山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

地蔵ケルンから小遠見山@小遠見山(標高2007m)

2018-11-10 | ‐‐小遠見山(秋)五竜岳入口
白馬五竜スキー場のゴンドラ
テレキャビンのアルプス平駅に
着いたのが12:40
展望台で写真を撮って
高山植物園に入ったのが1250
地蔵ケルンまで歩いて1305

案内板に表示されていた
地蔵ケルンから小遠見山までは
上り90分・下り60
植物園の下り10分で合計2:40
ゴンドラの下り最終は1630
ギリギリという訳にはいかないので
1600には戻りたいところです。
残された時間は3時間。
初めてで、視界も効かないという
悪い条件もあり
とりあえず
行けるところまで行ってみるか
と前に進むことにしました。
すぐに
先ほど分かれた男性とすれ違います。
これから先の道の情報を交換して
お別れしました。
登山道は整備され
ほとんど階段状になっています。

地蔵ケルンから25分で
見返り坂に到着。

写真の真ん中が地蔵ケルンです。
歩いた実感より遠く下に見えました。

次第に
ガスで何も見えなくなってきましたが
登山道の脇には
ナナカマドの実が多く

紅葉のピークには
美しい赤に染まっていたのでしょう。
空気も
久しぶりに山に来た
なつかしいものに変わりました。
地蔵ケルンより40分で
一ノ背髪 に到着です。

なんで髪なのかなと
不思議に思いながら

時間にせかされ
脚が早いテンポで前に出ます。

名残のナナカマドの紅葉があり
少しうれしくなりました。
ノ背髪に55分で到着です。

予想通り
誰ともすれ違いません。

1時間で
五竜岳への分岐があり

まもなく
小遠見山の山頂が見えました。

ガイドブックには
小遠見山に登り着くと、南側の視界が開け、
鹿島槍ヶ岳が姿を現す。
双耳峰の端麗な山容で知られる鹿島槍ヶ岳も
望む方向によって印象が変わる。
小遠見山付近からは、北面の絶壁がそそり立ち、
人を寄せ付けないような険しい表情を見せる。
絶壁が切れ落ちる深い谷は、カクネ里と呼ばれ、
遠見尾根に登って、初めてその景観を望むことができる。
山岳写真家の間では、北アルプスを撮るビューポイント
として知られている。
とありました。

今回は残念な
360度のガスで
何の展望もありませんが

*

山頂にたどりつけたことが
達成感を満たしました。
写真を撮っていると
雨粒が落ちてきました。
つづく


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