外輪山の縦走ですが
何も見えないのと
強風で帽子を押さえるのと
修行のように
ただ先に進むだけです。
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その中で、足元には健気に
チョウカイフスマが
たくさん咲いていました。
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行者岳2159m
ハシゴがあります。
この日はガスで周りが見えないため
恐怖感半減。
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スピードを上げて七高山を目指します。
すれ違う登山者が出始めました。
縦走路は
さほど狭くはなくて
すれ違いも
譲り合うほどではありません。
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外輪山の北の果てに
本来なら絶景がある
七高山2229mも
雲の中でした。
晴れた早朝には、日本海の方に
影鳥海が見れるそうです。
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小休止後、まだ見えぬ
鳥海山山頂の新山を目指し
大物忌神社へ
雲の中を急降下します。
下りきった辺りに雪の壁。
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御室小屋が見えて
時刻は12時少し前でしたので
昼飯にするのかと思ったら
荷物をデポして新山に向うとのこと。
そのときは気付きませんでしたが
大物忌神社にあった地図によれば
神社左手から上るとあるが
間違えて
右手から上り、その道を帰ってきました。
遅れ気味なので、
ツアーガイドもあわてています。
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30分間大きな岩と格闘しながら
下りの矢印を目印に
右回りに上っていきます。
(逆廻りになりましたから)
両手を使うので
写真を撮る余裕はありません。
かろうじて
オレンジ色のツボミを撮りましたが
何の花かは調査中。
イワウメのつぼみか?
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やっと頂上らしき山影が
雲の中に
うっすらとそびえています。
体内くぐりと呼ばれる
岩のトンネルをくぐって
(本来は下りにのみ使う!)
ようやく山頂へ
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狭い
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カメラを持って上がったけれど
周りの風景だけを撮って
山頂そのものの写真を撮るのを
忘れてしまいました。
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程なく、歓声が上がり
この日初めて、
感激の青空が広がる。
何て劇的な表れ方なんでしょう。
いつも見ているのに
この日は特別なショウのよう。
隣のピークに
久しぶりに見る
黄色のウィンドブレーカーの
黄レンジャーがいます。
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あきらめていた
下界の緑もほんの少しだけ
見えました。
(超・・・拡大)
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物語はまだつづく