小学校の修学旅行で訪問した
福島県会津地方で
わずかなお小遣いで買ったお土産の中に
絵はがきがありました。
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その内の1枚に
修学旅行の行程にはなかったけれど
印象的な場所がありました。
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長い時間を越えて
始めて訪問します。
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8月に登った
吾妻山の東の端に
それはあります。
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深田久弥さんの
日本百名山より
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それらの峰がいずれもずんぐりした形で顕著な目印がないので、
遠くからこの山群を望んでどれがどの峰かにわかに識別しがたい
ほどである。そのなかで吾妻小富士が名の通り、一つのまとまりを
見せているが、しかし千七百米しかなく形も小規模なので
これをもって吾妻山の代表にする訳にはいかない。
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紅葉の混雑を避けて
ゆっくりと散策したかったので
9月の遅い快晴の日に
出かけることにしました。
出かける早朝の月
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その絵はがきにはもう1枚
山を縫うようにくねくねした道が
あったような気がします。
どこの道かおぼえていませんが
こんな感じだったと思います。
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車の目的地
浄土平はこの日
まだ余裕の駐車場です。
あたり一面みどりの世界から
映画のシーンのように色彩が変わり
インディージョーンズの世界に
迷い込んだようでした。
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この地は
アトラクションが多いので
今回は
吾妻小富士をまとめて
ご報告します。
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駐車場から一切経山に向かい
朝早いけれど小さなグループが多く
さすがに名所であります。
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一切経山をぐるっと回って
吾妻小富士が見えるところまで
来ました。
小学校の修学旅行で買った絵葉書は
こんな絵でした。
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東吾妻山に登ってみれば
一切経山と吾妻小富士が
親子のように見えます。
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浄土平への帰り道は
気の早い紅葉のなかに吾妻小富士が
正面に拝めます。
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戻って見れば
観光客でいっぱいの
吾妻小富士が
絵葉書になる名所でした。
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end