今日のテクニカル分析は、ポンドドル相場をみてゆきましょう。

10月13日のボトムから上昇基調にあるポンドドル相場は、時折深い調整を挟みながら、再度上値のチャートポイントなる、1.6750辺りを試しに上昇しています。
11月9日の高値1.4842水準を一気に上抜ける展開になれば、追随を考慮する必要がありますが、ここから上はかなり重いことが想定されるため、押目買いを考えます。
10月13日、11月3日、そして先週末の安値で結ぶ下値線をサポートに、その手前でポンドを買う戦略で、数時間は1.65後半から1.6600水準に差し掛かっています。
4時間足で見た場合、一目均衡表の雲下限が1.6550水準にあり、ここを下に割り込むようなら一旦はストップ。
上値イメージは、3度目の正直とばかり、11月9日の1.6842抜けを想定します。
◇本日の主要な経済指標発表などイベント予定
19:00 EUR 10月消費者物価指数(コア) 【YoY】
予想 -0.10% (+1.2%) 前回 -0.10%(1.2%)
欧州時間に発表の指標は限定的で、主要なものはご覧の指標です。重要なコア指数はここ一年下落しており、インフレの懸念はまだまだ先に見えます。
22:30 USD 10月小売売上高(コア)【MoM】
予想 1.00%(+0.4%) 前回 -1.50%(+0.5%)
22:30 USD 11月NY連銀製造業指数
予想 30.00 前回 34.60
00:00 USD 9月企業在庫【MoM】
予想 -0.70% 前回 -1.50%
02:15 バーナンキFRB議長発言
03:00 センタンスBOE金融政策委員発言
03:15 フィッシャー・米ダラス地区連銀総裁講演
08:15 コーン米FRB副議長講演
米国時間の発表は、内需景気を見る指標が続きます。
このところ、株高でもドル売り、リスク回避でもドル売りという流れが見え始めており、最終的にドル安が株式市場に好感されるという展開には要注意です。
また、政府金融筋のコメント予定が幾つかあり、概ね弱気発言が想定されます。調整相場に気をつけながら、ドル売りバイアスは暫く継続しそうです。
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