7月から8月にかけて
長野県内の中学生が遠足で登るという
地味だけど有名な山
唐松岳
標高2696m
に登ってきました。
一般的にはその登山道になっている
八方尾根の方が
スキー場の名前として知られ
ご存知の方が多いはずです。
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この日は
晴れの天気予報ではありませんが
花の季節が終わってしまうのが心配で
出かけることにしました。
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白馬三山からの雪解け水を集め
豊富な水が流れる松川に
白馬大橋という大きな橋が架かっていました。
この道は
日本の道百選に選ばれているそうです。
見晴らしいい場所でしたので
車を止めて山を眺めると
あいにくの雲が山頂を覆っていました。
晴れていれば
雄大な景色を楽しむことができるらしいのですが。
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白馬八方尾根スキー場
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/24/3f6b1ef702d96c626245f83dbd1abf91.jpg)
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奥ゆかしくも雲に隠れた
白馬三山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/f2/175f8bcbdbd1c3caf65174ec071e6f13.jpg)
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自宅から3時間かからなかったので
ゴンドラの始発7:30に余裕で到着しました。
ゴンドラの前の駐車場600円
ゴンドラの往復は2900円と
消費増税の関係なのか?
値上がりしています。
時間があったので
すぐ前の狭い道を撮っておきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/48/dc0ec2fe5bf540bfb18c9cdee6e444ba.jpg)
スキー場の町という感じです。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/66/ff69a4c17372adb44e3d231dd528db8c.jpg)
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ゴンドラとリフトを乗り継いで30分
足元には
始めて見るたくさんの種類の花が咲いて
植えてあるのかと思うほどです。
涼しくて心地よい風も
高原に来たことを教えてくれます。
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8時過ぎに
八方池山荘に到着し
見上げると
既に大勢の方が登っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/24/d32e446fc1ae943c76fc23f09ba1d842.jpg)
黒菱からのリフトの方が早く着くようです。
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八方池までは
自然の植物園のように花の中を歩きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a2/fca8fe0d8bce850bb245dd52be32f172.jpg)
雲が多く展望はきかないので
花の写真ばかり撮っていました。
下りの写真の方が見通しがよかったので
織り交ぜながら
この日のようすを紹介します。
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道は木道の所と
土と大きな石の歩きにくい所があります。
(下山時)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/6c/9628c1933b16bb1130bc644c634785ce.jpg)
緑に写っているところには
花がたくさん咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/35/26d06971b6e174c0f72c09e439e2c8da.jpg)
多くの人が行列で進むので
迷うことはありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/90/f978f1cca4bfc1b38dc46c1839e9436d.jpg)
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ケルンがたくさんあって
ちょうど休める場所になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/27/2e1128c10e205d5ea9651713d3be63aa.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/b8/4db3011958c231a23acb6ed7273233d1.jpg)
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花越しの遠見尾根です。
手前の花はオヤマソバだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/bf/74d2220a012f4219e4230c1d0a5c1774.jpg)
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八方池まで1時間もかかりました。
ガイドブックの通りです。
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深田久弥さんの
日本百名山:五竜岳より
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この近づき難い山も、近年多くの人々に、より近く
よりハッキリと、眺められるようになった。
八方尾根に便利なリフトがついたからである。
それがなければ、冬そんな高い所まで
行くことがなかったに違いない花やかな女性が
「あれは何という山?」と連れの青年に訊いているのを、
私は一再ならず耳にした。
いかに山に無関心なスキーヤーも
訊きたださずにはおれないほど、
八方から見た五竜はいかめしい。
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今回は、残念ながら
雲の中に隠れていました。
つづく
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