母の日は過ぎてしまいましたが、
母のことを少しだけ聞いてください。
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商売をしながら、
山や畑の世話をするというのが
昭和の時代の我が家の日常でした。
その中心だったのが母です。
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朝早くから畑仕事をして
日中は
問屋からの仕入れと
常連のお客さん廻りです。
その合間に、食事の支度をし、
休む暇もない状態でした。
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常連客を招待して
問屋の招待旅行で
日本中に行って来たみたいです。
ときどき
旅行の写真を見せてくれました。
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今は
出かけることも少なくなりましたが
まだ
家の中の仕事はこなしています。
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それでも
さすがに若い頃のようには行かない様で
少しずつ
肩代わりをするようになりました。
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それは
食事の準備と畑の収穫です。
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野菜の料理を紹介するのは
そんな事情があります。
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教わったことは多いのですが、
最近は
母の土俵ですることについて
いまだに教えられています。
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雑草は小さいうちにとれ
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畑を耕し、種まきをして、芽が出ると
雑草との競争が始まります。
雑草のほうが数が多いので
小さいうちにとらないと
植えたものが負けてしまいます。
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動物も植物も、小さいうちは
手厚く保護してやらないと
成長が妨げられるということでしょう。
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生った実を採るほど次の実がつく
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生った実をそのままにしておくと
そこに
栄養が使われてしまうので
新たな実がつきにくくなる
ということだと思います。
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これは
植物の種類によって違うのでしょう。
今
収穫が多いのは、さやえんどうです。
以前はどの畑にもありましたが
最近は
つくっている家は少ないようです。
手間がかかるからでしょうか。
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思いつきの文になってしまいましたが、
お付き合いいただき
ありがとうございました。
母には、まだまだ
長生きしてもらいたいと思っています。
みなさんと
同じように
end
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