徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

BRICsの台頭とNEXT11とは・・・

2007年02月18日 09時17分33秒 | 独り言・社会・ニュース

最近、新聞等でBRICsが将来的にG6をしのぐ経済勢力になる等と報じています。
今後、経済の急成長が予想され、世界から注目を浴びているのが、ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国の頭文字をとって、これらの国の呼称です。

2004年の実質GDP成長率は、中国の10.1%を筆頭に、インドが8.5%、ロシアが7.1%、ブラジルが4.9%となっており、日本が2.7%、ドイツが1.6%であったことを考えれば、突出した成長率の高さであることが分かります。

  

これらの国々の特徴は、国土が広大であること労働力となる人口が多いこと天然資源に恵まれていることなどが挙げられます。
そして、今後40年以内には、BRICsの経済はG6(アメリカ、日本、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス)よりも巨大になると予測されています。

又、2005年にアメリカの投資会社が発表した投資家向け経済予測の中で、ポストBRICsとして期待される急成長の予備軍としたのが「NEXT11」と呼ばれる国々です。
これらの国々とは、イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、パングラデッシュ、フイリッピン、ベトナム、メキシコの11カ国です。

しかし、これらの国々の成長期待要因は様々だが、政治的な不安要素を抱える国も多く、それが安定成長を阻害するリスクとなる恐れがあります。

どちらにしても、日本の現状と将来の予想を考えると一抹の不安があります。
一番の不安要素は、出生率の低下による経済効果の失速が懸念されますが、この中で生き残りには、より高い技術立国を目指す必要があるのではないでしょうか。