山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

飯豊山大日杉登山口~ざんげ坂(1合目)☆地蔵岳

2020-09-05 | ‐‐飯豊:三国岳・地蔵岳

密を避けて出かけるのは

どこがいいか?考えた末に

飯豊山の本山が見たいと思っていたので

まだ暗い長岡を出発し

福島県飯豊町を目指しました。

西会津インターで高速を降りて

ソバで有名な山都町の辺りを走っていると

磐梯山の方向に、一瞬

明けの明星が輝いて見えました。

英語では、モーニングスター(morning star)

前にいつ見たのか思い出せないほど

幸運!?

田んぼのように平らな土地に

ソバが植えられています。

まだ白い花の咲く時期ではないので

地味です。

新潟では枝豆が多く栽培されていますが

さすが、ソバ処の山都町です。

カーナビでは

大日杉小屋まで案内してくれません。

最後の5kmほどは

砂利道を覚悟していましたが

最後まで舗装されていました。

すれ違う車もなく

スムーズに走れました。

朝の6時に大日杉登山口に到着。

先着の車は10台ほど。

予測通り、密ではないようです。

大日杉小屋1階のトイレが使用可能です。

この時は、電気がつかなかったので

真っ暗でした。

携帯ライトがあると安心です。

現在地は

飯豊本山の左側・中津川の上流です。

靴を履き替え

山登りの準備を済ませて

6:30に登山口を出発。

ぬかるみをまたぎ

大日杉の言われをカメラに収め

(暗い中、小さなデジカメのためピンボケです)

深い森に足を入れると

水の流れる音がだんだん小さくなり

久しぶりに

360度の自然を感じることができます。

足元はふかふかで

人工的過ぎる階段はありません。

最初からの急登を覚悟していた割に

20分は足慣らしでした。

そこへ、いきなりの鎖場が出現し

それも数十mの長さがあり

手足を使って登ると

登り切ったところに鉄製の標識があり

1合目・ざんげ坂 の文字。

涼しいうちに高度を稼ごうという

思惑は破綻し

ひと汗かきました。

つづく



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