山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

大平登山口~ブナ林☆米山@新潟百名山№2再び

2022-05-05 | 〇新潟100名山(上越)
雪が残る山頂下までの登山道は
わかり易く、道に迷うことはありません。

最初は杉林の林道ですが

すぐに階段が現れます。その後、
粘土質の足型のようなステップがあり

浮いた木の根をまたぎ歩く平坦な道や

寝曲り竹ほどに横に延びる枝をくぐり

450mのところで
赤い距離標識がありました。

山頂までと登山口までの距離が併記され、
ほぼ一定の間隔で設置されていて
おおよその位置がわかり易いです。
その後も色んなアトラクションがあるのか
と思ったら、ほぼ林の中を、
急登の階段で登っていきます。

新緑の森が爽やかで
足元には山野草が色とりどりでした。
花は最後にまとめてご紹介します。
ただ、階段は段差が大きく、
踏み幅に余裕がないので、下りでは
一歩ごとに膝にくるしんどい道でした。
駐車場から50分で二ノ字に到着です。

正面に米山山頂がドーンと見えます。

腰掛けられる角柱が何本か
横たわっているのを横目に
まだ休まなくても行けそうなので
写真を撮り、先に進みます。
このすぐ先で、

尾根を渡る冷たい風が急に強くなり
ウィンドブレーカーを羽織りました。
その間に、
単独登山者1名に追い越されました。
ここまでに、下りてくる人に
何人かすれ違いましたが、
登っていく人は初めてです。
二ノ字から10分ほどで、711米峰です。

先ほど追い越された単族登山者が
ちょうど休んでました。

南から西の方向が見渡せて
真っ白い火打山が目を惹きました。

残念ながら、白く霞んでいて
カメラではα6400でも
クッキリという訳にはいきません。
ここから道はけっこう下ります。

鞍部まで10分ほど
地図によれば道はほぼ真っすぐで
最後の上りはしんどいことを
覚悟しました。
左の尾根がゆったりとしていて
うらやましいです。

この大平コースでは、
それほど大きくない段差でも
木製の梯子がかかっています。

コース保護のためだと思いますが
時々、梯子を避けて地面を登りました。
梯子はちょっと苦手です。
711米峰から20分で
見事な巨木のブナ林に到着です。

ここは
13年前の記憶が鮮明に蘇りました。
(フィッシュアイにて)

駐車場から1時間25分でした。
つづく


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