■本日7月05日午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。
明確な方向感もなく、基本的に揉み合いを継続しています。調整気味にドルを買い戻す動きとなった先週末引け際の流れを受けて、序盤はドル買いが先行したものの、その後は寄付きへと値を戻す展開です。
■今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。
ポンドの地合いは決して良いとは言えませんが、ユーロ懸念に加えてドル懸念がちらつき始める中、先週には、一部矢面に立たされている格付け機関から、イギリスの財務基盤は引き続き非常に強いとのコメントが発せられるなど、円同様に逃避先通貨として選択されやすい地合いに見えます。
日足で基本位置を確認すると、1日はサポートとなる1.4850(1.4650は間違いです、お詫びして訂正いたします)付近の一目の雲上限に触ったあと大きく反発しており、下値の確認は終わった観があります。一方、上値は遅行スパンの上に当時の雲の下限が1.5260付近にかぶさっており、レジスタンスになっているようです。
4時間足では、比較的きれいな上昇トレンドを描いていることから、基本的にはこの推移を継続すると想定してみましょう。
先月10日以降、雲の上に出た相場は、雲を最後のサポートとして、途中幾度か基準線までの押しを繰り返していることから、本日でいえば、1.5052付近の基準線手前の例えば1.5060付近でポンドを買い、雲を割って24日から25日にかけての高値となる1.5000を下回るようなら一旦はストップです。上値は4時間足のレジスタンスラインが効いており1.5300手前では一旦上値が重くなると想定します。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画番組「FXフラッシュ1400」で視聴できます。最上段の右端にある「ForexTV.jp」バナーでサイトの動画ニュースページへ行き、動画プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。動画では画像を織り交ぜて分かりやすく解説しています。
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■本日6月30日、午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。
月末要因も手伝って、積極的な動きもなく、昨日の下落を調整する揉み合い相場となっています。ただ、市場のリスク警戒感は根強いことから、各主要通貨共に下落相場へのリスクは緩んでいない模様です。
■今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。
ユーロドルが戻し相場を一時強めたことで、思いがけなく1.51台に乗せた相場ですが、ポンド買いの圧力の多くは、ユーロポンド相場から来るとの想定は何度か繰り返しています。ユーロドルが反落したことで、ポンドドル相場の上昇にもそろそろ限界感が漂い始めました。
28日の引け際に高値の1.5130付近を付けて以降は、1.5000付近をサポートとしてペナント状に収束しています。もし、1.5000を下に抜けた場合、当初のように1.5000が強いレジスタンスとなる可能性が高くなりそうです。時間足の雲の上限となる1.50台後半に戻すか、1.5000を割れるタイミングでポンドを売ります。
ストップはそれぞれ100ポイント程度のビハインドで構え、下値は、目先が1.4900付近で、割れれば1.4800、次が1.4700とほぼ100ポイント刻みでターゲットが見えます。各ブレークポイントでは、売り増すイメージも有効に見えます。
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■本日6月28日午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。
市場は、“G20からは相場に影響する決定が特に無かった” と判断したのが、先週終値のドル安水準を維持したまま揉み合っています。利益確定の戻しも見られないことから、ユーロやポンドのロングは限定的とも推測できます。
■今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。
週末に一時下落した安値は、1.48半ばで下値を抑えられ、日足の雲の上限と転換線、遅行スパンにおける基準線を確認する結果になりました。その後、強く反転上昇した相場は、しっかりした陽線で引けています。
重かった1.5000水準を上に抜けた以上、今度はサポートとなる可能性は高いものの、一気に大台を変えて上昇するようにも見えません。押し目買いを意識し、1.49台の、たとえば50付近でポンドを買い、金曜日の安値水準となる、1.4850を割れるようなら一旦はストップです。上値目標は時間が掛りながらも、1.5300付近を想定します。
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こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
いつもの山中さんに代わり、浅野のコメントをお伝えします。
すでに一度下落を試す展開となったポンドドル相場ですが、よく見るとやはり下落にも自信がありません。放送時間のタイミングでは、良い利食いとなった印象ですが、臆病風に吹かれた浅野のレポートです。
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日によってセンチメントが異なって見えるポンドドルについて、戦略的な分析を一旦控え、現状を冷静に見てみました。
もちろん、足の期間によって色が変わってみえますが、日足で占います。
一目均衡表で考えると僅かでも雲の上に出ていることや、転換線と基準線の位置、あるいは遅行スパンとその他の位置関係は、完全に上昇を示唆しており、あとはこれらの各線が雲の上に出れば完全性を増します。
一方、上値が重い理由は、移動平均線で確認できます。今年に入ってこれまで、レジスタンスになっている65日線に差しかかっており、これまでのサイクルで行けば、今後は下落を示唆します。以下の短い平均線は近くに接近済みであり、今後どちらかに離れる可能性がありそうです。
また、オシレーターでいえば、ストキャスティクスも、上値が重いことを暗示しています。買われ過ぎの領域にいることがそのまま下落を暗示するわけではありませんが、これまでの3回のサイクルでいえば、買われ過ぎの領域で概ね戻り高値となっています。
厳しい水準にわざわざ飛び込まなくても、もっと明確なポイントは必ずやってきますので、一旦スクエアになった方が良いと思われます。
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今日はプレーヤーをリンクします。
PM外国為替テクニカル分析 6月25日 金曜日
■本日6月25日午前の東京外国為替市場の動きを、午後1時現在の取引水準をご覧頂きながら、お伝えします。
概ね米国市場が引けた水準で、もみ合っているところですが、ユーロの弱さがやや目立つ展開です。ポンドと円はそれぞれドルの上値が重い模様です。
■今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。
結局昨日は1.4900と1.5000の揉み合いとなりました。想定通り1.5000の重さを確認したものの、下値も堅くなりつつあります。
時間足で見た場合、ダブルトップを作り、一時はネックラインを割り込んだものの、一目の雲に支えられてブレークダウンには至っていません。今日もユーロポンド相場次第だと思いますが、昨日の高値をレジスタンスに(番組ではサポートとアナウンスしていますが、訂正してお詫びいたします)もう一度、下落を想定してみます。
雲のいちばん高い水準となる1.4960付近でポンドを売り、高値を更新して1.5020を越えるようなら一旦はストップです。下値は時間によって変わってきますが、ダブルトップを信じれば、1.48半ばあたりが目標となりそうです。週末にはG20 のイベントリスクがあり、積極的な取組みは回避したいところです。
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本日はYouTubeの動画を掲載します。
FXフラッシュ1400 6月25日 金曜日
こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
数日前まで買い戻しが優勢だったユーロの上値が重くなりつつある一方で、ポンドは上値を拡大しています。
対ドル相場の動きが正反対ということは、ポンド高ユーロ安ですから当然ユーロポンド相場は下落します。このまま正反対の動きを継続するとは考えにくいところですが、少しポンドを焦点に妄想してみました。
想定通り、ポンドドルの1.5000はかなり重たい模様で、1.5010を付けた後は揉み合っています。ユーロドルと一緒に上昇するステージであれば、たとえユーロポンドが下落しても、ユーロドル以上にポンドドルが上昇すれば良いことなので上値を期待できますが、それも少し危うくなってきたイメージです。
中国の金融政策委員会から興味深い声明がニュースになりました。
ユーロが変動しなければ、本年度中に人民元は対ドルで3%上昇するのだそうです。換言すればユーロが下落すれば、人民元の対ドル相場は変わらない・・・ということです。
先のユーロポンドのお話にあるように、もしユーロの下落が強ければ、人民元の対ドル相場が元安に推移しても、実質的には切り上げを主張できる仕組みです。バスケットですから当然ではありますが、実はもうひとつ、通貨の切り上げはインフレを抑制するというコメントも、ニュースは伝えていました。
つまり、通貨が強くなると、同じものを買うのに少しの出費で済んでしまうため、物価が下落するということでしょう。いわゆる円高メリットと同じ現象です。同様にユーロ圏を隣に持つイギリスの場合でも、ユーロ安が対ポンドで進めばインフレを抑制する効果が期待できないか・・・ということです。VAT引き上げ前の駆け込み需要などがインフレを加速させる可能性がある一方で、このままユーロポンド相場が下落すれば、ユーロ圏との交易が高いとされるイギリスのインフレは、かなり抑制されるかもしれません。
現に、ユーロポンド相場は戻り下値を更新したことで、もう一段の下落の目も大きくなりました。妄想ということで大胆に言い切ってしまえば、ポンドの利上げは無く、ポンドドルの上昇も無い、ということに落ち着きました。
あくまでユーロドルが下落を継続する限り、という前提ですが、ポンドの買い戦略はいったんキャンセルとし、ユーロドルの動きを見てみたいと思います。
---------おしらせ-----------
来週の6月28日から、ForexTVジャパンの携帯サイトが正式にOPENします。動画はもちろん、為替のデータなども、掲載する予定で、追々いろいろなデータが取れる携帯サイトを目指して行く予定です。がんばって運用しますので、応援をよろしくお願いします。
■本日6月24日、午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。
ポンドの独歩高が継続し、中期トレンドを占う1.5000を試しに向かっています。ユーロは地合いの悪さに変化はないものの、ドル売りのヘッジが入っている模様で、底堅い展開です。ドル円は安値圏で揉み合っており、欧州通貨の動き次第では、円高を狙っている印象です。
■今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。
先日は1.5000の重さを活用したポンド売りアイデアは、良い結果となりましたが、その後の展開を見る限り、相場は明らかに上を見ている印象です。
先日の予算発表時には、インフレを指摘するコメントもあり、期間は限定的ながら増税前に何らかのアクションが想定され始めているのかもしれません。
1.5000を試すとしても急上昇するようなブレークアウトは期待できないほど、上値が重い水準であり、押し目を拾う方が有利に見えます。限がよい1.4900付近でポンドを買い、1.4850を割れるようなら一旦はストップです。1.4880付近の雲の上限で下値を支えられるようなら、上昇の可能性が高まります。
上値は、当初のレジスタンスラインがさしかかる1.5400付近が目先の目標となり、4月の上値を抜けるかどうかが次のカギとなる展開を予想します。
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■本日6月21日、午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。
先週末に中国が発表した、為替政策に対する柔軟姿勢の強化声明が影響して、各通貨供にドル安へギャップして寄付いています。ただ、パニック的なドル売りには至っておらず、早い時間にギャップを埋める動きとなって以降は、冷静な動きに留まっています。
■今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。
戻し相場が順調に伸び、以前に目標として想定した1.6870付近に到達しました。日足の一目均衡表は、今月下旬以降、暫く雲の上限が1.4870付近で水平に推移することになり、その上下どちらかにいられるかで、その後のトレンドが決ってくる印象です。
ただ、以前にも説明した通り、1.5000は心理的にもチャート的にも重要なポイントであり、一気に上に抜けるとは考えにくいところです。1.5000を試しながら、一度は雲の中へと入り込み、下限を試す様な動きは想定の範囲です。
1.4900から50の間をポンドの売り場と想定し、1.5020を越えるようなら一旦はストップです。戻りの下落相場が雲を割り込む場合、タイミング次第で下値が変わってきますが、1.4700付近は目先の目標になりそうです。
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ForexTVジャパンの携帯サイトが、来週6月28日から始まります。動画はもちろん、36通貨ペアの気配値やOHLC、一目均衡表を配した簡易チャートなど、為替情報も搭載予定です。来週からQRバーコードやURLをブログでも掲載いたしますので、どうぞご期待ください。
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株式市場が米国市場の流れを受けて上昇を継続する中、為替市場は利食いとも見える調整の売り戻しが先行しています。著名投資家がユーロの景気後退は不可避との見解を載せたニュースもありましたが、今のところ相場は無反応です。
■今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。
ECB筋の発言で台頭した利上げ期待も、昨日発表された物価指数の停滞で冷やされた格好です。昨日はドルが全面的に売られ、その影響がポンドドルにも及びましたが、上値目標も近くなりつつあります。
今のところ反応は限定的ですが、ロシアの中銀筋からは、豪ドルや加ドルの外貨準備比率を引き上げるとの報道があり、対ポンド相場で再びポンド売りが強まれば、上値は一層重くなると推測します。

1.4800から1.5000の水準は過去にも重要なチャートポイントで、今後も上値は重いでしょう。本日で1.5000付近に差しかかっている長期レジスタンスラインや、一目均衡表の雲も上値を圧迫する要因です。今月下旬から水平推移する雲の上限を基準に、1.48台後半でポンドを売ります。
1.5000を越えるようなら一旦はストップとし、下値は基準線の手前となる1.46半ばを想定します。
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ドル円相場は力強く上昇した昨日の米株市場を受ける形で、やっとドル買いを進めました。一方、他の主要通貨は高値圏で揉み合っており、欧州の出方を待っている模様です。
■今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。

ユーロに連れて上昇しているポンドドルですが、4月末から始まった中期下落トレンドのレジスタンスを上回って軽いブレークが発生しました。ただ、ここから先にはご覧の通り過去に幾度も下値を支えた1.4800のレジスタンスがあり、かなり重くなってゆくでしょう。
1月から発生した長期下落トレンドのレジスタンスラインは今後、日足の雲と重なりながら強い上値抵抗となるはずで、1.47台後半は絶好の売り場に見えます。今月下旬から水平移動する雲の上限水準の、1.4900を上回るようならトレンド転換と考え、ドテンも視野にストップとします。下値は1.4400を想定し、暫くレンジ相場に突入することも視野に入れたいところです。
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