始めに、ドル円相場を中心とした、今日これまでの為替市場概況です。
取引日付が11月9日に切り替わる、今日の日本時間午前7時時点のドル円相場は、
先週末の終値となる89.95円水準から、僅かにドル高水準となる90.00円で寄り付いた後、一時、安値となる89.70円水準まで下落しましたが、その後反転上昇して90.22円近辺の前場高値を付けました。後場に入ると上値が重い展開となり、本日寄り付き水準となる90.00円辺りで後場を引けました。
その後、日本時間17:00現在までの間、様子眺めを基本に、ドル円は90円台前半でもみ合っています。
◇変動の背景要因を考察
G20明けとなった本日は、他のドルストレート通貨がドル売りを延ばす展開となり、ユーロやポンドを買う対円クロスの影響が東京時間のドル円相場を上昇を支援する形となりました。
欧州時間の序盤に入ると、、ユーロドル、ポンドドルはドル売りを進める展開となる一方で、こうしたドル売り圧力が東京時間よりは強まった結果、ドル円相場はクロス円からの円売り圧力と均衡する展開となっています。
東京時間17:00現在、ユーロドルは、1.4980水準まで上昇後、1.49中盤まで戻す展開とる一方、ポンドドルは1.6800に迫る上昇をした後は、一服感があるものの反落は限定的です。ユーロポンド相場が下値をうかがう展開を見せており、下値を割れるようだと、ポンド上昇、ユーロ下落という展開も一時的にはありそうです。
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