山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

ありがたきかな 弥彦山2012-7

2012-07-04 | 弥彦山の足跡 7・8月
予想通り忙しくなり
遠出が難しくなりました。
ありがたいのは
弥彦山がいつもそこにあることでしょう。
気温が上がっても
半袖で登れる山です。
人間を獲物とする昆虫が少ないから。
皮膚が弱いのですが
この山とは愛称がよいのです。
もうひとつのありがたさは
雨が降っても風が弱いので
傘をさして9合目までは
登れることです。
山登りというより
トレーニングサーキットと
言ったほうがピッタリです。
この時期の花は
地味なものが多いようです。
5合目の前後にいくつか
名札がついていましたが、
疲れているためか
カメラを取り出す気力がありませんでした。
それでも
山頂の奥宮の脇に
ヒルガオ

ホタルブクロ
キキョウ科の多年草

関東は赤紫、関西は白
多いそうです。
新潟から関西は距離があるけど
つながりは深いようです。
場所柄
自然のものか人間が運んだものか
判別できませんが、
登ってきた疲れが
梅雨空の鉛色にもかかわらず
晴れ渡るようでした。
花がひきつける魅力は
生物の本能を揺さぶるものなのでしょう。
下りの9合目から
靄に包まれた佐渡島が
この時期は特に
はっきり見えないことが
嫌いではありません。
1年中同じではつまりませんよね。
帰りに
弥彦娘のパンダ焼きを買いました。

昔は甘いものは食べなかったのですが
嫌いではなかったようです。

今年は
連続した休みが取れないことを
楽しんでみたいと思います。
待ってくれている人がいる。
end


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