローチも大事なのです。
開腹手術では、合併症の発生を未然に防ぐこと、術後の筋力低下を防ぎ早期自立を図ることがリハビリの重要課題です。