こんばんは、
欧州時間に入って、ポンドが3月12日の押しの最安値を割り込んできました。
結局は前回のブログで、コストが悪い積み増しポジションをスクエアにしたタイミングが戻し高値となりました。1.5720のショートだったので、いまの水準からすれば、もう戻せないようにも思えてしまいます。ただ、このくらい慎重になった方が市場から退場せずに済むのかもしれないですね。
さて、1.5545/50水準まで下値を試しましたが、このところ多くの場合がそうであるように、顕著なブレークアウトになりません。もしかすると仕掛けた筋の利食いもまた余り大きく狙ってこないのが一因かもしれませんが、今度、天井確認で1.56台に乗せるようならポンドを売り増すイメージを持っています。
一目均衡表の遅行スパンの上に広がる雲の下限が1.5612という数字が見えており、ここが戻りの限界となった場合、やはり下落相場が優勢だということになります。
前回、暫く揉み合うと予想したのは、4月下旬の高値から今日はまだ23日目で、3日後にならなければ、基準線の対象となる高値が下りてきません。つまり、今の相場が下値を伸ばすだけでは、基準線の下落も僅かな程度にとどまり、高値が順次外れることで下がり始めて、やっと基準線が大きく動き出すことになります。
積み増しのストップは1.57乗せが安全圏に見えますが、先の遅行スパンが雲の中に戻って引けた時点で、下落は一時的に弱気になることも考え、1.5670あたりに設定したいところです。
1.5820のショートは、今日の最安値1.5550でMAX含み益が270ポイントですから、60%の160ポイントに利益が確保できるようトレールすると1.5660ですから、結局売り増しのストップで全決済ということになります。
冷静に考えると、今日の高値は1.5642付近ですから、そこを超えて上昇する場合、今日の足は強烈な下値スパイクとなり、流れは下落であっても転換線程度の戻しは覚悟する展開もありえるかもしれません。
浅野
こんばんは、
午前のフォローの中で、ポンドの一部が目的達成と述べてしまいましたが、あの時点では全く付いているタイミングではないですね。ユーロドルのチャートを見ながら、良く確かめないで記憶で書いてしまったのが、混同の原因でした。どうも1.27と1.57、1.26と1.56が混ざってしまう今日この頃です、大変失礼しました。
その後、夕方には一押ししたものの、1.5637ではやはり達成とは言えませんね。底堅くもなってきましたので、コストが悪い方は1.5700で一旦手仕舞い、上のショートだけキープでしょうか。1.5750は重いとは思いますが出遅れが響き、ここで入り直してもトータルコストは、あまり良くならず、そもそも1.5720割れのアクションもユーロほどよくないので、積み増しは様子見ですね・・・ベストはこのまま上をあきらめて下落してくれると良いのですが。
それにしても、下落ではストップ以外の追随は余り感じられず、下げ止まったあたりで短期筋が拾うものの、上がりきれないと投げてくる・・・といった繰り返しにも見えます。3月12日の押しが割れるまで、少なくともポンドは底堅いのかもしれません。
浅野
こんばんは、
今日はスカイツリーの開業初日ですね。お天気は残念ですが、久々に景気が良い話でもあり、消費ムードも上がると良いですね。
さて、19日にアップしたシナリオ通り、1.5847を戻り高値に、本日は再度、下値を探る展開です。日足はまだ、雲の上での推移となっていますが、実勢相場は先行スパンで戻しを確認した格好となっています。
5月18日の押し安値となる1.5730を割り込んだ場合、積み増しも視野に入ります。
たとえば、1.5720のストップ売りでショートし、ストップロスは、1.5820と1.5720のアベレージが1.5770ですから、1.5800に乗せるようなら一旦はALLストップです。
本年3月12日に付けた、本年の押し最安値1.5600手前の20付近で半分を利食い、状況を見たいと思います。
この1.5600の水準は、遅行スパンの雲下限となり、一旦は引っ掛かる動きが想定できます。
浅野
昨日の原稿作成時点のチャートを添付します。
結果的にはその後の戻しで、売りの想定水準に達しています。
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3日前の下落のキッカケは、これまでの下値サポートを割り込んだことでブレークアウトを起こしたと見るのは自然ですが、今日はプロスティックスに沿って分析してみます。
2月29日に出来た1.5980前後の上テール(U‐EXT)は、押しのサポートを示唆していましたが、そこを割れたことで下落の目が出ていました。2月から4月中旬の揉み合い水準が下に控えていましたが、1.5810水準のモダル・プラットフォーム(MP)を抜け、さらに昨年末1.5780付近で2本出来た上テール(U‐EXT)を割り込んだたことで、相当な売り圧力を感じます。
1.5810前後10ポイント水準にできたモダル・プラットフォーム(MP)は戻りレジスタンスとなる可能性があり、更には一目の雲下限、遅行スパンの雲上限にも近い水準であることから、1.5820へ戻すようならポンドを売り、雲の上限と概ね同じ水準で、遅行スパンの上値を抑える4月13日のアクティブレンジ下限(AR-)となる1.5880を越えるようなら一旦はストップというイメージです。
3月12日の安値水準となる1.5600付近はいったんの下値目標になりますが、ここを割れるようなら1月12日の本年安値1.5230が次の目標です。ただ、1.5460以下は本年最安値に至るまでに付けた、幾つかの最安値が集まる水準となることから、1.5450では一旦手仕舞った方が良いかもしれません。
相場には過去の価格が記憶として刻まれていると信じています。しかしオシレーターだけの自動売買には価格の記憶がありません。まあ、永遠のテーマではありますが、オシレーターは補助的な効果はあっても、相場として取組めるテクニカルではない側面があるのではないでしょうか。
浅野
次はポンドドルです。
ドル高を想定し全てがドルロングの戦略ばかりですが、すべてに取り組むのは、ドルの持ち高を増やすだけで、ヘッジでも何でもありません。あくまで滑り出しが順調な場合のみ、増やしてゆくイメージです。だって、一気にドル全面安にでも反転すれば、一気にオールアウトですからね。
さて、こちらもバレンタイン・デー安値の1.5640~45あたりは、チャートポイントです。通常であればここを割れると下へ走りそうなのですが、ドル全面高に加えてユーロも全安となりそうな雲行きで、ユーロ売りポンド買いでのポンド買い圧力が下値を堅くしていそうです。
その勢いを借りて、万が一、1.5700付近へ戻すようならポンドを売り、タイトストップになりますが、1.5750では一旦中止というイメージです。1.5720付近は、一目の雲の上限、遅行スパンの雲の上限となっており、ここを超えるようなら今回はギブアップです。
浅野
こんばんは、
どうも動画でリリースするタイミングがなかなかありません。今日もブログで失礼します。
さて、先週までは2週間連続して大幅上昇してきたポンドドルですが、今週に入ってもその勢いが止まりません。
先週後半のEU首脳会合で財政強化策の採決がなされましたが、案の定、イギリスは反対を表明し、27か国中25か国での批准となりました(あと一か国はチェコでした)。
それまでの10連騰で、いつごろから織り込まれていたかは疑問ですが、その後の上昇は、イギリスの大英断(イギリスだけに??)が市場に評価されたという皮肉な材料が要因になっているかもしれません。
添付のチャートは日足ですが、
緑で囲った先週のレンジを一気に上に抜け、1.58台に載せるばかりか、1.59台を伺う展開です。
1.5800は青い丸でも示したように、昨年終盤の揉み合いで上値を抑えた、それなりに強いレジスタンスでした。そこを超えた以上、戻りサポートとなるのは必至でしょう。
そこが割れても、先週レンジの高値や下値、その間の1.5600付近は昨年末の揉み合い下値を支えた水準であり、サポートとなりそうです。
一方、上値は昨日の上値を抑えた1.5900となりますが、この水準は11月を挟んだ大きな揉み合いの下限となっており、ここを上に抜けると、1.5900~1.6100というレンジに入り込みそうです。相当重たいことが予想されますが、同じように相当重いと思われていた、1.5600~1.5700をいとも簡単に抜けてきたことを考えると、よほどのことがない限り、1.5900越えを一度は試しそうな展開です。
イギリスの建築業PMIが前回と予想を下回る51.4という発表がありました。それでも下落反応は極限定的で、今日の足はいまだに陽線となっています。
1.5775あたりまでジリジリ押すような場面では、ポンドを拾ってみたい印象です。
続いてユーロドルです。
浅野
ポンドの上げ足が速いのは意外です。ポジションカバーが先行している状態では、理由も何もあったものではない場合もあり、9連騰目の本日も底堅い展開です。
すっかり一目均衡表の日足雲に入りこんだ相場は、本日も躊躇なく陽線を伸ばしています。
めぼしいレジスタンスといえば、雲の上限である1.5785前後を除くと、遅行スパンの上に控える当時の雲の下限となる1.5734程度しか目先にはありません。
こうなった以上は押し目買いしかできない状況ですが、雲の下限となる1.5620前後でポンドを買い、1.5550割れで一旦はストップというイメージです。今日一気に雲の上限に届くとは思えませんが、1.5780ではポンド売りを置き、1.5830を越えるようなら一旦はストップです。まだ下落トレンドが潜在的に残っているなら、しばらく雲の中での推移を想定します。
さて、ドルのインデックスが79.50水準に差し掛かり、ここを割り込むとドル売りに拍車がかかりそうです。個人的にはこの水準を下限にもう少し揉み合う方が、今後の動きの中で方向性が出そうな印象を持っています。
浅野
ポンドドル
1.55が重いと想定したブログの戦略は、1.55後半を付けた時点で白旗降参でした。
しかし今日の値動きを見る限り、1.5550以下で本日を終われるようなら、7連騰相場も一旦は下値探しになりそうです。
ポンドドルの早い上昇相場が今一つ理解に苦しみますが、これまでは株のFTに支えられてきたのかもしれません。ただ、本夕発表されたBOEの議事録では、景気後退が見込まれるなど、これ以上の株式相場上昇は、逆に下落リスクが増えるだけにも見えてきます。
ポンド相場はユーロが下落する局面ではあまり下落をしなかったことから、需要な水準が同じような価格に集まりつつあります。FOMCを控えてこちらは明らかに様子見であり、明日の終値を見てから再度、検討しようかというイメージです。
ドルのインデックスも、79ミドルの攻防に入りました。今のところ、昨年10月初旬と11月下旬のトップ水準である79.50で、上に折り返しています(ドル買い)が、割り込むようなら暫くはドル安相場を伸ばしそうな展開です。
浅野
こんばんは、
今日もこんな時間になってしまいましたが、ドルの全面安が止まりません。ポンドのイメージは全く合わず、本年初の挑戦は敗北宣言です。
金曜日のダウも底堅かったようで、一時的にしろ、リスク懸念後退からリスク選好への兆しが見えてきたようにも思います。
ただし、コモディティはさほど上昇していないなど動き方に偏りがあり、この相場にはあまり付いて行く気がしません。まあ、ドル高も確かに一方的だったので、反転は致し方ないのかもしれませんね。
それにしてもクロスが慌ただしく動いていますが、クロスを見る限り、ポンドは相対的に弱い動きをしています。なのに、対ドルはポンド高となっており、現在のところ、全ての動きがドル売りで調整されている段階のようです。
つまり、底堅いポンド以上に、各通貨が対ドルでドル安に推移すれば、こうした状況も十分あり得ます。理屈はそうですが・・・全てがスプーフに見えてしまい、要するに、私は“お休み時”ということなのでしょう。
今日は殆ど、相場を見れていませんので逆に何が理由なのか、あまり判りません。ストップという話は少し目にしましたが、全通貨がドル安にストップというのも、あまり説得力がありません。ポンドに限定するなら、1.5600付近に近づいた場合に、もう一度検討してみます。
ユーロは持値付近の1.29後半があり得ればスクエアですね、逆に1.30ミドルを抜けると、1.32を試す展開なのでしょうか??
久しぶりの投稿にしては、お粗末になってしまいました。
では、本日はこの辺で失礼します。
浅野
こんにちは、
朝晩冷え込みますが、日中の快晴は良い気持ちです。
さて、四方山話は置いておいて、昨日急きょお伝えしたポンド戦略ですが、戻りのリミットは一旦キャンセルです。
昨日の日足自体は上下ヒゲを付けた同時線となり、方向感を失った状況です。
これだけで反転上昇と決めつけるのは間違いですが、全体的にこれまでの流れを調整する動きが優勢となりそうです。一概にドルの売り戻しだけにとどまらず、オージーやキーウィなど、ドルが売られた流れの通貨は、逆にドルが買い戻され気味となるイメージです。
下落再開の芽も残っており、ストップ売りのエントリーは継続です。
先ずは、ここまでです。昨日は続編をお伝えできず、スミマセンでした。
浅野