山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

絵はがきと吾妻小富士・七景@吾妻山 日本百名山№25+

2013-09-25 | 25吾妻山(夏・秋)+一切経山
小学校の修学旅行で訪問した
福島県会津地方で
わずかなお小遣いで買ったお土産の中に
絵はがきがありました。
その内の1枚に
修学旅行の行程にはなかったけれど
印象的な場所がありました。
長い時間を越えて
始めて訪問します。
8月に登った
吾妻山の東の端に
それはあります。
深田久弥さんの
日本百名山より
それらの峰がいずれもずんぐりした形で顕著な目印がないので、
遠くからこの山群を望んでどれがどの峰かにわかに識別しがたい
ほどである。そのなかで吾妻小富士が名の通り、一つのまとまりを
見せているが、しかし千七百米しかなく形も小規模なので
これをもって吾妻山の代表にする訳にはいかない。
紅葉の混雑を避けて
ゆっくりと散策したかったので
9月の遅い快晴の日に
出かけることにしました。
出かける早朝の月

その絵はがきにはもう1枚
山を縫うようにくねくねした道が
あったような気がします。

どこの道かおぼえていませんが
こんな感じだったと思います。
車の目的地
浄土平はこの日
まだ余裕の駐車場です。
あたり一面みどりの世界から
映画のシーンのように色彩が変わり
インディージョーンズの世界に
迷い込んだようでした。
この地は
アトラクションが多いので
今回は
吾妻小富士をまとめて
ご報告します。

駐車場から一切経山に向かい

朝早いけれど小さなグループが多く
さすがに名所であります。
一切経山をぐるっと回って
吾妻小富士が見えるところまで
来ました。

小学校の修学旅行で買った絵葉書は
こんな絵でした。
東吾妻山に登ってみれば
一切経山と吾妻小富士が
親子のように見えます。

浄土平への帰り道は
気の早い紅葉のなかに吾妻小富士が
正面に拝めます。

戻って見れば
観光客でいっぱいの
吾妻小富士が
絵葉書になる名所でした。


end


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