浅間山登山口の車坂峠は
標高1973mにあり、
浅間山の外輪山にある
トーミの頭まで高低差327mです。
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表コースで行く登山道は
赤黒い土と針葉樹の林の中です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/5e/39e5207e633c241fbe2d75b8f4c60577.jpg)
笹で覆われた斜面を
いつものように花を探しながら
ゆっくりと登ると
10分ほどで車坂山となり
すぐに下り始めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/e7/8a2a02cbb6b29183a830d320e5a24bdf.jpg)
鞍部は深くはないのですが
下山の最後に上りがあるのは
きびしいなと思いながら
先を見ると
見渡す限りの森で
正面の山は
外輪山の黒斑山でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/0d/4cdbc1a34ca55463a4a53ed759745f15.jpg)
穏やかな山容です。
浅間山の姿は見えず
火山の面影はありません。
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登山口から25分ほど歩き
上りの傾斜が少しきつくなると
展望のよい広場がありました。
振り返ると
大自然に囲まれて
アサマ2000スキー場が目立ちます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/50/93e28345ef149acd55e3b3fc668c403e.jpg)
花の百名山に選ばれた
高峰山から水ノ塔山・籠ノ登山の
広いエリアで緑が誘っています。
今回は日帰りなので
寄り道する訳にも行きませんが
花の他にも
浅間山が近くに見える
楽しめそうなエリアです。
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表コースに花は見えません。
針葉樹の林が深くなり
登山道には
踏み固められた雪が残っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/69/aacf991d9b5791ae926f81959b8a41db.jpg)
帰りは中コースにしましたが
樹木が密集して
地面の温度が上がりにくいため
もっと雪が多くて
滑りやすいので大変でした。
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前に見える外輪山が近くなると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/91/d1ff683db4e49433acbd319a673cafd8.jpg)
その右端に
くびれたように低くなっている所が
ありました。
たぶん
そこに向かって行くのだと
予測したとおり
立ち枯れた樹木が増えてくると
その鞍部の向こうに
黒く浅間山の山頂部が見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/42/2f70de00bf653a292351623615efd7b5.jpg)
左の崖のようなところに
人が立っています。
あそこから見える風景は
すばらしいに違いありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/b7/02f2213c22a48873377d11ff20460e3f.jpg)
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やがて
林の中の避難小屋を過ぎると
むき出しの赤い火山岩が広がる
赤ゾレの頭となり
正面には
大きな浅間山の姿が
足を止めます。
目は釘付け。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/db/83ba3a1213cea2b9bd53da7dbb87069a.jpg)
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トーミの頭に向かう
石がゴロゴロして歩きにくい
急坂を一歩ずつ登り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/db/5fb1804422bb5fb824b81a8725d3059b.jpg)
振り返ると
立ち枯れた樹木の向こうに見える
赤ゾレの頭からの道は
谷川岳の双耳峰を結ぶ道と
同じカーブを描いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/29/3d9068abe3769c4b3462eeaeb100c969.jpg)
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登山口からここまで1時間、
印象的なスポットが多く
楽しめるルートです。
最近は
写真を撮りながら進むので
ほとんど
休憩を取らなくなりました。
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つづく