山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

山に登らなくても高原の秋満喫@吾妻山 日本百名山№25+

2013-09-27 | 25吾妻山(夏・秋)+一切経山
磐梯吾妻スカイラインの
浄土平から
蓬莱山を反時計回りに歩くコースで
酸ケ平から姥ケ原を散策しましょう。
1周すると90分くらいです。

軽い登りが終わると
樹木が減り平らな湿原が
広がります。


真っ直ぐ進まずに
一切経山に登るコースに曲がり
姥ケ原や鎌沼を見下ろすと
湿原らしい景色が広がります。


至仏山や燧ケ岳から
尾瀬ヶ原を望むと
少し高すぎる気がしますが
ここは歩いている人も見えて
ちょうどいい高さです。
戻って
茶色く色づき始めた水辺から
色の微妙な変化が夏から秋へ

季節の曲がり角にあることを
教えてくれます。
木道を真っ直ぐ進むと
今年はたくさん見た
コバイケイソウの名残とともに
鎌沼が広がります。

黄色く色づいたカエデ越しに
水辺にのんびり戯れる人たちが
見えます。

木道を青空に向かって進み
 
下り坂にさしかかると
右も左も元気のいい黄色が
目に飛び込んできました。
八甲田山の毛無岱の
ミニチュア版のようです。
左から右へカメラをまわすように
写真を撮りました。
 
 
奥の山が東吾妻山です。
穏やかな山容ですが
標高1975mもあります。
さらに進むと
この日一番カラフルな小川が
まだ早い秋の気配を
感じさせてくれました。

道沿いには
ヤマハハコの白

シラタマノキの白

そして
エゾオヤマリンドウの紫が
花を添えていました。

紅葉は
これから見ごろを迎えます。
皆さんどちらへお出かけですか。
end


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