山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

旭原登山口⇒ブナの門☆大源太山@新潟百名山№21

2022-06-11 | 〇新潟100名山(中越)
旭原登山口から謙信道分岐までは
3回なので、早回しにします。

第一渡渉地点まで10分

今までで一番水量が多いのは
湯沢の春がまだ早いからでしょう。

謙信道分岐までが15分です。

ネットで見つけた地図を
この旅の参考にさせてもらいました。

登山者が少ないため、残雪や踏み跡が薄れて、
登山道がわかりにくく、とても助かりました。
右がシシゴヤの頭に向かう謙信道ですが
今回は大源太山は直進します。
この辺りは残雪があり
道がよくわかりませんが
頭を雪に抑えられ枝のように見える樹木が
前進をさまたげ、1本ずつまたぎ
踏み跡の不明瞭な道を
慎重に進みます。

本当の登山道は
写真左の雪の中なのだと思います。

雪のない登山道にも草が芽吹き
遠くを見ると
道が判別しにくくなっています。
地図にはアルミ梯子とありますが
鉄製はしごでした。

一番下の段は土砂が崩れて埋まっており
その土が軟弱で足がかけにくく
登りにくくなっています。
沢の左岸を登っていくので
登山道は左下がりで歩きにくい上に

時々、木の幹が道をふさぎ
歩くスピードが上がりません。
花がありました。
魚沼の山に多いイワウチワです。

太陽に照らされると
花の色が爽やかで目立ちます。
謙信道分岐から20分で
第二渡渉点です。

川幅が狭い分、水深が深く
水の流れも早いので落ちたら危険です。
こちらの岸から1m以上離れた
真ん中の大きな石は濡れていて
ジャンプして超える気にはなれません。
ロープにつかまり、
右足を向こうの石に乗せて水をまたぎ
ロープを引っ張って
ようやく真ん中の石に上がりました。
真ん中の石から
カメラを片手に下流を撮ってみました。

万一落ちても、次の石のところで
流されるのを止めることはできそうです。
ロープとピンクテープで、この先の
進路はわかり易くなっています。

すぐに登山道は急な斜面を登ることになり

ここから、トラロープ連続区間が
始まります。
弓のように倒木を引っ張るロープに

なんで?
上りではロープを使う必要はありませんが
自然に近い道で足の置き場に困り、
傾斜がきついので
上りも下りもしんどい区間でした。

少し傾斜が緩んでくると

第二渡渉地点から40分で
登山道の両側にブナの大木のある
門のような場所があり

この日、1回目の小休止とします。
通行止め地点から2:10
登山口から1:20
時間の割に疲労が増しています。
余談ですが
最近、手の指の爪が荒れて
同じ場所が欠けるようになりました。
ネットで調べてみたら
保湿機能のあるハンドクリームで
ケアをするといいとあったので
さっそく試しております。
爪も皮膚の一部であると
再認識しました。
つづく