外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

昨日のMTG

2007-11-09 18:50:55 | ☆外国為替を読む

昨日は久しぶりに昔のメンバーに会ってきました。
浅野の場合、会社と自宅を往復するのが精一杯の生活で、外食はどちらかの土地で・・・という場合が殆どですが、久しぶりに麻布の方で集合しました。

それにしても、やっぱり麻布はおしゃれなところですね。

ところで、集まったメンバーの中にFX系が2人おり、話題は某会社の破産と夜逃げで持ちきりとなり、FX業界の話が中心でした。本当にざっくり下に刺さる相場展開をした場合、第3、第4の可能性は否定できません。FXはあくまで外国為替取引であり、法律改正があったように、まさしく金融商品そのものです。全てのお金は理由があって入金され、保全され、証拠金が増減しています。顧客の利便性に応じて、無理やり捻じ曲げられた金融類似商品は、この法改正により名実ともに金融商品化すべきとの、叱咤激励を受けてきました。

さて、お伝えするに値する情報は今回特にありませんでした。

ただ、このところ金融情報について、内容が専門的に偏りすぎている点や、それを咀嚼して伝える金融知識がある記者の不在が話題となりました。
例えば、
最近よく耳にするソブリン系って何のこと?という話題に、皆「さあ・・・」、「だよね。」となってしまう有様。「これじゃあ、ファンドか何かの名前に聞こえるよね。」「モデル系とがマクロ系みたいに??まさかあ~。」「まじめに、この間なんてソブリン系が狭いレンジトレーディングを・・・みたいな文章まであったような。」「・・・」ってな感じです。

そういえば、このところ債券が買われ利回りが低下している事実があります。ドル売りも小康状態となり、リスク投資にも資金が流れ込んでいるというような記事が、どこかに掲載されていた記憶があります。事実なら驚きを隠さずにはいられませんが、株式の下落や為替での乱高下リスクを回避するために戻ってきた資金が債券市場へ流れ込み、債券が買われているという解釈の方が、しっくりするのですが。それとも、先のソブリン債を組み込んだ投信やファンドの設定が相次ぎ、ヘッジで債券が買われている可能性もあり得ますが・・・、中身が株式から債券へシフトしだしている事実こそリスク回避行動そのものに見えます。

先ほど、ドル円は111円台を覗きに行きました。クロス円も連動して下げています。
昨日の欧州メジャーの政策金利はBOE,ECB共に据え置きました。ただ、内容がECBは利上げ派の存在、BOEは利下げ派の存在が明らかとなっています。
ドル売り以外で考えられるのは、買うならユーロ、売るならポンドと言うことになります。ポンド円は売り、ユーロドルは買いというイメージでしょうか。

では、よい週末をお過ごしください。



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